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休日のバッハ(1.14.12)

2012-01-14 14:41:16 | 休日のバッハ
今日の「休日のバッハ」は、平均率クラヴィーア曲集の第13番嬰ヘ長調のプレリュードを、2人のピアニストによる演奏の違いを聴いて頂きます。

英語で曲名が書かれている方がポリーニ、日本語で書かれている曲がエル=バシャです。

エル=バシャの方が、少しだけですが演奏時間が短くなっております。その分、歯切れ良くこのプレリュードを演奏していますね。より力強いタッチです。

それに比べて、ポリーニの方がよりマイルドで情緒的で深みのある演奏となっております。

私は、どちらかというとポリーニの演奏に惹かれます。それは、この曲の次のフーガを聴くと分かりますが、天国に昇るようなフーガです。

しかし、そのフーガですが、これは以前にもご紹介したスヴャトスラフ・リヒテルの右に出る演奏はないと思っております。ポリーニよりも更にゆったりとしたテンポで流れて行くこのピアノ曲、これに送られてあの世に逝きたいと思うほどです。ついでに、このリヒテルの演奏も追加しました。

と言うわけで、今日は3人のピアニストの演奏の違いというものを、ご自身の耳でご確認下さい。もちろん、それぞれの方々の音楽に対する感性は違っておりますので、上に書いたこととは全く異なる見方をされる方が大勢いらっしゃると思いますが、音楽の楽しみの1つとして、こうした演奏スタイルの違いを感じるということがありますね。

いつものように、ここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。

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