基本的には賛成すべき議案です。2016年市議会で消防局に消防無線機契約について総括質問しました。「公平・透明で問題なし」とのことでしたが公正取引委員会が談合として摘発し60億円を超える課徴金をメーカーに課しました。
今回、一般競争入札で応募企業はモリタ(はしご車製造メーカー)とモリタの販売代理店の「(株)日消機械工業」2社。1回目、2回目の入札はともに予定価格2億1720万を上回る金額で金額の安かった(株)日消と2億1740万で仮契約して上程されています。
更新期間は20年、消防局6台のはしご車はすべてモリタ製造。過去には、もう一つの製造メーカー日本機械工業株式会社も参加したがいずれも再入札。2021年3月から日本機械は屈折式はしご車のみとなり静岡市の仕様書に合わず今回の入札に参加せず。
今回もWTO案件で外国メーカは参加していないが競争性は担保されている、結果として仮契約価格は予定価格100%だが過去の実績など考慮しても妥当である。所管調査での駿河消防署のはしご車訓練を踏まえ日本一の消防力・消防隊への期待を表明して賛成しました。