まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡市総合計画懇話会を傍聴、市長発言に思う

2009年05月28日 | ニュース・関心事
食堂に行こうと新館3階の渡り廊下を歩いていると、若い職員が案内板をもってたっていました。なに?と見ると総合計画懇話会。そういえば、議員資料棚に先週、ダイジェスト投げ込まれていました。

さっそく、傍聴に出かけました。市長サイドで作った総合計画を市民の観点からチェックしてもらおうという委員会のようです。スケジュールや懇話会の位置づけの説明の後には、早速3つの質問。

1、策定過程にも参加した区民懇話会委員から、この懇話会と策定過程との関係について 2、静岡大学元学長である佐藤委員長から、静岡市内に数多くの大学があるが、文化的視点が欠落していないか。

3、小野寺委員から危機管理戦略が欠落していないか。市長曰く「これは参考資料程度に受け止めて欲しい。昔は行政が全て作った。今は市民の総意、そして、議会に決めていただく、それを行政が執行する」と。

「議会には早い段階から情報提供に努めてきた。議会は各論には関心あるが、「総論ー各論」の関係を理解してもらいたい。苦労するのは専門員の方々。タウンミーティングで答弁するのは専門委員ですから」。

市長は「市民に決めてもらう」を強調していますが本当だろうか。本来は自らのリーダーシップで市民と協議するものではないのか。実態は官僚の総意では?専門委員の皆さんには実情をお聞きしたいと思います。