昨年10月にソウル訪問し、韓信大学イ・キホ教授の取り計らいで韓国・ソウル市議会イ・サンフンさんや江北区議のク・ボンソンさん、キャンパスシティ構想に基づくNPO担当職員の皆さんとの意見交換会から10か月振りの顔合わせでした。今年に入りコロナ感染拡大で日韓の行き来はできない状態でしたが、ZOOMによるリモート型社会到来で今日のような意見交換会が実現しました。
日韓関係においては、従軍慰安婦、徴用工、領土問題など簡単には解決のつかない問題が横たわっていることを相互に認識しながらも、地方自治の観点から気候変動、コロナ、災害、有機農業、貧困格差、まちづくりなど直面する様々なテーマで超党派の自治体議員同士の交流機関を設置していこう、とする構想をそれぞれに持ちかえって協議し、再度の意見交換会を持つことが合意されました。
今日の意見交換会は自治体議員立憲ネットワーク韓国プロジェクトの呼びかけによるものですが、「立憲主義と平和主義」の枠組みだけにこだわらない多面的な水平的交流を目指すことが話し合われました。韓国プロジェクトの責任者としては、この間の構想が一歩前進したという意味で少しうれしい気持ちになっています