まつや清の日記 マツキヨ通信

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「みんなで乗り越えよう!新型コロナ@しずおか」facebookで意見交換した市民の声を届けたい!静岡市長への要望!

2020年04月13日 | 市政

Facebook呼びかけ人の小笠原さんや山田さんに加えてお二方も参加しての「コロナ感染拡大の中、検査の拡大 市民が安心できるサポート・情報発信を求める要望」の静岡市長への申入れ行動が行われました。要望文書は、facebookでのやり取りやまつやも含め呼びかけ人の中でいろいろと協議した内容が盛り込まれました。このコロナショックの中だけに意見は多種多様で、相違を認め合いながらなんとかまとまりました。4月25日までにお返事をくださいとお願いしました。回答はまたfacebook上で公表します。記者会見へのマスコミ各社の参加は少なかったですが記者の皆さんの質問もとてもよかったですね。心が温まりました。

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2020年4月13日
田辺信宏 静岡市長様                     
コロナ感染拡大の中、検査の拡大
市民が安心できるサポート・情報発信を求める要望

「みんなで乗り越えよう!新型コロナ@しずおか」
                   呼びかけ人 小笠原学 山田久美子
                     連絡先 090‐3954‐6563(小笠原)
m_ogasa2000@yahoo.co.jp

新型コロナウイルス感染の拡大に対し奮闘されている保健所や病院など医療関係者、検査業務に関わる技術者、感染経路の分析に関わる多くの職員の皆さま、また学校や学童保育・保育施設・介護護施設や障害施設など社会機能の維持に献身に奮闘されている皆さま方に敬意を表するとともに感謝申し上げます。
私たち「みんなで乗り越えよう!新型コロナ@しずおか」は、新型コロナウイルスによる感染拡大の混乱に対し、市民同士が知恵を出し合い乗り越える為に、自宅に居ながらおしゃべりできる場としてSNS上に立ち上げたグループです。
東京都など7府県に緊急事態宣言が発令されて6日目になります。東京都では感染経路不明の感染者が増え、静岡県内、及び静岡市では県外からの感染が目立っています。静岡市の学校は4月7日に再開されたものの首都圏からの疎開的移動による静岡市内への感染拡大への備えとして4月11日~26日までの休校が急転直下決定されました。こうした事態に対し、家族の健康を守り、医療崩壊を防ごうと「休校」を求める保護者と、就労等によって「再開」を是認する保護者との間で分岐が生まれました。しかし、かけがえのない子どもの命を大切に想う気持ちは同じです。こうした意見の違いと不安の原因は、「感染症対策の基本である検査体制」と「子ども達の過ごし方に対するサポート不足」にあると考えます。そこで私たちは静岡市に対し、以下の要望をさせていただきます。
田辺市長は4月10日の記者会見で静岡市単独予算による「新型コロナ対策補正事業」を示しました。この提案に基づき4月17日に臨時議会が開催されるとのことですが、是非とも市民の声を反映させていただきたいと思います。なお、回答は4月25日までにメールでご返答ください。
突如として世界中を震撼させている新型コロナウイルスの前になすすべもなく、国境閉鎖、都市封鎖、経済縮小といった措置が取られる中で、私たちはグローバル資本主義の危うさを日々実感しています。同時に、マスクの生産力の弱さ、地域感染検査能力の弱さ、地域コミュニティー力の弱さの露出などから、現代社会におけるローカル社会の脆弱さも痛感しています。一方で、長期的視点に立てば、コロナ危機によって静岡市が実践するSDGsや、パリ協定への取組みにどのような進展をもたらすことができるのか強く関心を持っています。静岡市においては「誰一人取り残さない」を合言葉に、市民の暮らしと命をまもるための早急な対応策、そして、危機を持続可能な新たな地域社会システムへの転換ととらえ、市民と共にレジリエンスに取組んで頂くようお願い致します。

1.新型コロナウイルス感染症に関する情報強化について
相談センターや帰国者接触者外来、PCR検査などの実情をHPで分かりやすく公表してください。日毎の相談数、相談者の内訳、医療、営業、学校関係等の項目毎の相談内容、 帰国者接触者外来に繋がれた件数、PCR検査に回った件数、感染者の回復状況についての情報公開もお願いします。
2.濃厚接触者への対応について
濃厚接触者に対し1週間後2週間後にも再検査しているのでしょうか。また、要請になった件数の内訳(濃厚接触者・発熱者等)、感染経路把握の人員体制や課題について教えてください。
3. PCR検査の状況について
静岡市環境保健研究所での検査機器の台数、検査能力、これまでの検査件数、職員の体制の実情を教えてください。新潟市では2月の段階でPCR機を2台を購入し現在3台体制で検査しています。新潟市も鳥取県も感染リスクの少ない、ドライブスルー形式を取り入れています。浜松市は4月に1台の購入を決定し3台体制で検査しています。また、環境保健研究所の狭さが検査機器の購入を先送りしているとも伝えられます。検査機器の大幅な増強の実施し早急な検査施設の拡充をしてください。相談したけどなかなか検査まで行きつけ無いという声も聞きますが、基礎疾患の無い市民であっても3日発熱が続けばPCR検査を行ってください。
4.発熱外来設置について
公的病院における発熱外来の設置や専門施設の発熱外来の確保を早急にお願いします。
5.隔離施設の活用と自宅隔離となった場合のサポートについて
静岡市の隔離施設は既に満杯とのこと。今後の感染者拡大を想定し重傷者受け入れ施設の拡大、ホテルなど無症者や軽症者の受け入れ施設の確保を進め、自宅隔離と医療崩壊が起こらないよう早急に対策を行ってください。やむを得ず自宅隔離となってしまった場合の買い物や電話での安否確認サポートなどを検討し備えてください。
6.施設内感染への対策
他県では介護施設や障がい者施設での施設内感染が起きています。福祉施設にコロナ発症危機管理マニュアルを策定してください。
7.抗体検査の実施について
抗体検査をやることで「外出自粛」から外していく対応策を実験的に行っている国があるそうです。抗体検査の実施を検討してください。
●こどもたちへのサポートについて
8.「休校」の中での学校給食への対応はできないものでしょうか。
9.オンライン教育の可能な学校においてその試行を始めてください。
10.学童施設、保育施設も含め実情の把握と人員の拡充、財政支援を検討してください。
11.子ども達が休校中も、心身健康に過ごせるように、校庭と体育館を開放して下さい。
12.学校が再開された場合にも、新型コロナウイルスによる感染が収束するまでは、 自主休校の生徒を欠席扱いとせず、出席停止扱いにして下さい。