株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザーテック研究(2.26.2024)

2024-02-26 15:36:42 | レーザーテック研究
2月26日(月)のレーザーテック研究です。

今日のレーザーテックの値動きの分析のポイントは以下の通りです。

1.22日にBUYサインが出た時の終値41000円を、今日は安値が下回って始まった。(ダウントレンド警戒警報)

2.途中まで短期のRSIが前日比でプラスで推移し、かつ、OSCも前日比でプラスでしたが、前場にマイ転するや否や一気の売りが噴出。(10時頃にかけての瀑下げの様子が明快に示しております。)

3.この下げの節目で、SELLサインが点灯。それまでは、上述のように堅調でした。この2つの指標が破られると、筆者の監視表で「SELL」サインが点灯することになっております。これが実に見事に点灯。

4.しかし、14時半過ぎに地力を発揮する。もう、今日はこのまま終わると思いきや、何と、引け際にはSELLサインが消滅する場面も。最後は消滅ラインの40150円を割り込んで終了。SELLサインは点灯したまま。40120円です。これが明日のベースラインとなります。

5.かつ、ベースラインはもう1つウォッチしております。それは2月21日の終値の39020円です。

6.どちらのベースラインが有効に機能するかはテスト中ですが、今のところ、最新のベースライン(今回は今日の40120円)がよく機能するようです。もうしばらく検証してみたいと思います。

という訳で、今日の収穫は場中に現れるSELLサインまたはBUYサインが、その日のその銘柄の変動の分岐点であることをきちんと示してくれたことです。

ちなみに、6857アドバンテストは大引けで、それまで点いていたSELLサインを消しております。こちらの方が今日は健闘したと言えますね。分足を今みたら確かにヨコヨコの動き。

ちなみに、今日BUYサインが点灯している銘柄は、7269スズキ、4568第一三共の2銘柄のみ。(41銘柄中)

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(2.26.2024)

2024-02-26 15:12:23 | 市場概況
2月26日(月)の市場概況です。

1.日経225
 上げはしましたが、陰線引けでちょっと陰りが。それでも、22日の上げの勢いは継続中。安値が前日終値を割り込んでいないのがその証。明日以降も、39098円を割り込むかどうかに注目。

2月19日にSELLサインが点灯し、その時の終値が38470円でした。22日の瀑上げの時の安値が38508円。その差38円の僅差。これがベースラインを構成する場合の見方になります。

2.グロース250
 大きく切り返しておりますが、この指数のベースラインは765.22ポイント。20日の終値です。今日はまだ743ポイントが安値ですから、本復とは行っておりません。3日連続押し込まれたところからの綾戻しでしょう。

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株トレンドパターン研究

2024-02-25 09:55:07 | テクニカル分析
これまでに試行錯誤を繰り返しながら、1つの到達したやり方というのは、

1.過去28日間で最低のOSC値をマークした日
2.その日の指数値(窓開けの株価の調整後)
3.その日の終値

3の終値を起点として、翌日以降の安値が上回った時に買いを入れるというものでした。

これはこれで、中期(2週間程度)のスイングトレードにおいては、一定程度の有効性が確認されているのですが、実際に株価が変動している、まさに日中の値動きの中で、的確な値段で買いや売りを入れることが難しく、どうしても様子見姿勢に転じてしまううちに、発作的に飛びつき買いをしたりして失敗するケースがありました。

要するに、デイトレの雰囲気の中で、中期のトレンドで上昇を示す株を的確に掴まえることの困難さです。

そこで、思案した結果、過去の経験から以下の条件を満たす時に、買い又は売りを入れることで、デイトレ中心のトレーディングへの対応力ができることが分かりました。

この場合、売買サインは結構頻繁に出ます。

買いサインの条件は:

1.当日9日RSI>前日9日RSI
2.当日14日RSI>前日14日RSI&前日14日RSI<前々日14日RSI
3.当日OSC>前日OSC

この3つを満たした日の終値をマークします。エクセルのセルを色分けしていれば一目瞭然です。

6146ディスコの1月25日を見ると”BUY"サインが点灯しておりました。
41480円が終値。但し、短期RSIが92%にも達しておりました。

翌日以降のディスコのデータを検証すると、

1.翌26日は前日より高値割れ。かつ、上記の終値も割り込んでおります。41000円超えがもうないと判断して、OSCも前日を割り込んでおり、上記とは逆のRSIの動きが確定したら「売り」ということになります。

2.26日には”SELL"サインに変わっていましたので、終値の39600円を新しくマーク。

3.30日に39600円を抜く40600円が安値でしたので、短期RSIと中期RSIの両方が前日比プラスになっていることを確認しての買い。40700円から800円ぐらいか?大引けに41170円で売り。

4.31日も安値は39760円でしたが、39600円以上でしたので、39900円ぐらいで買いたくなりますが、この日はRSIが前日比でマイナスで推移しており、SELLサインが点灯しておりました。買いは見送りとなります。

5.31にSELLサインが点灯しましたので、その日の終値の40380円が新たなベースラインとなります。

6.1日おいて2月2日には、いきなりベースラインより高く始まり、40540円までしか押されず、短期のRSIは前日比プラスであることが確実になったあたりで買いを入れます。引けまでに10%ほどRSIが上がっております。ついでにOSCも前日比プラスであることを確認。

7.この日以降は、ベースラインの40380円を割ることなく、短期のRSIが値を伸ばしております。朝方の安いところを買って大引けに売りという戦法となります。

以上のような考え方で、他の銘柄についてもデイトレでの参入時期についての検証ができました。タイミングをつかまえて、ベースラインを設定するのは、やはりシステムに頼らざるを得ませんが、この考え方で、デイトレでの売買タイミングについてしばらくは試行をして検証を試みたいと思います。

以上です。ご参考になれば。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NY市場概況(2.23.2024)

2024-02-24 07:39:42 | NY市場概況
2月23日(金)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 昨日、ベースラインを奪還し、今日も堅調に安値を伸ばしてのOSCは+5%の69%まで上げております。これは1月2日の70%以来の高い値。12月19日には84%という化け物みたいな記録がありますが、まあ、順当ならこの後の上げは限定的でしょう。

2.Nasdaq
 安値・高値を切り上げながらも、押されての終了。OSCは+1%の66%、短期のRSIは50%と中庸な位置。

3.ドル・円
 膠着状態。短期のRSIがなかなか連続して上げていません。60%台で推移しながら調整中か。何しろ84%を付けた2月14日以来、トレンドとしては下降曲線。まあ、どっちに行くかよくわからない状態。

4.CME日経225平均先物
 39410円で着地。日経225平均より310円ほど高い。

5.米10年債利回り 4.248%(-0.079%)

6.VIX指数 13.75(-0.79)

7.SOX指数 4615(-52)

8.バルチック海運指数 1752(+76)

9.レーザーテックADR株価 41193円(193円)

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レーザーテック研究(2.22.2024)ーテクニカル分析編

2024-02-23 10:05:08 | テクニカル分析
大荒れの相場となった、2月22日のレーザーテックの値動きを分析してみました。

前場で最安値を形成した時:

始値41000円 高値41090円 安値39560円 終値39560円
でしたが、その時の各指数値は:

1.OSC:44.2%(前日比+1.4%)
2.売買判断指数:30%
3.14日RSI:47.9%(前日比+0.9%)
4.9日RSI:40.7%(前日比-3%)

注)売買判断指数は、55%以下で買い。144%以上で売りと、ラリー・ウィリアムズは膨大なデータから検証しております。

後場開始時点:

1.OSC:47.9%(前日比+5.1%)
2.売買判断指数:71%
3.14日RSI:47.9%(前日比+0.9%)
4.9日RSI:47.3%(前日比+3.6%)

以上のように、赤字部分の数字が改善されているのが見て取れます。

まず、売買判断指数が55%を超えるのはどのタイミングだったでしょうか?

これは前場の値動きの中で達成されているのは明らかです。そこで前場の値動きを現在値の修正でプロットしていくと、39910円でちょうど9日RSIが前日のそれに並んでおります。その時の売買判断指数は47%でした。

売買判断指数が55%になるのは、いつかというと40070円でした。

そういう目で、昨日のレーザーテックの分足チャートを見てみると、4万円前後のところで11時頃までもみ合っているのがお分かりかと思います。

そして、11時過ぎにそこを抜けてからは、ほぼ41000円レベルまで13時にかけて駆け上がっております。

たった1日の値動きだけの観察ですので、そうは問屋が卸さないのは重々承知しておりますが、とりあえず、短期のRSIの前日比プラ転と、売買判断指数の下からの55%超えのタイミングが、売り買いの節目を構成することだけは言えそうな気がします。

以上、休日なので少し頭の体操をしてみました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする