まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「菅ー小沢」民主党代表選挙、正々堂々と政策論争すべきでは!

2010年08月30日 | ニュース・関心事
3ヶ月前に「クリーンな民主党」を求めて小沢前幹事長道ずれに「抱きつき退陣」を演じた畑山前首相、今度は小沢氏が鳩山氏に「抱きつき出馬」を決断、そして「トロイカ体制」なら収束もありうると。

勿論、菅首相自身も参議院選挙敗北の総括を代表戦にまで繰り延べ、本来の舌戦でこの国のリーダーとしてこれからの方向性を示して欲しいのに、再選を意識してか、防戦一方のイメージばかりが先行しています。

今日も一日「鳩山ー菅」会談、「鳩山ー小沢ー輿石」会談、明日の「菅ー小沢」会談のニュースばかり。私は、この際、正々堂々と政策論争がメインとなる代表選挙をしっかりとやってほしい、と思います。

政策のすりあわせなき代表選挙回避は、政治不信がひろがるばかりです。毎日、読売、日経など世論調査結果は圧倒的に菅首相の続投です。ただ、小沢さんになってほしくないという消極的支持が大半です。

きのう、今日と民主党の党員ではなりませんが政権交代に向け応援してきた方々から「小沢一郎支持で街頭に立つて応援する」人から、「政治活動に距離おきたい、民主党は自民党と全く同じ」と真っ二つです。

これらいずれも、中間派「抱きつき勝利」を狙った両陣営のパフオーマンスではないかとさえ思ってしまいます。あの「抱きつき退陣」前の「鳩山ー輿石ー小沢」の謀略であった可能性さえ出てきます。






「生活保護と自立支援」分科会ー「みんなで創ろう!私たちの自治」全国政策研究会

2010年08月30日 | ニュース・関心事
ゲストスピーカーは、布川日佐史静岡大学教授でテーマ「生活保護と自立」、そして、野宿者支援を行っている「静岡パトロール」の千原美樹さんの生活保護申請窓口めぐる特別報告、参加者40名ほどでした。

布川氏からの問題提起に、それぞれの自治体での生活保護申請の実態把握や自立支援プログラムの中身、社会福祉計画における「貧困」の取り扱い、補足率の自治体ごとの実情、など調査することになりました。

興味深かったのは厚生労働省が調査した生活保護基準未満の低所得者世帯数の推計資料です。生活保護費より低い賃金で働いていいる人たちが相当数いて、生活保護費の切り下げ世論も強い昨今です。

生活保護費より低い所得者が全世帯で12,4%もあり、そのうち生活保護を受けている世帯が15,3%。貯金や車など資産のある世帯を除くと4,8%が保護費より低い収入、その中で保護を受けている世帯は32,1%。

生活保護を申請すれば受けられるような低所得者層の中で67,9%もの層が保護されていない事実に驚きます。それが受けずに頑張ろうということか、申請してもはねられているのか、機会がないということか。

9月議会、決算審議に向けて実情把握に努めて生きたいと思います。非常に勉強になりました。