タイトル写真は緑目の空ちゃん。
昨日の朝、起きて瞬きしたら右目がシクシク痛んだので鏡で見たら、
うぎゃ〜!!ゾンビがぁ〜!!
真っ赤っかな白目ってやっぱ気持ちが悪過ぎる…。
夫に鍼を打ってもらい、念のために目の治療を専門にしている鍼灸師さんに写真を撮って送ってもらった。
多分アレルギー性の結膜下出血だから、時間がかかるけど治ると思う。
その時間を短縮したいなら治療できる。
という答えをもらいホッと一安心。
でもほんとにホラーだな、この目…。
一昨日の日曜日、ペンシルバニア在住の夫の両親に会いに行った。
数週間前から行くか行かないか、週末が近づくと悩んでいた。
2人とも80歳の高齢で、義父は癌治療の真っ只中だし、義母もあちこち痛みが出てきている。
会いに行く事で万が一、わたしたちがウイルスを運び込んだりしたらおしまいだ。
だからずっと行かない方がいいと思ってたのだけど、とうとう行くことにした。
高速道路はやっぱりいつもより空いていた。
トラックの数が多かったのだけど、中でもアマゾンの物品を運ぶトラックが異様に多かった。
自宅以外の家の中に入るのがあまりにも久しぶりだったので、妙な気持ちだった。
ドアノブや何かの取手に触るのを反射的に避けている自分に苦笑した。
両親とはもちろんハグもせず、2メートルぐらいの距離を空けて話をした。
キッチンカウンターには消毒用のウェットティッシュと外出用のマスクが置かれていた。
新型コロナ世界がここにもしっかり根づいている。
その夜、仰天した事があった。
彼らの義娘になって28年、その間一度も見た事が無かった事がある。
それは彼らが一緒にテレビを観る姿である。
なのに突然、今日は楽しみにしている番組があると言うのでたまげてしまった。
その番組の名前を聞いて、今度は椅子から転げ落ちそうになった。
2018年に復活した「アメリカン・アイドル」のファイナルだったのだ。
始まる1時間ほど前から、義父はそわそわし始めた。
新型コロナ自粛生活が始まってから、テレビを観る時間がじわじわと増えてきたそうなんだけど、「アメリカン・アイドル」に到達するなど誰が想像できただろうか。
4人でテレビの前に座り、たっぷり2時間楽しんだ。
テレビ画面より両親の様子を観察する方が楽しかった。
ただ、新型コロナウイルスのせいでステージも盛り上がる観客も無く、歌手たちは全員それぞれの自宅で歌い、それを中継する方式だったので迫力に欠けた。
ただ、新型コロナウイルスのせいでステージも盛り上がる観客も無く、歌手たちは全員それぞれの自宅で歌い、それを中継する方式だったので迫力に欠けた。
だけどずっと初めの頃から観てきた両親は、どの子が最後に残るのかに胸をときめかせていた。
「お気に入りの子に投票したいんだけどね」
そんなことを言う義母が好きだなあ。
翌日の朝、義母の神の手マッサージ(彼女は高度な技術を要するマッサージ資格を何個も持っている)してもらい、左側の肋骨にいくつもの凝りがあるのを解してもらった。
義母は夫から鍼治療を二日続きで受けた。
彼女は素晴らしい陶芸家でもある。
最近の個展で非売作品として展示されたこの作品は、その昔、わたしが彼女にあげた着物の端切れを使って創られたもので、わたしの大のお気に入り。