2月28日(水)の市場概況です。
1.日経225
9日のRSIが9%近くも上がって、かつ14日のRSIも3%上げてのマイナス終了というのは珍しい。筆者のテクニカルシート上はBUYサインが出るケースですが、過去に遡って記録を見たら、何と2021年11月18日にその希少ケースが出現しておりました。この日、日経225は89円安。その前は、2020年12月4日にありました。この日は、今日の形とよく似ており、短期のRSIが+2.3%の84.7%で14日RSIが+2%の73.7%でした。58円安。
その後は15日程度揉み合い、やっと年末になって上昇を開始しております。
2020年9月11日からのデータでは、この2例のみ。極めて例外的な現象です。最初のケースも、その後の7営業日で1800円程度下落しております。
つまり、過去の例にならうなら、ここからの相場は揉み合い相場か下落相場ということになります。あくまでもアノマリーですので、例外的なことが絶えず起こるのが市場ですので、早合点しないように。
2.グロース250
本来の主力市場とは逆行する性格が顕になってきております。今日も4.25ポイントのプラス。9日RSIを3日連続切り上げております。売買判断指数は1.138に達しております。これは昨年11月29日の1.167以来の高い水準。1.167というのは、この市場にとっては、昨年6月21日の1.302という記録的?な数字には至っておりませんが、果たしてこの記録を目指して更に上り詰めるのか?
以上です。