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関数式を組み立てるAIエンジン

2025-02-24 09:48:01 | テクニカル分析
昨年来、ChatGPTを始めとする新しいAIエンジンの関数式への応用を試みて来ました。これからこれらのエンジンを使おうとする方の参考になれば幸いです。

まず、いわゆるプロンプトの投げ方ですが、自分の考えをきちんとまとめた上で、順を追ってプロンプトを投げることをおすすめします。もちろん、自分の頭の中で考えがまとまっていなければ、AIに投げても頓珍漢な答えが返ってくるだけ。

その上で使い勝手が良いものを順番に:

1.perplexity
 無料で使えるものとしては、今のところこれが最高。

2.リートン
 ちょっとperplexityより落ちますが、まずまず。ChatGPTの十倍速で解決との能書きがあります。

3.Gemini
 何かの要約をさせるようなタスクには役立つ。関数式など科学技術計算分野には弱い。

4.ChatGPT 
 無料版だと、レスポンスも遅く、途中で回答が途切れることもあり、ちょっと使いづらい。リートンもそうですが、何か不具合な回答を指摘しても、同じ回答を返したりする。

5.deepseek
 まだ使いこんでいませんが、perplexityと同等な性能を有する感じです。しかし、perplexityと同じ質問をしたら異なる答えが帰ってきて、それを検証したらperplexityが正しかったので、やはりperplexityが最優秀。

全般的な感想ですが、望む答えが得られるかどうかは、やはりプロンプト次第のところがあります。こちらの頭の中まではAIは推測して呉れません。ということは、あくまでもリードするのは人間の頭脳であってAIではないということです。

例えて言えば、人間同士は恋愛感情をお互いに察することができますが、AIと人間の関係では、恋愛関係に陥ることは考えられません。このあたりがAIエンジンの限界かと思います。

以上、ご参考までに。
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