イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2019年04月23日 | 2019釣り
場所:加太沖
条件:中潮 7:58満潮
潮流:6:23転流 8:50上り0.9ノット最強 11:25転流
釣果:ボウズ

今日は転流時刻が午前6時23分ということは釣りをしている間ずっと動いているじゃないか。おまけに中潮だからそこそこ流れもあるあだろうと思いこみをしていて潮の速度までは見ていなかった。このブログを書いているときに気が付いたが、最強の潮流速度がなんと0.9ノット。確かに今日は潮が動いていなかった。午前9時過ぎの中の瀬戸がこの状態だ。



しかし、科学の力は凄い。どうしてこんなことを予測できるのだろうか・・?


今日は午前5時に出港。少し薄曇りの空模様なので朝日が強烈なオレンジ色に見える。

 

朝一はほとんど潮が動いていないはずだと大和堆ポイントからスタート。下り潮がまだ残っているようで南に船が流されていく。30分ほどやってみたけれども、アタリはない。すると淡路島方面が気になる。昨夜、そろそろ寝ようかと思っていた頃、Tさんが電話をくれた。その会話の中で、紀淡海峡の淡路島寄りのところ、由良の瀬戸でテッポウ仕掛けを引っぱるとサワラやサバが釣れているというのだ。淡路島というと、洲本まではよく行くようになったが、沖ノ島を越えて由良の瀬戸まで行くとなると心理的には相当遠いような感じがして、話には聞いていたが行ったことがなかった。地図を見てみると、実際のところは洲本の方が遠いのであるが南を見るとはるかかなたまで海が広がっているというところがその心理的遠さの要因だ。



しかし、夕べ話をきいたばかりで、おまけに風も波も潮流もない。これは淡路島からのA.T.フィールドを突破し久々のテッポウ仕掛けを試す絶好の機会だ。

本線航路を越えると確かにたくさんの船が仕掛けを引っぱっている。中には大きなサワラを上げている船もあった。淡路島の街がはっきり見えるところまで接近したけれども僕には残念ながらアタリがない。重くて長い仕掛けなのでいったいどのくらいの深さまで仕掛けが入っているのかがわからない。



おまけにこの仕掛けは隣の幽霊船の元のオーナーさんからもらったものなので相当古い。ピンクのビニールも色あせてしまっている。まあ、タナはともかくこの仕掛けをなんとかせねばなるまい。魚が釣れていることを確認したのだからまた参戦したいと思うのだ。

潮流が最強時刻を迎えたのでふたたび高仕掛けで中の瀬戸を攻めてみる。最初の画像のとおり、加太の海は長いこと不調で今日もやっぱり釣れていないのか帝国軍の艦船は皆無だ。転流時刻を待たずに潮が止まってしまったようで、北風に押されて南に船が流れてゆく。
これでは釣れる気がしなくなってしまう。ここで最後の切り札。安心のガシラ釣りに切り替えたけれどもこれも不発。アタリはあれどもベラばかりだ。真鯛は元々渋いと聞いていたので今日は高仕掛けに使うため青イソメを買ってきていた。その残りを使ってガシラも釣ろうと考えたのだが、虫エサにはベラの方が食いつきやすいのだろうか。おまけにやたらと飲み込まれる。ガシラも1匹だけではおかずにならないのでお腹を上にしてバケツの中に浮かんでいたけれどもまだ息があったので放流した。なんとかトンビの攻撃をかわして海底に戻っていったようだ。

なんとも締まりのない釣行になってしまった。港に帰って碇のロープを引き上げるとロープにくっ付いてきたヒトデのひとつが四角形・・。う~ん、今日の不調の元凶はきっとこの四角形のヒトデの呪いではなかったのだろうか・・。クローバーなら四つ葉は幸運なのだろうが、本来5本のものが1本欠けているというのはどうも気持ちが悪い。



この呪いはきっと強烈だ。元号が変わってもこの呪いは解けないのではないだろうか・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする