イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

船底塗装

2019年04月20日 | Weblog
今日はちょっと早い目の小船の船底塗装だ。ちょっと早いといっても去年の秋は台風のせいでエンジンが壊れてしまい一巡してちょっと遅いという意味だ。

ワカメを採りに行っているときでもまったく船が走らなかった。少しでも早く船底をきれいにしておかないと使い物にならない。

今日も潮の満ち干を使っての陸揚げだ。
満潮時刻は午前6時32分。大潮なので少しゆっくりでもいいだろうと午前7時に家を出発し午前8時に作業を開始。



潮が引くまでもう少し時間があるので船具屋にシンナー買いに行くと、以前ずっと船のメンテナンスをしてもらっていたS鉄工のベテランエンジニアの爺さんが部品を買っていた。長らくご無沙汰しているのでちょっと気まずいが知らんふりをするのもなんなのであいさつをすると、「お~、久しぶりやな~。エンジンは4PH-PHTやったな~。古なって部品がなくなってきてるから故障せんように乗りや~。」と嫌味なの親身なアドバイスなのかわからないようなことを言う。
そんなことを言われるとなんだか本当に壊れそうな気がしてしまう。そんなことを言わないでくれよ~。

港に戻り午前10時に完全に陸上に上がりそこから一気に作業を加速。相当カキが付いていると思っていたけれどもカキというより、藻類がべったり付いているという感じだ。それほど力も入れずにずるずる取れてゆく。



しかし、日頃からキーボードしか叩かないしごとをしているせいだろう。すぐに指の皮がめくれてしまった。



なんとも情けない。それでもちょうどお昼頃に作業を終えることができた。



家に帰って「なつぞら」を見てから再び港に戻り潮が満ちてくるのを待つ。今週も天陽くんにやきもちを焼く泰樹さんが光っている。
午後3時に港に到着したが船が海水に浸かるまではまだまだ時間がある。それまでコーヒーを飲みながら本を読んでしばし一服。



午後4時10分、船尾が海水に浸かり始めた。船をコロに乗せて進水。
塗りたての船は怖いほどの快走を見せる。



さて、どこに釣りにいってやろうか・・・。



コメント
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