市場概況（３．２０．１４）

３月２０日（木）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。　下段に２１日の海外市況

◆日経先物：１４１３０円（－２９０円）ＯＳＣ３１％（－５％）ＲＳＩ３６％（－３％）ＶＲ改１３２％（＋４％）下落基調。
◆日経平均：１４２２４円（－２３８円）ＯＳＣ３０％（－６％）ＲＳＩ３７％（－３％）ＶＲ改１０６％（－２％）下落基調。
◆ＴＯＰＩＸ：１１４６（－１８）ＯＳＣ２８％（－６％）ＲＳＩ３２％（－２％）ＶＲ改７６％（－１％）下落基調。
◆マザーズ指数：７５７（－３７）ＯＳＣ３１％（－４％）ＲＳＩ３３％（－６％）ＶＲ改１０８％（＋－０％）下落基調。
◆東証２部指数：３４９８（－８１）ＯＳＣ３６％（－１１％）ＲＳＩ３５％（－１０％）ＶＲ改１２１％（－６％）下落基調。
◆日本１０年物国債先物（ＪＧＢ）：１４５．０４円（＋２銭）ＯＳＣ５６％（－４％）ＲＳＩ４７％（＋１％）上昇基調。（２３日現在値。）
◆ＴＯＰＩＸコア銘柄「ＧＯＬＤ」レシオ：０％（－７％）－１０％以下は底打ちサイン。
◆ＴＯＰＩＸコア銘柄「２５＆７５ＭＡオーバー」レシオ：１０％（＋－０％）－１０％以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ（２５日間）

　東証一部：８５．５％（－０．６％）－３月２０日現在。
　マザーズ：７２．０％（－１．１％）－３月２０日現在。
　東証二部：８７．６％（－２．９％）－３月２０日現在。

財務省の９－１５日の統計で、外国人の売りが過去最大の１兆９２４億円に膨らんだそうです。これでは、海外勢の取引が６割以上を占める日本の株式市場が上がるわけはありません。一昨年からのアベノミクス相場で流入した資金のかなりが逃げ出しているということになります。昨晩のＦＲＢのイエレン議長の順調な利上げスケジュールに対して、消費税アップで実質可処分所得が大きく損なわれるのに、何となくいい気分になっている能天気な日本人が、アベノミクスの虚構について目覚める前に逃げ出したとも言えますね。

なお、筆者独自の分析によるＴＯＰＩＸコア銘柄３０のうち、「押し」と判定された比率の４３％という数字は、統計を取りだした２０１２年１０月２２日以来最悪の数字。テクニカルには押されすぎ状態と言えます。日経平均のＯＳＣも３０％ですから、２０％台へ突入すれば、そこからの押し目はとりあえず買い。でもあまり欲張ると今の相場は厳しいですね。

【以下は２１日の海外市況】

◆ドル・円：１０２．２３円（－１６銭）ＯＳＣ４９％（＋１％）ＲＳＩ５７％（＋１％）強弱拮抗－２１日現在。
◆ユーロ・ドル：１．３７９ドル（＋０．００１ドル）ＯＳＣ４８％（＋－０％）ＲＳＩ５６％（＋８％）ユーロ安基調－２１日現在。
◆１０年債利回り：２．７５％（－０．０４％）ＲＳＩ５２　水平基調。
◆米３ヶ月国債：０．０６％（＋－０．０％）ＲＳＩ５５　水平基調。対１０年債スプレッド：２．６９％（－０．０４％）３％切ると要注意。
◆ＮＹダウ：１６３０３（－２８ドル）ＯＳＣ４７％（－５％）ＲＳＩ５５％（＋５％）切り返し転換？
◆ナスダック総合：４２７７（－４３）ＯＳＣ４５％（－１１％）ＲＳＩ５０％（－１％）切り返し転換？
◆ＤＡＸ指数：９３４３（＋４７）ＯＳＣ５７％（＋４％）ＲＳＩ４９％（＋２２％）上昇基調。
◆上海総合：２０４８（＋５４）ＯＳＣ５９％（＋７％）ＲＳＩ４４％（＋１０％）切り返し転換？
◆ＶＩＸ指数：１５．００（＋０．４８）ＲＳＩ５０　水平基調。
◆ＣＲＢ指数：２９９（＋－０）ＲＳＩ４９％　下落基調。
◆ＷＴＩ原油先物：９９．５５ドル（＋０．９４ドル）ＲＳＩ４８。下落基調。
◆ＮＹ金：１３３５ドル（＋６ドル）ＲＳＩ５１。下落基調。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：１４２４５（大証終値比＋１１５円)

ウクライナ情勢は、市場からは段々と飽きられてきて、ＮＹ株は経済指標へと反応。３月のフィラデルフィア連銀景況指数と１５日までの１週間の新規失業保険申請件数が予想以上となったことを素直に交換して上昇。

それにしても、イエレン議長が利上げに転じる時期について、緩和停止から６ヶ月程度と、従来の相当期間という表現を言い換えただけで、まるで白鳥（いや黒鳥か？）の群れに、巨大な隕石が落ちたような騒ぎ。今の株式市場にとっては、相当な期間は６ヶ月なんてものではないようです。それにしては、誰も彼も短期で売買し過ぎるようだが。。

----以下は、２１日の海外市況へのコメント-----

米長短スプレッドは２．７５％あたりをピークにして上下動しております。３％を突き抜けるかと思った昨年末の２．９７％がやっと。それ以前のピーク値は昨年９月５日の２．９６％でした。短期的にはやはりウクライナ情勢が影を落としているようです。

ＮＹ株は先物の清算のための商いが急増。結局Ｓ＆Ｐ５００が史上最高値を場中につけたのをきっかけに反落。

3月20日(木)のつぶやき

　mariomari　@mariomariot　15:25

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市場概況（３．１９．１４）

３月１９日（水）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。　下段に１９日の海外市況

◆日経先物：１４４２０円（＋８０円）ＯＳＣ３６％（＋３％）ＲＳＩ３９％（＋３％）ＶＲ改１２８％（＋３４％）下落基調。
◆日経平均：１４４６３円（＋５１円）ＯＳＣ３６％（＋３％）ＲＳＩ４０％（＋２％）ＶＲ改１０８％（＋３１％）下落基調。
◆ＴＯＰＩＸ：１１６４（－２）ＯＳＣ３４％（＋－０％）ＲＳＩ３４％（＋１％）ＶＲ改７７％（＋－０％）下落基調。
◆マザーズ指数：７９４（－１２）ＯＳＣ３５％（－５％）ＲＳＩ３９％（＋－０％）ＶＲ改１０８％（－３９％）下落基調。
◆東証２部指数：３５７９（－１３）ＯＳＣ４７％（＋－０％）ＲＳＩ４５％（＋１％）ＶＲ改１２７％（＋－０％）下落基調。
◆日本１０年物国債先物（ＪＧＢ）：１４４．８５円（－３銭）ＯＳＣ６３％（－４％）ＲＳＩ３４％（＋－０％）強弱拮抗。（１９日現在値。）
◆ＴＯＰＩＸコア銘柄「ＧＯＬＤ」レシオ：７％（＋－０％）－１０％以下は底打ちサイン。
◆ＴＯＰＩＸコア銘柄「２５＆７５ＭＡオーバー」レシオ：１０％（＋３％）－１０％以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ（２５日間）

　東証一部： 　８６．１％（－６．６％）－３月１９日現在。
　マザーズ：　　７３．１％（－４．８％）－３月１９日現在。
　東証二部：　９０．５％（－２．６％）－３月１９日現在。

クリミア情勢は織り込み済みとの海外市場の流れを引き継いで、朝方は高く始まるも、日銀総裁の講演を巡る思惑から後場は乱高下。ファーストリテリなど値がさ株の比率が高い日経平均はプラス終了も、それ以外は売られております。日本国債に再度資金が流入中。

【以下は１９日の海外市況】

◆ドル・円：１０２．３３円（＋８９銭）ＯＳＣ４６％（＋４％）ＲＳＩ５２％（＋１０％）円安転換－１９日現在。
◆ユーロ・ドル：１．３８３ドル（－０．０１ドル）ＯＳＣ５２％（－６％）ＲＳＩ６１％（－１４％）ユーロ安転換－１９日現在。
◆１０年債利回り：２．７８％（＋０．１％）ＲＳＩ５５　水平基調。
◆米３ヶ月国債：０．０６％（＋０．０１％）ＲＳＩ５５　水平基調。対１０年債スプレッド：２．７２％（＋０．０９％）３％切ると要注意。
◆ＮＹダウ：１６２２２（－１１４ドル）ＯＳＣ４６％（－４％）ＲＳＩ４８％（－７％）下落基調。
◆ナスダック総合：４３０８（－２６）ＯＳＣ５１％（－３％）ＲＳＩ４９％（－６％）下落基調。
◆ＤＡＸ指数：９２７７（＋３５）ＯＳＣ４８％（＋１％）ＲＳＩ４０％（＋３％）上昇基調。
◆上海総合：２０２２（－３）ＯＳＣ６２％（＋１１％）ＲＳＩ４３％（－３％）下落基調。
◆ＶＩＸ指数：１５．１２（＋０．６）ＲＳＩ５０　水平基調。
◆ＣＲＢ指数：３０３（＋－０）ＲＳＩ６１％　下落転換？
◆ＷＴＩ原油先物：９９．１３ドル（－０．４３ドル）ＲＳＩ４６。下落基調。
◆ＮＹ金：１３３０ドル（－２５ドル）ＲＳＩ５０。下落転換？
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：１４５５５（大証終値比＋１３５円)

昨日のＮＹ市場は、ＦＯＭＣの結果を受けてイエレン議長が利上げの時期について、量的緩和終了（今秋にも終了）から概ね半年程度（従来は相当期間）と発言したことから、２０１５年の利上げ期待が高まり株は反落、債券も金利が急騰、金は急落と教科書通りの動きを示しております．ウクライナ問題は何処かに吹っ飛んだ形。

１６人のＦＯＭＣメンバーのうち１３人が２０１５年に利上げが始まると予測。この流れでは１５年の末の政策金利が１％になる勘定となり、昨年１２月時点の０．７５％より早いペースとなります。

なお、失業率６．５％とのフォワード・ガイダンスは撤廃。より幅広く経済状況を示すデータを見ながら決定するとの文言になっております。

シカゴの日経平均先物は上げておりますが、これは米金利高ードル高＝円安に素直に反応した形。

3月19日(水)のつぶやき

　mariomari　@mariomariot　20:39

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市場概況（３．１８．１４）

３月１８日（火）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。　下段に１８日の海外市況

◆日経先物：１４３４０円（＋７０円）ＯＳＣ３３％（－４％）ＲＳＩ３６％（＋２％）ＶＲ改９４％（＋１７％）下落基調。
◆日経平均：１４４１１円（＋１３４円）ＯＳＣ３３％（－１％）ＲＳＩ３８％（＋５％）ＶＲ改７７％（＋２０％）下落基調。
◆ＴＯＰＩＸ：１１６６（＋１１）ＯＳＣ３４％（＋１％）ＲＳＩ３３％（＋６％）ＶＲ改７７％（＋２０％）下落基調。
◆マザーズ指数：８０６（＋２３）ＯＳＣ４０％（＋３％）ＲＳＩ３９％（＋９％）ＶＲ改１４７％（＋３４％）切り返し転換？
◆東証２部指数：３５９２（＋３７）ＯＳＣ４７％（＋６％）ＲＳＩ４４％（＋１０％）ＶＲ改１２７％（＋２３％）下落基調。
◆日本１０年物国債先物（ＪＧＢ）：１４４．８８円（＋１５銭）ＯＳＣ６７％（＋１％）ＲＳＩ３４％（＋１％）下落基調。（１８日現在値。）
◆ＴＯＰＩＸコア銘柄「ＧＯＬＤ」レシオ：７％（＋７％）－１０％以下は底打ちサイン。
◆ＴＯＰＩＸコア銘柄「２５＆７５ＭＡオーバー」レシオ：７％（＋７％）－１０％以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ（２５日間）

　東証一部： 　９２．７％（＋１．４％）－３月１８日現在。
　マザーズ：　　７７．９％（－０．７％）－３月１８日現在。
　東証二部：　９３．１％（－０．８％）－３月１８日現在。

引き続きクリミア情勢を巡ってのロシアと米欧との間での政治的な動きが相場を大きく制約しております。日経平均は１３３円ほど上げてはおりますが、高値からはかなり下落調整。そのためＯＳＣを更に下げております。一方、マザーズ指数と２部指数は堅調。特にマザーズ指数の方は切り返し転換の勢い。

【以下は１８日の海外市況】

◆ドル・円：１０１．４３円（－３４銭）ＯＳＣ４２％（－２％）ＲＳＩ４２％（－４％）円高基調－１８日現在。
◆ユーロ・ドル：１．３９３ドル（＋０．００１ドル）ＯＳＣ５８％（＋５％）ＲＳＩ７５％（＋９％）ユーロ高基調－１８日現在。
◆１０年債利回り：２．６８％（－０．０２％）ＲＳＩ４６　下落基調。
◆米３ヶ月国債：０．０５％（－０．０１％）ＲＳＩ４９　水平基調。対１０年債スプレッド：２．６３％（－０．０１％）３％切ると要注意。
◆ＮＹダウ：１６３３６ドル（＋８９ドル）ＯＳＣ５０％（＋２％）ＲＳＩ５５％（＋２％）下落基調。
◆ナスダック総合：４３３３（＋５３）ＯＳＣ５４％（＋７％）ＲＳＩ５５％（＋６％）下落基調。
◆ＤＡＸ指数：９２４３（＋６２）ＯＳＣ４７％（＋７％）ＲＳＩ３７％（＋３％）切り返し転換
◆上海総合：２０２５（＋２）ＯＳＣ５１％（＋－０％）ＲＳＩ４６％（－１％）下落基調。
◆ＶＩＸ指数：１４．５２（－１．１２）ＲＳＩ４８　水平基調。
◆ＣＲＢ指数：３０３（＋２）ＲＳＩ６０％　下落転換？
◆ＷＴＩ原油先物：９９．５６ドル（＋１．５７ドル）ＲＳＩ４８。下落基調。
◆ＮＹ金：１３５５ドル（－１２ドル）ＲＳＩ５９。上昇基調。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：１４４３０（大証終値比＋９０円)

２月の米住宅建設許可件数が、予想を５万８千件も上回る年率１０１．８万件になるなど、ウクライナ情勢は一喜一憂ながらもＮＹ株は上昇し、もう少しで切り返し転換になるところまで来ております。但し、ＦＯＭＣを明日に控え先行きの不透明感から債券にもマネーが逃避。この債券金利がいい意味での上昇に転じないと株式も大きく動いていかないものと思います。