まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア』を観る

2010年08月06日 | ニュース・関心事
今日から始まる劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア』(議員特権で招待券)、ラストシーンからアンコール、終わるまでの初日公演の盛り上がりが最終日に向かっていく成功を生み出す予感をさせてくれました。

ただ、私自身は今日のグラウンドワーク三島のNPO研修と冷房ー外気の猛暑のせいか、新幹線でのうつらうつらした眠りがガンガンと頭痛を引き起こしストーリーに感情移入がなかなか出来ませんでした。

多くの人たちが感動の拍手の渦を作り出してくれるのですがどうしても体がついていきませんでした。一方で、ストーリーが我々世代の女性と娘世代の女性の行き方を対比する野心策ですがやや懸念。

娘が結婚を機会に父親探しがストーリーの原点ですが、3人の男性と恋仲におちた女性という設定で誰が父親かわからない、3分の一づつの父親、父親が誰であろうと育てくれた母親のエネルギーの賞賛。

同性愛婚が新たな家族形態として受容されていく世界的時代の趨勢の中で、日本がそこに向かう社会的エネルギーが停滞し、復古的家族観が跋扈する世論の中でこのミュージカルがどう受けとめられていくのか。

ABBAの音楽、四季のパワーがそれをかき消してくれるだろうと楽観的に考えたいものです。

広島・長崎原爆投下65年、菅首相の「核抑止力は引き続き必要」発言

2010年08月06日 | ニュース・関心事
今日は広島に原爆が投下された日から65年、恒例の広島平和式典が開催され広島秋葉市長は平和宣言をアピール。一部抜粋すれば

「今こそ、日本国政府の出番です。「核兵器廃絶に向けて先頭に立」つために、まずは、非核三原則の法制化と「核の傘」からの離脱、そして「黒い雨降雨地域」の拡大、並びに高齢化した世界全(すべ)ての被爆者に肌理(きめ)細かく優しい援護策を実現すべきです。

また、内閣総理大臣が、被爆者の願いを真摯(しんし)に受け止め自ら行動してこそ、「核兵器ゼロ」の世界を創(つく)り出し、「ゼロ(0)の発見」に匹敵する人類の新たな一頁を2020年に開くことが可能になります。核保有国の首脳に核兵器廃絶の緊急性を訴え核兵器禁止条約締結の音頭を取る、全(すべ)ての国に核兵器等軍事関連予算の削減を求める等、選択肢は無限です」。

ですが、ネットニュースによれば「菅首相は6日午前、広島市内のホテルで記者会見し、同市の秋葉忠利市長が平和宣言で「核の傘」からの離脱を求めたことについて、「国際社会では核戦力を含む大規模な軍事力が存在し、大量破壊兵器の拡散という現実もある。不透明・不確実な要素が存在する中では、核抑止力はわが国にとって引き続き必要だ」と述べ、否定的な考えを示した」とのことです。

オバマ大統領がノーベル平和賞の授与式で、戦争への強い決意を語ったとして大きな批判を浴びましたが、菅首相の発言もこうした流れの中にあるのでしょうか。残念としか言いようがありません。