まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

暫定税を維持し、全部一般財源に、そして暫定分は環境税に、の主張

2008年02月11日 | イベント
 国の「アメとムチ」の前にどうしても井原さんに勝って貰いたかった岩国市長選挙、様々な総括視点が新聞紙上でも出されています。直接に関与できませんでしたが「地方から政治を変える」戦略的核の不在という視点はどうでしょうか。

 もう少し多くの方と議論をして見たいと思います。今日は、県内新人議員と市民の皆さんによる財政健全化と08年予算、基準財政需要額と予算編成、道路特定財源と地方財政をテーマに議員8人、市民7人で議論が大いに盛り上がりました。

 一番の衝突は、道路特定財源をめぐる議論で、暫定を維持し、その暫定も含め全部一般財源にして、暫定分は環境税にするという主張、片やまずは暫定部分は廃止する、政治的混乱の中にあらたな政治的展望が生まれるという主張。

 それにしても沼津市で今期当選した4人の新人議員、2000億を越える道路特定財源を補助金とする鉄道高架事業など周辺整備事業を中止に追い込もうとするエネルギーは相当なものです。彼ら、彼女たちは、この道路特定財源問題は「神風」とばかりにエネルギー爆発!

※※ 道路特定財源問題のレジュメ
道路特定財源と地方財政            08年 2月11日
「1」 道路特定財源・暫定税率とは
1、 税率
2、 歴史
3、 税収
「2」 静岡県への影響
「3」 各自治体への影響
「4」 道路整備費の特例に関する法律の一部を改正する法律案
「5」 道路中期計画
「6」 都道府県知事会の主張
「7」 論点
1、 目的税か一般財源か
2、 暫定税率維持か撤廃か
3、 環境税導入か否か
4、 地方財政への影響ありか否か
5、 片山善博前鳥取県知事の主張
6、   ピークオイル論
7、   道路建設と起債の増大
8、 車社会批判
① 道路建設だけが何故税金
② 環境への負荷ー大気汚染、CO2排出
③ 公共交通ー鉄道、路面電車、バス、自転車
④ まちづくりー人間中心、乗り入れ規制、駐車場、
⑤ 事業評価計算手法ー渋滞
⑥ 交通事故ー車保有台数、走行距離
⑦ 車の社会的費用
「8」 08年予算での論陣
1、 予算と道路建設計画のチェック
2、 必要かどうかの住民意思
3、 環境意識変革、豊かさチェック
4、   10年前、20年前、30年前の八百屋、魚屋、肉屋、スーパーと駐車場地図      の作成とまちづくり
(政策ネットワーク・虹と緑 地域政策研究所 松谷 清)