寝しなにコップ一杯の水に下剤の粉を混ぜて飲み始めてから3日経った。
初日の月曜日の朝は全くの無反応。
あろうことかどちらかというと便秘気味で、まあ普段から大体からしてわたしの腸は他人さまより一日二日遅れて反応するので、しゃーないなとあまり気にしないことにした。
翌日の火曜日の朝、同じく全くの無反応。
え?ちょっとこれ、大丈夫か…と、ちょっと焦り始める。
翌々日の今日、水曜日、やはり大腸さまはうんともすんとも言わず無口を通していたが、仕事が始まる直前にやっともよおしてきた。
おぉ、よしよし、やっと目覚めたか、とトイレに走り、期待を込めて座っていたのだけど、うーん、思ったよりは成果が出なかったようだ。
ところが、いきなり体がどすんと重くなり、首の後ろがゾゾッとし、おでこの辺りにモヤがかかって気分が落ち込んでしまった。
そこで思い出したのである。
わたしはお腹を下すと一気に弱るということを。
だからどんなに便秘が続いても、絶対に下剤は飲まないようにしてきたのだということを。
ああしまった。こんな弱弱な状態でレッスンができるのだろうか。
今日は1時から7時までの6時間、ぶっ続けで教えなければならない日だ。
レッスンが始まるまでは、誰かキャンセルしてくれないかなあ、などと弱気になっていたが、始まってみると元気が出てきて、とりあえず無事に終わらせることができた。
今夜これからまた、下剤を溶かしたコップ一杯の水を飲まなければならない。
木曜日の夜も同じで、金曜日は朝食に卵2個分のスクランブルエッグを食べたあとは、昼食のアイスクリーム(わたしは夏以外はアイスクリームを食べる気がしないのでパスするが)以外は水分のみになる。
そんな体で9人もの生徒を教えられるのだろうか…とちょっと涙目😢
土曜日の検査の7時間前からが山場で、強い下剤を飲んで腸の中を徹底的に空っぽにするのだが、それを夜中にしたくなかったから検査時間をお昼近くにしてもらっていたのに、今朝になっていきなりキャンセルが5件も発生したので、あなたの検査を3時間繰り上げます、と病院から電話がかかってきた。
いや、ちょっと待ってよ、他の検査ならともかく、準備にこんな大変な思いをしなければならない検査の時間を、そんな簡単に変えないでほしい。
キャンセルが5件も出たのは気の毒だけど、3時間も早まったらどうなるか、わたしの立場も考えて欲しい。
ほんとだったら朝の5時半から7時までの間、15分おきにコップ7杯の下剤を飲み続けるっていう大仕事を、夜中の2時半から4時までにしなければならなくなるんだよ。
そうするとほぼ徹夜ってことになってしんどいので、検査はできるだけ遅い時間に始めてもらえと夫から言われていた。
しかも、検査当日の車の送り迎えをしなければならない夫は、土曜日の患者さんの診療時間を変えなくてはならなくなる。
なので粘った。
あれやこれやと事情を話し、夫のことも話し、そちらの事情も十分に理解しているが、それでも3時間は絶対に嫌だと伝えた。
わたしが折れて、向こうも折れて、1時間半だけ早めるということで結着した。
なので土曜日の朝4時から7回、毎晩飲んでいるコップ一杯の下剤水(240ml←けっこう量があってキツい)を、15分ごとに飲む。
5時半には終了するので、もし少しでも眠れたら寝て、9時過ぎにうちを出る、という予定。
以上、途中経過の報告でした。