市役所本館の市民ギャラリーで「満州開拓」展が全フロアを使って開催されていま。知人のIさんが中心メンバーとなって準備していらっしゃり敬服の念を持ちながら参加してきました。
というものこれだけの資料収集とこの規模の展示をやるには相当なエネルギーがなければ実現できません。日本の3倍の面積という満州国、開拓移民として静岡県からも1万人もの方々が大陸に渡っています。
そして、関東軍撤退とロシアの参戦、あっという間の崩壊と残された開拓民の惨状が展示資料から伝わってきます。そこに生きた一人の一人の人間の生死を分けた様々な要因、もしもそこに自分がいたら。
そして、帰国できず残留孤児となった日本人たちと日本政府の棄民政策。シベリア抑留をも誘因したともいわれる軍部の開拓民「土着化」という置き去り方針、住民票からの抹消、帰国後の形だけの生活保障。
65年前の敗戦以降ずっとその戦争責任が明確にされていない現状と歴史証言としての生存者の声。私たちがアジアと向き合う原点を明示していくれています。是非、大勢の方に見に行っていただきたいと思います。
というものこれだけの資料収集とこの規模の展示をやるには相当なエネルギーがなければ実現できません。日本の3倍の面積という満州国、開拓移民として静岡県からも1万人もの方々が大陸に渡っています。
そして、関東軍撤退とロシアの参戦、あっという間の崩壊と残された開拓民の惨状が展示資料から伝わってきます。そこに生きた一人の一人の人間の生死を分けた様々な要因、もしもそこに自分がいたら。
そして、帰国できず残留孤児となった日本人たちと日本政府の棄民政策。シベリア抑留をも誘因したともいわれる軍部の開拓民「土着化」という置き去り方針、住民票からの抹消、帰国後の形だけの生活保障。
65年前の敗戦以降ずっとその戦争責任が明確にされていない現状と歴史証言としての生存者の声。私たちがアジアと向き合う原点を明示していくれています。是非、大勢の方に見に行っていただきたいと思います。