まつや清の日記 マツキヨ通信

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小泉元首相の引退宣言ー構造改革路線の転換?

2008年09月26日 | ニュース・関心事
 誕生したばかりの「太郎内閣」、プライマリーバランスの黒字化=財政規律の保持は経済予測・成長率の前提は3%、実態がそうでないのだからその路線は保留、経済回復全治3年と財政出動路線に転換、小泉構造改革路線から決別なのか。

 そのことに嫌気か、政治路線は継続すると言って「引退宣言」した小泉元首相、極めて原則的潔さには思わず喝采と言うところですが、そこがこの人の魅力でもありますが怖さでもあります。これにだまされ続けた5年でした。

 今、私自身もAERA記者の友人からの勧めで、一周遅れで『経済財政戦記』(清水真人著 日本経済新聞社刊)を読み始め、小泉構造改革路線がどのように仕組まれ推進されてきたのか、後追いに的に実感している昨今です。

 この路線が本当に転換されるのか、否か。「一郎・影の内閣」は「バラマキ」と批判されながらも22兆円の「埋蔵金」で対処できると。という中、中川昭一財務・金融担当相は21兆円の財政出動案でM民主党路線を牽制。

 いまこそ、緑の政治派は成長主義経済路線、現状の石油=化石燃料依存の経済体制からの脱却をシステムに組み入れる新しい経済の仕組みを提案しながら、自民党・民主党の2大政党制に変わる政治的ブロック提案が必要です。

 それにしても速報で、新潟県選出田中直紀議員が自民党離脱、改革クラブの報復的措置でもありますが「太郎ー一郎」戦争だけが焦点ではないということ、1回は民主党軸に政権交代あってもいいですが、しかし、すぐにデットロックのはず。

 29日には、新首相の所信表明。ニューヨーク帰りの「太郎節」どんな演説になるのか、注目です。