静岡新聞報道。リニア新幹線に反対をしていないとはいえ、南アルプスへの想いは共通です。静岡県は、生物多様性国際条約COP12 が開催される韓国ピョンチャン会議に環境省のブースに出展を検討しています。
これは、「南アルプス・リニア市民ネット静岡」の質問状への回答で示されているものですが、ぜひとも実現して欲しいものです。JRの申請は予測されてましたがJR東海は水収支3次元モデルで何を示しているのか。
写真は、柴崎先生の南アルプスでのリニアトンネルの3次元立体画像。
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知事反発「論外だ」 リニア工事、南アルプス優先
(2014/8/26 08:13)
川勝平太知事は25日の定例記者会見で、JR東海が、リニア中央新幹線計画で難工事が予想される南アルプス一帯を優先するとの見通しが伝えられたことについて、「生態系への影響と大井川流量の減少が心配され、とんでもない。論外だ」と強く反発した。
知事は環境相や国土交通相が7月までに公表した意見書の中身を念頭に「南アルプスは最も慎重になるべき場所」と強調。その上で、「にもかかわらず工事に入り、少しでも変化があれば、私自身が現地に行き、差し止めるくらいの強い気持ちだ」と言い切った。
工事の順番については「地質工学が分かっているところ」として第1に東京・品川−甲府間を、第2に名古屋−中津川間を挙げた。2020年の東京五輪までに品川―甲府間を先行開業して、「世界にPRする絶好の機会とすべき」と持論を述べた。