どなたかが、デイトレは肉体労働とおっしゃっていましたが、まさにその通りです。今月は、何と181回も売買を繰り返しておりました。後場もあわただしく、2725ITXの残りを269Kで売って(+2K)、その後の動きが怪しいので270Kで買い直し、再度引けにかけて272Kで売りました。
それから、以前から注目の4300ジグノシステムが、RSIが、昨日15%まで落ちているのを見落としており、今日は35700円からの反転で上げているのに気づき、36900円で急ぎ買いました。これでOSCが+15%の59%なので完全に底を打ったと言えます。明日のやれやれ売りには若干の警戒を要しますが。
そして、極めつけは3551ダイニックを、引けの上昇機運を確認して451円で買いました。これは、年初来高値を更新し、さらに去年の10月の高値の467円をも抜く勢いの株ですが、OSCが26日からの出来高を伴った上昇から、今日は-8%の46%とダイバージェンスしていることが買い手がかりです。これは、来年初めにかけての初くじお楽しみ銘柄としての購入です。通帳などに使う不織布を手がけており、技術には定評があります。筆者はもう20年くらい前に取引したことがあります。なかなか良い会社です。信用売りが出来ないというのも良いものです。
これで持ち越しは、引けに戻してきた4838スペースシャワーネットワークと、ジグノ、ダイニックの3銘柄だけです。
さて、いよいよ年の瀬も押し詰まってきましたが、あまり力を入れずに穏便に、明日の注目銘柄です。
1.9378ワールドロジ △
今日でOSCが+6%の57%でRSIも26%(-7%)と底打ち完了のようです。出来高さえ伴えば、また400Kを目指す動きを見せるかと思われます。
2.4566LTTバイオファーマ ▲
この株、ストップ高の翌日にこれだけの出来高をこなしながら、+2Kで終わっております。ストップ高の材料が余程評価されてのことでしょう。今日は筆者も買いタイミングを見計らってはおりましたが、そのまま安値で押されて終わっておりますので、一応、明日の様子見とすることとしました。OSCが何と33%なのです。これが20%台に突入するまでの動きを見せれば、そこからが本当の化け株となるかも知れません。この前の日経の記事は、簡単には皆さんお忘れにはならないかと思います。どこかで突き抜ける押し目を狙っている筈です。いずれにしても来年にかけての、バイオの中心銘柄になることでしょう。真面目な技術屋の社長なので以前から好感を持っておりました。
3.3344ワンダーコーポレーション ○
出来高が少なく注目度は落ちます。スーパーのかすみのグループ会社というのも、この株がかすんで見える大きな原因かと。しかもゲームソフトやCDを扱うとは、これが食品スーパーと何の関係があるのでしょうかねぇ~。PERは24倍弱と、これも控えめです。ともあれ3日連続でOSCが57%となりプラ転し続け、かつ乖離幅も-12Kと良好です。これがダヴィンチのチャートなら一気のストップ高ですが、いかんせんこうした地味な株です。忙しい方向けといえるでしょう。日中頻繁にケータイで値動きをチェックする方も止めた方が良いかと思います。時間が止まっているのではないかと錯覚し、お仕事に差し支えが出るといけませんので。
4.6159ミクロン精機 ▲
もう一つついでに地味な株です。この前から注目しながら期待を裏切り続けております。ここにきてやっと底打ちました。OSCは+1%の53%です。21日の安値もきれいに抜いてプラスで終了しております。RSIも+7%の34%です。出来高は細いのですが、再度、真面目で地味株が好きな方々が明日は戻ってくるかも知れません。
5.4305IMJ ○
突如、出来高を伴い変貌しました。売上が上がっていることが評価されているのでしょう。もともとデジハリ出身の会社という「ブランド力」もあります。格付けもAAAです。PER136倍も何のそのです。ところで、今日も上げてOSCは+3%の52%です。12月13日の68%から16%もダーバージェンスしております。上げ潮に乗っている証拠です。一時のシンプレクス・テクノロジーがこのようなパターンでした。
6.4563アンジェスMG △
もう1つバイオ注目株です。今日は31Kも上げながら、OSCが45%と5%もダイバージェンスし、再度上げにかかる勢いです。ちょっと高値圏なので、一旦利確の動きが必ず出ますが、そこからの反転に乗るのが、ダイバージェンスしている株の売買の常道ですので、そのあたりはお気をつけ下さい。
7.3710ジョルダン ▲
この株、3日で800円も上げてその後若干の調整を挟みながら、今日でOSCは前日と同値の26%です。もちろん、RSIはここまで買い上がっておりますので、85%になっております。この乗り換え案内の会社のPERが33.6倍。対するぐるなびが132倍です。何か変だとは思いませんか?合コンを演出する美食家のニーズが、移動を急ぐ旅行者のニーズに勝るとはとても思えません。またグルメは一部の方の+αのお楽しみに過ぎませんが、乗り物に乗っての旅行は、例えば危篤に陥った親族の死に目にあえるかどうかの瀬戸際で、如何にスムーズな乗り換えを行うかが、それこそ生死の分かれ目です。こんなことを考えているうちに、この株の肩を少々持ちたくなりました。
8.4333東邦システムサイエンス △
金融ソフトの開発会社です。PERはまだ17倍。千円台に乗せてから調整をして行っておりましたが、今日はOSCが+2%の44%で22円高と反転しました。野村総研やユニシスと提携している旧東邦生命から独立した会社です。ユニシスは金融に特化した往年のメインフレーマーであり、野村総研は、いうまでもなく日本を代表するシンクタンクであり、ITコンサルタント集団です。東邦生命といういわば2流の生保が、こうした会社とどうして縁を取り結べたのか少々興味があります。
9.2697コーエーネット △
結構売り込まれて、この株OSCが30%まで落ちました。11月7日の29%以来です。指数値は、その11月7日の極端な低さを除けば、近来にない低さです。しかし、まだRSIは54%(11月7日は18%)ですので、年内はトコトンの下落に見舞われるかも知れません。しかし、上昇に転じる時は近づきつつあります。一世を風靡した株です。4桁の出来高さえマークすれば適当にぶっ飛びます。そろそろこの株の動きを注視しておくとよいでしょう。
10.9438MTI △
四季報上方修正上位銘柄から、この株に初めて登場して頂きましょう。501Kを12月15日に付けてから一服しておりましたが、20日のOSC40%を今日は抜いて42%とコンバージェンスしました。指数値も19日に近づいております。明日は、467Kが防御ラインですので、ここからの反発にご期待下さい。
11.4295フェイス △
この株もすっかり駄目株になりました。しかし、ここまで落ちればいくら何でも意地くらいはまだ残っているでしょう。OSCは+3%の33%、RSIは+5%の22%です。昨日が底だったことを窺わせますが、手がかりは過去RSIがここまで落ちて、更に反落しているケースは7月以降は見あたらないこと位です。出来高も増えて下落基調を強めておりますので、年末の税務対策にこの株、最適なのかも知れません。と言う訳で、あまり強気にもなれませんが、そろそろ売り枯れる頃ではないかと思われます。
12.5001新日本石油 ▲
最近は石油株も上げ一服のようです。この株ももう少しで800円台突入です。しかし、OSCは21日の37%を底に今日で46%と切り上げてきております。12月12日に46%というのはありますが、それ以来の水準です。上げエネルギーが充満しつつあるといって良いでしょう。明日ですが、今日の下げ基調からの押しは考えられますが、900円台をキープするかどうかを目安に参入を検討して下さい。
13.4787日本コンピュータグラフィック ▲
最後にいつものパターンで博打株を1つ。世の中色々な人々がいて面白おかしく生活できます。株の世界も同じです。出来高が細って皆が離散したときに、思わぬ賑わいを見せて、時にストップ高まで付けてしまう、こうした天の邪鬼のような銘柄も、この株式市場には必要です。時に、そうした株の賑わいが、普通の株の動きに飽き足らない方々を惹きつけて止みません。この株もそうした株です。このような株の条件が1つだけあります。それは、いかにも将来性がありそうなビジネスを手がけていて、利益がほとんど出ていないか赤字が常態の会社です。昭文社傘下に入ってしまったので、仕手性が薄れた感がありますが、地図情報を手がけるこの会社も、壮大な社名に加えて、素質十分なのです。さて、前置きはさておいて、この株、一応OSCが22日の22%を底に、今日の27%で下げ止まったようなのです。そして、指数値がついに、筆者がこの株をウォッチし始めた今年の2月以来で最低に落ちました。RSIはまだ51%と高いのですが、このような状況から、明日は310K~320Kあたりの攻防戦から、腕に覚えのある賭博師連中がどこからともなく参集し、年末の最後の一相場を演出なさるかどうかをご注目下さい。うまく乗れれば、この正月にお子さんにお年玉を例年より少々奮発しても余りある収穫が得られるかも知れません。もし不発に終われば今年はそれまでです。29日、そして30日の前場は、皆さん、この1年の汚濁と驕慢な生活から離れ、少しでも清らかな気持ちで新年を迎えたいため、こうしたいわば裏街道の株は冷たく突き放されることになるのが、世の常というものです。
以上です。明日も皆様のご検討をお祈りします。
それから、以前から注目の4300ジグノシステムが、RSIが、昨日15%まで落ちているのを見落としており、今日は35700円からの反転で上げているのに気づき、36900円で急ぎ買いました。これでOSCが+15%の59%なので完全に底を打ったと言えます。明日のやれやれ売りには若干の警戒を要しますが。
そして、極めつけは3551ダイニックを、引けの上昇機運を確認して451円で買いました。これは、年初来高値を更新し、さらに去年の10月の高値の467円をも抜く勢いの株ですが、OSCが26日からの出来高を伴った上昇から、今日は-8%の46%とダイバージェンスしていることが買い手がかりです。これは、来年初めにかけての初くじお楽しみ銘柄としての購入です。通帳などに使う不織布を手がけており、技術には定評があります。筆者はもう20年くらい前に取引したことがあります。なかなか良い会社です。信用売りが出来ないというのも良いものです。
これで持ち越しは、引けに戻してきた4838スペースシャワーネットワークと、ジグノ、ダイニックの3銘柄だけです。
さて、いよいよ年の瀬も押し詰まってきましたが、あまり力を入れずに穏便に、明日の注目銘柄です。
1.9378ワールドロジ △
今日でOSCが+6%の57%でRSIも26%(-7%)と底打ち完了のようです。出来高さえ伴えば、また400Kを目指す動きを見せるかと思われます。
2.4566LTTバイオファーマ ▲
この株、ストップ高の翌日にこれだけの出来高をこなしながら、+2Kで終わっております。ストップ高の材料が余程評価されてのことでしょう。今日は筆者も買いタイミングを見計らってはおりましたが、そのまま安値で押されて終わっておりますので、一応、明日の様子見とすることとしました。OSCが何と33%なのです。これが20%台に突入するまでの動きを見せれば、そこからが本当の化け株となるかも知れません。この前の日経の記事は、簡単には皆さんお忘れにはならないかと思います。どこかで突き抜ける押し目を狙っている筈です。いずれにしても来年にかけての、バイオの中心銘柄になることでしょう。真面目な技術屋の社長なので以前から好感を持っておりました。
3.3344ワンダーコーポレーション ○
出来高が少なく注目度は落ちます。スーパーのかすみのグループ会社というのも、この株がかすんで見える大きな原因かと。しかもゲームソフトやCDを扱うとは、これが食品スーパーと何の関係があるのでしょうかねぇ~。PERは24倍弱と、これも控えめです。ともあれ3日連続でOSCが57%となりプラ転し続け、かつ乖離幅も-12Kと良好です。これがダヴィンチのチャートなら一気のストップ高ですが、いかんせんこうした地味な株です。忙しい方向けといえるでしょう。日中頻繁にケータイで値動きをチェックする方も止めた方が良いかと思います。時間が止まっているのではないかと錯覚し、お仕事に差し支えが出るといけませんので。
4.6159ミクロン精機 ▲
もう一つついでに地味な株です。この前から注目しながら期待を裏切り続けております。ここにきてやっと底打ちました。OSCは+1%の53%です。21日の安値もきれいに抜いてプラスで終了しております。RSIも+7%の34%です。出来高は細いのですが、再度、真面目で地味株が好きな方々が明日は戻ってくるかも知れません。
5.4305IMJ ○
突如、出来高を伴い変貌しました。売上が上がっていることが評価されているのでしょう。もともとデジハリ出身の会社という「ブランド力」もあります。格付けもAAAです。PER136倍も何のそのです。ところで、今日も上げてOSCは+3%の52%です。12月13日の68%から16%もダーバージェンスしております。上げ潮に乗っている証拠です。一時のシンプレクス・テクノロジーがこのようなパターンでした。
6.4563アンジェスMG △
もう1つバイオ注目株です。今日は31Kも上げながら、OSCが45%と5%もダイバージェンスし、再度上げにかかる勢いです。ちょっと高値圏なので、一旦利確の動きが必ず出ますが、そこからの反転に乗るのが、ダイバージェンスしている株の売買の常道ですので、そのあたりはお気をつけ下さい。
7.3710ジョルダン ▲
この株、3日で800円も上げてその後若干の調整を挟みながら、今日でOSCは前日と同値の26%です。もちろん、RSIはここまで買い上がっておりますので、85%になっております。この乗り換え案内の会社のPERが33.6倍。対するぐるなびが132倍です。何か変だとは思いませんか?合コンを演出する美食家のニーズが、移動を急ぐ旅行者のニーズに勝るとはとても思えません。またグルメは一部の方の+αのお楽しみに過ぎませんが、乗り物に乗っての旅行は、例えば危篤に陥った親族の死に目にあえるかどうかの瀬戸際で、如何にスムーズな乗り換えを行うかが、それこそ生死の分かれ目です。こんなことを考えているうちに、この株の肩を少々持ちたくなりました。
8.4333東邦システムサイエンス △
金融ソフトの開発会社です。PERはまだ17倍。千円台に乗せてから調整をして行っておりましたが、今日はOSCが+2%の44%で22円高と反転しました。野村総研やユニシスと提携している旧東邦生命から独立した会社です。ユニシスは金融に特化した往年のメインフレーマーであり、野村総研は、いうまでもなく日本を代表するシンクタンクであり、ITコンサルタント集団です。東邦生命といういわば2流の生保が、こうした会社とどうして縁を取り結べたのか少々興味があります。
9.2697コーエーネット △
結構売り込まれて、この株OSCが30%まで落ちました。11月7日の29%以来です。指数値は、その11月7日の極端な低さを除けば、近来にない低さです。しかし、まだRSIは54%(11月7日は18%)ですので、年内はトコトンの下落に見舞われるかも知れません。しかし、上昇に転じる時は近づきつつあります。一世を風靡した株です。4桁の出来高さえマークすれば適当にぶっ飛びます。そろそろこの株の動きを注視しておくとよいでしょう。
10.9438MTI △
四季報上方修正上位銘柄から、この株に初めて登場して頂きましょう。501Kを12月15日に付けてから一服しておりましたが、20日のOSC40%を今日は抜いて42%とコンバージェンスしました。指数値も19日に近づいております。明日は、467Kが防御ラインですので、ここからの反発にご期待下さい。
11.4295フェイス △
この株もすっかり駄目株になりました。しかし、ここまで落ちればいくら何でも意地くらいはまだ残っているでしょう。OSCは+3%の33%、RSIは+5%の22%です。昨日が底だったことを窺わせますが、手がかりは過去RSIがここまで落ちて、更に反落しているケースは7月以降は見あたらないこと位です。出来高も増えて下落基調を強めておりますので、年末の税務対策にこの株、最適なのかも知れません。と言う訳で、あまり強気にもなれませんが、そろそろ売り枯れる頃ではないかと思われます。
12.5001新日本石油 ▲
最近は石油株も上げ一服のようです。この株ももう少しで800円台突入です。しかし、OSCは21日の37%を底に今日で46%と切り上げてきております。12月12日に46%というのはありますが、それ以来の水準です。上げエネルギーが充満しつつあるといって良いでしょう。明日ですが、今日の下げ基調からの押しは考えられますが、900円台をキープするかどうかを目安に参入を検討して下さい。
13.4787日本コンピュータグラフィック ▲
最後にいつものパターンで博打株を1つ。世の中色々な人々がいて面白おかしく生活できます。株の世界も同じです。出来高が細って皆が離散したときに、思わぬ賑わいを見せて、時にストップ高まで付けてしまう、こうした天の邪鬼のような銘柄も、この株式市場には必要です。時に、そうした株の賑わいが、普通の株の動きに飽き足らない方々を惹きつけて止みません。この株もそうした株です。このような株の条件が1つだけあります。それは、いかにも将来性がありそうなビジネスを手がけていて、利益がほとんど出ていないか赤字が常態の会社です。昭文社傘下に入ってしまったので、仕手性が薄れた感がありますが、地図情報を手がけるこの会社も、壮大な社名に加えて、素質十分なのです。さて、前置きはさておいて、この株、一応OSCが22日の22%を底に、今日の27%で下げ止まったようなのです。そして、指数値がついに、筆者がこの株をウォッチし始めた今年の2月以来で最低に落ちました。RSIはまだ51%と高いのですが、このような状況から、明日は310K~320Kあたりの攻防戦から、腕に覚えのある賭博師連中がどこからともなく参集し、年末の最後の一相場を演出なさるかどうかをご注目下さい。うまく乗れれば、この正月にお子さんにお年玉を例年より少々奮発しても余りある収穫が得られるかも知れません。もし不発に終われば今年はそれまでです。29日、そして30日の前場は、皆さん、この1年の汚濁と驕慢な生活から離れ、少しでも清らかな気持ちで新年を迎えたいため、こうしたいわば裏街道の株は冷たく突き放されることになるのが、世の常というものです。
以上です。明日も皆様のご検討をお祈りします。