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ドテン売りの日(レーザーテック)

2024-12-30 16:36:25 | レーザーテック研究
12月30日(月)のレーザーテック研究です。

 かつては市場で「勇姿」を誇ったレーザーテックですが、大納会も冴えない形で終了しました。

前日、異例とも言える形でMAX値を点灯させておりました。終値は15250円。この終値を場が始まると同時に45円だけ抜きましたが、すぐに割り込みました。ところが分足を見ると、その直後に再度15300円近くまで買いが入っております。9時10分ぐらい。これは一体何?

このようにMAC値が点灯した翌日に、その時の終値を上回りながらも、そこから転落する様を「ドテン売り」と称しております。スポーツなどでもよくあるフェイントのようなものですね。

場が始まるまでに、色々な条件で指値を入れている方が大勢います。MAX値点灯時の終値を超えたら買い、といった指値が入っていた筈。そのふるい落としをやるための「儀式」のようなものでしょうか。

従って、場が始まっての直後はかなりリスキー。一瞬で雪崩に巻き込まれるようなものです。生死の保証はありません。最低、9時半ごろまで待たないと、その日のトレンドが姿を現しません。しかし、今日のレーザーテックを見ても分かるように、トレンドが現れたところで売買しても、のらりくらりと行ったり来たりで、勝つか負けるかは運次第となります。

もう十分に下げきってはいるのですが、ダラダラと下げ続けており、いわゆる指数値は12月20日の底にして上昇傾向にはあります。しかし、総合指数のMIN値のベースラインは、以前から言っているように11月29日の164450円の終値を付けた日。指数値は11195ポイント、総合指数は0.584でした。

それが12月20日になって総合指数を0.624に上げ、指数値は逆に7905に下げた段階で、本来なら大きく反転する筈ですが、翌23日に245円、その翌日に35円の上げにとどまっております。

しかし、この14800円という終値が、今は底値防衛ラインとしては機能しているようです。

来年早々に、この防衛ラインを下回って回復できないとすると、これは一大事となりそうです。

まあ、このあたりで今年のレーザーテック研究を終了します。

来年の干支は何かは知りませんが、レーザーテックとの相性がいいことを祈りつつ、本年の研究を終了したいと思います。(もう、神頼みしかない!!)

以上です。
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