イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口~水軒沖釣行

2023年06月23日 | 2023釣り
場所:紀ノ川河口~水軒沖
条件:中潮 3:02干潮 
釣果:ボウズ

今日はズル休みではない。午前8時までに母親を病院へ連れて行かねばならない。朝一だけルアーを投げに行こうと考えた。
一昨日は夏至。こういう時、夜明けが早いというのはありがたい。とはいえ、午前2時半に起きたところ小雨が降っていた。あれまあ、これはまた寝なおしかと思ったが雨雲レーダーを見てみると1時間ほどで雨雲は去っていくようだ。それならばと午前3時半に家を出た。

それでも雲は厚く、午前4時17分、港を出た時はまだ東の空は真っ暗だった。むしろ西の方が青くなっていた。



いつもの場所よりも少し下流の右岸に碇を下ろしトップウォータープラグをキャストする。



水面は穏やかで魚が飛び出てくる感じがプンプンしているのだがアタリはない。
1時間近くルアーを投げたけれども、このまま帰るのは惜しく、水軒一文字の沖に移動することを考え早速移動。



ここも海面は穏やかだ。メタルジグに取り替えてキャストしていると、ルアーの届く範囲ではないが沖の方で魚が跳ねている。ボラではない。こういう時は突然視力がよくなるのか、魚の形がくっきりと見える。紛れもなくとまではいかないがあれはサゴシだ。
いよいよチャンスかと水面を跳ねているのならこれはトップウォーターだとルアーを変更。しかし、その頃には魚が見えなくなってしまったので再びメタルジグに変更。それからしばらくしてメタルジグがフォールしている最中にアタリ。あまり引かないが、これはきっとサゴシだ。サゴシは、最初は自分が釣られたということに気がつかないようで水面近くまで引っ張られてようやく自分の命が危険にさらされていると悟るようだ。
わずかなチャンスなのでなんとか獲りたいと思ったが残念ながら途中でバレてしまった。
その後、リップレスミノーに換えてみたりしながらキャストを続けたがアタリはなく午前6時に終了。

午前8時前の病院の駐車場は閑散としていたので今日は早く帰れるかと思ったが結局、いつものごとく午前9時の予約時間で診察に呼ばれたのが午前10時半。家にたどり着いたのはちょうどお昼であった。



今日は僕も歯の掃除。いつもちゃっちゃとやってくれる歯科医院はまだ営業しているだろうかと心配しながら訪ねた。
というのも、マイナカードが保険証になるのをきっかけに、システムの導入コストに耐えられないか、もしくはIT化について行けない医院の廃業が相次いでいるという。
いつ行ってもすぐに診てくれるほど客が少ない医院だから廃業候補の筆頭ではないかといつも心配しているのである。かといって、この先生、きっとやぶ医者というわけではないはずだ。親知らずを抜いてくれた時は何の痛みもなくサッと、それも今日は歯の掃除ですというようなときについでにやってのけてしまうような先生なのだ。
とにかく、手抜きでもなんでも、素早くやってしまってくれるのがうれしいのである。
しかしながら、今日の店番は先生ひとりだけで、受付の人もいない状態だ。きっと経費がひっ迫しているのだろう。次回は9月か10月に来てねと言ってくれたが、はたしてその頃は営業してくれているのだろうかと入り口の扉をあけてから出てくるまで20分という午前中の口腔外科から比べるとぶっちぎりの速さとうらはらに心配しきりなのである。


コメント
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