週が明けて10月26日(月)の市場概況です。赤字部は27日朝の更新
◆日経先物:10360円(+70円)OSC64%(+3%)10月23日の61%から二枚腰発揮か?
◆日経平均:10362円(+80円)OC65%(-1%)10月20日の69%から下落するも終値上げる。少し無理な戻しか?
日経平均指数値倍率:97(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:910.72(+8.69)OSC63%(+2%)10月23日の61%から二枚腰発揮か?
◆マザーズ指数:450.18(+1.56)OSC62%(+4%)10月5日の28%からまだ上昇中。
◆ヘラクレス指数:589.7(-2.81)OSC66%(同値)10月21日の49%からまだ上昇軌道。
◆ドル・円:92.18円(10銭の円安)OSC62%(-1%)10月8日の47%から円安へと切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28188%(前日比-0.00031%)10月23日現在。わずかながらも下げる。このところほとんど動かず。
◆米10年債利回り:3.556%(+0.066)-10月26日NY午後5時。
◆日経先物イーブニングセッション:10390円(大証終値比+30円)
◆シカゴ日経先物10245円(円建て、大証終値比-115円)更新
◆NYダウ:9868ドル(-104ドル)OSC44%(-10%)10月19日の71%から下落中。更新
後場は最後になって切り返しましたが、25本線を割り込んでのもみ合いに終始。
大きく下げても良いところに買いも断続的に入った状態で、高値圏での揉み合い状態でした。ドル・円が少し円高へと揺り戻しがありましたが、ダウの先物が現在9949ドルと今日の高値水準であることが相場を下支えしているようです。
つまり、金曜日のダウは下げ過ぎとの見方から、今日のリバウンドを先取りしたような今日の日本市場でした。
持ち越しは、きれいにOSCを+5%の35%に伸ばした9936王将フードサービスと、これまたきれいにOSCを+2%の41%に伸ばして、かろうじてながらプラスで終了した6849日本光電工業の2つです。
王将の餃子は前場以降は、どなたかが温め直して、何とか商売に使える状態に戻したようです。
6849日本光電工業は、ここまで押されて、OSCも理想的なダイバージェンスを示現し、大引け後に中間期の経常利益を22億(コンセンサス予想は21億円)から38億への上方修正を発表しておりますので、明日はこれで下がることはないかと思います。11月5日が中間決算発表日。
-------27日朝の市場コメント-------
NYダウの値幅は223ドルに達し、これは185ドル下げた9月1日の266ドルの値幅以来の大きな振幅でした。
最初は調子よく戻していたものの、バンクオブアメリカが政府からの救済資金を返還するため株を売り出すとの観測や、地銀セクターの投資判断の下げ、そして住宅ローンのタックスクレジット制度が、今年の11月以降に四半期に2000ドル減という形でフェーズアウトすることが議会で論議されていることなどが重しとなり、ユーロ・ドルが一気に1.5ドルを割り込んで急落する局面に合わせて、原油、金、商品も一斉に急落。株式も雪崩を打って崩落。
ドルがこれまでに大きく売られてきたその反動で、ドルインデックスは76ポイントを回復しております。
これはこれまでの行き過ぎたリスクマネーの回帰現象と言えます。ダウのOSCは一気に44%にまで落としましたが、RSIはまだ57%です。40%台への下落は念頭においておいた方が良いでしょうね。
なお、今日はドル高に振れましたが、悲観論者、マーク・ファーバーは、ドルの価値はここ10年ほどで限りなくゼロになるだろうとのショッキングな話を、ブルームバーグのインタビューでしゃべっております。アメリカの税収の半分が国債の利払いに消えるのは持続不能との理由ですが、ご存じのように、我が日本ではすでにその基準をクリヤーしております。そのうち、財政破綻は世界の誰の目から見ても明らかだと認識され、国債暴落、円安の急激な進行、物価の急上昇、そして生活破綻と言った惨劇がすぐそこに待ち構えているものと思います。
あえて、きつい言葉を使います。そのことを語らずして、政府からお金を貰うことだけにしか関心がない国民と、それにおもねる政府の愚民政策には、怒りを通り越して呆然とするばかり。
◆日経先物:10360円(+70円)OSC64%(+3%)10月23日の61%から二枚腰発揮か?
◆日経平均:10362円(+80円)OC65%(-1%)10月20日の69%から下落するも終値上げる。少し無理な戻しか?
日経平均指数値倍率:97(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:910.72(+8.69)OSC63%(+2%)10月23日の61%から二枚腰発揮か?
◆マザーズ指数:450.18(+1.56)OSC62%(+4%)10月5日の28%からまだ上昇中。
◆ヘラクレス指数:589.7(-2.81)OSC66%(同値)10月21日の49%からまだ上昇軌道。
◆ドル・円:92.18円(10銭の円安)OSC62%(-1%)10月8日の47%から円安へと切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28188%(前日比-0.00031%)10月23日現在。わずかながらも下げる。このところほとんど動かず。
◆米10年債利回り:3.556%(+0.066)-10月26日NY午後5時。
◆日経先物イーブニングセッション:10390円(大証終値比+30円)
◆シカゴ日経先物10245円(円建て、大証終値比-115円)更新
◆NYダウ:9868ドル(-104ドル)OSC44%(-10%)10月19日の71%から下落中。更新
後場は最後になって切り返しましたが、25本線を割り込んでのもみ合いに終始。
大きく下げても良いところに買いも断続的に入った状態で、高値圏での揉み合い状態でした。ドル・円が少し円高へと揺り戻しがありましたが、ダウの先物が現在9949ドルと今日の高値水準であることが相場を下支えしているようです。
つまり、金曜日のダウは下げ過ぎとの見方から、今日のリバウンドを先取りしたような今日の日本市場でした。
持ち越しは、きれいにOSCを+5%の35%に伸ばした9936王将フードサービスと、これまたきれいにOSCを+2%の41%に伸ばして、かろうじてながらプラスで終了した6849日本光電工業の2つです。
王将の餃子は前場以降は、どなたかが温め直して、何とか商売に使える状態に戻したようです。
6849日本光電工業は、ここまで押されて、OSCも理想的なダイバージェンスを示現し、大引け後に中間期の経常利益を22億(コンセンサス予想は21億円)から38億への上方修正を発表しておりますので、明日はこれで下がることはないかと思います。11月5日が中間決算発表日。
-------27日朝の市場コメント-------
NYダウの値幅は223ドルに達し、これは185ドル下げた9月1日の266ドルの値幅以来の大きな振幅でした。
最初は調子よく戻していたものの、バンクオブアメリカが政府からの救済資金を返還するため株を売り出すとの観測や、地銀セクターの投資判断の下げ、そして住宅ローンのタックスクレジット制度が、今年の11月以降に四半期に2000ドル減という形でフェーズアウトすることが議会で論議されていることなどが重しとなり、ユーロ・ドルが一気に1.5ドルを割り込んで急落する局面に合わせて、原油、金、商品も一斉に急落。株式も雪崩を打って崩落。
ドルがこれまでに大きく売られてきたその反動で、ドルインデックスは76ポイントを回復しております。
これはこれまでの行き過ぎたリスクマネーの回帰現象と言えます。ダウのOSCは一気に44%にまで落としましたが、RSIはまだ57%です。40%台への下落は念頭においておいた方が良いでしょうね。
なお、今日はドル高に振れましたが、悲観論者、マーク・ファーバーは、ドルの価値はここ10年ほどで限りなくゼロになるだろうとのショッキングな話を、ブルームバーグのインタビューでしゃべっております。アメリカの税収の半分が国債の利払いに消えるのは持続不能との理由ですが、ご存じのように、我が日本ではすでにその基準をクリヤーしております。そのうち、財政破綻は世界の誰の目から見ても明らかだと認識され、国債暴落、円安の急激な進行、物価の急上昇、そして生活破綻と言った惨劇がすぐそこに待ち構えているものと思います。
あえて、きつい言葉を使います。そのことを語らずして、政府からお金を貰うことだけにしか関心がない国民と、それにおもねる政府の愚民政策には、怒りを通り越して呆然とするばかり。
私もそのように考えております。とすれば、日本株の運用は資産防衛には相応しくないようにも思いますが如何でしょうか・・・。
昨年の7月頃のような緩やかなインフレ基調なら、日本株でも防衛可能だと思います。ハイパーに近い上昇率を呈しますと、国債消化のために金利を上げざるを得ず、その悪循環から、日本経済の根本のところがやられてしまい、株式市場も駄目になると思います。
今のところは、国内金融資産残高1500兆円に対してまだ余裕があるのですが、年金債務その他を合わせると、いつぞやのブログで書いた通りの現状です。それがまだ海外には知られていないので、時間稼ぎが出来ております。
資産防衛は、ジム・ロジャーズがいうような金や商品などのコモディティですね。後は、債券の空売りをCFDで果敢に行うということぐらい。