http://katteren.michikusa.jp/hamaoka_tometemo_ok.htm
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電気は足りなくなるの?
(^_^)
心配ご無用! 電気は余る程あります。
電気の消費量がもっとも多いのは、真夏のウィークデイの昼間、ほんの数時間。その時間帯でさえ、浜岡原発が無くても十分電 気はまかなえます。
中部電力自身がそれを公表しています。
真夏や昼間の時間帯でなければ、なおさらもっとたくさん余っているのです。
* 猛暑だった去年の真夏に稼働していたのは浜岡3号機と4号機だけ。その供給力は223.7 万kW(発電端)
** 浜岡3・4号機をもし止めていても、供給予備力は295 万kW-223.7 万kW=71.3 万kW 余っていました。(浜岡原発の送電端での発電量は5%程度減るので実際は82 万kW 以上余っていたことになります。)
*** 今年の供給予備力は439 万kW。 浜岡原発を全部止めて336.7 万kW 分減らしても、77.3 万kW 以上余ると中部電力自身が予想しています。
★ ちなみに、中部電力が自分の会社で保有する発電設備の容量は、原子力発電所を除いても2,900 万kW(発電端)以上あります。
うちわけ ●一般水力発電所:185.89 万kW ●揚水発電所(純揚水・混合揚水):336.00 万kW
●石炭火力発電所:410.00 万kW ●石油火力発電所:1,471.34 万kW ●LNG 火力発電所:509.04 万kW
●御前崎風力発電: 2.20 万kW ●メガソーラーいいだ:0.10 万kW実際は、他社(J パワーなど)からの受電契約があるため、日本原電の敦賀原発1・2号機分の約53 万kW 分を除いても、原子力発電以外の設備容量が3,100 万kW(発電端)以上もあるのです。
(揚水発電所の揚水用動力は、深夜電力を使うのでピーク時の供給力には影響ありません。深夜電力への対応は、原発だけでは足りないので、既に今でも石炭火力発電所等を使っています。浜岡を止めても、深夜電力需要には一般水力・火力発電所だけで十分対応できます。)
★ 東京電力・東北電力への余剰電力の融通は、周波数を変換するための施設の能力が100 万kW 分しかないため、これを超えて両会社を助けることはできません。また、この100 万kW は、関西電力や北陸電力など西日本の電力会社で分担します。だから、世界一危険な浜岡原発を今すぐ止めても
まったく電気の心配はいらないのね。
では、他の全国の原子力発電所は今すぐ止められるでしょうか。じつは、原発以外の発電所が現在発電している電力量は、1990 年頃(バブル景気の真っ最中)に原発も含めて発電していた総電力量とだいたい同じです。
つまり、90 年頃からたった二十年で、今の原発の発電量の分だけ、私たちは電力の消費量を増やしてしまったのです。だから、90 年頃の生活水準にすれば、今すぐ原発を止めることができます。「原発が無ければ、江戸時代の生活に逆戻り」とか「原始時代と同じになる」なんて言っていたら、ちょっと恥ずかしいかもしれませんよ。
でも、節電はとてもたいせつです。
今まで私たちは、危険を遠くの人に押しつけて
電気を使いすぎてきたのですから。
●発⾏行行●2011.4.8
核のごみキャンペーン・中部 http://nukewaste.net tel&fax 050-3579-0016 Emai: mail@nukewaste.net
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電気は足りなくなるの?
(^_^)
心配ご無用! 電気は余る程あります。
電気の消費量がもっとも多いのは、真夏のウィークデイの昼間、ほんの数時間。その時間帯でさえ、浜岡原発が無くても十分電 気はまかなえます。
中部電力自身がそれを公表しています。
真夏や昼間の時間帯でなければ、なおさらもっとたくさん余っているのです。
* 猛暑だった去年の真夏に稼働していたのは浜岡3号機と4号機だけ。その供給力は223.7 万kW(発電端)
** 浜岡3・4号機をもし止めていても、供給予備力は295 万kW-223.7 万kW=71.3 万kW 余っていました。(浜岡原発の送電端での発電量は5%程度減るので実際は82 万kW 以上余っていたことになります。)
*** 今年の供給予備力は439 万kW。 浜岡原発を全部止めて336.7 万kW 分減らしても、77.3 万kW 以上余ると中部電力自身が予想しています。
★ ちなみに、中部電力が自分の会社で保有する発電設備の容量は、原子力発電所を除いても2,900 万kW(発電端)以上あります。
うちわけ ●一般水力発電所:185.89 万kW ●揚水発電所(純揚水・混合揚水):336.00 万kW
●石炭火力発電所:410.00 万kW ●石油火力発電所:1,471.34 万kW ●LNG 火力発電所:509.04 万kW
●御前崎風力発電: 2.20 万kW ●メガソーラーいいだ:0.10 万kW実際は、他社(J パワーなど)からの受電契約があるため、日本原電の敦賀原発1・2号機分の約53 万kW 分を除いても、原子力発電以外の設備容量が3,100 万kW(発電端)以上もあるのです。
(揚水発電所の揚水用動力は、深夜電力を使うのでピーク時の供給力には影響ありません。深夜電力への対応は、原発だけでは足りないので、既に今でも石炭火力発電所等を使っています。浜岡を止めても、深夜電力需要には一般水力・火力発電所だけで十分対応できます。)
★ 東京電力・東北電力への余剰電力の融通は、周波数を変換するための施設の能力が100 万kW 分しかないため、これを超えて両会社を助けることはできません。また、この100 万kW は、関西電力や北陸電力など西日本の電力会社で分担します。だから、世界一危険な浜岡原発を今すぐ止めても
まったく電気の心配はいらないのね。
では、他の全国の原子力発電所は今すぐ止められるでしょうか。じつは、原発以外の発電所が現在発電している電力量は、1990 年頃(バブル景気の真っ最中)に原発も含めて発電していた総電力量とだいたい同じです。
つまり、90 年頃からたった二十年で、今の原発の発電量の分だけ、私たちは電力の消費量を増やしてしまったのです。だから、90 年頃の生活水準にすれば、今すぐ原発を止めることができます。「原発が無ければ、江戸時代の生活に逆戻り」とか「原始時代と同じになる」なんて言っていたら、ちょっと恥ずかしいかもしれませんよ。
でも、節電はとてもたいせつです。
今まで私たちは、危険を遠くの人に押しつけて
電気を使いすぎてきたのですから。
●発⾏行行●2011.4.8
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