ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国「全国民に今後訪れる厳しい日々に備えてもらいたい。これからの2週間は非常に痛ましいものになるだろう」事情

2020年04月02日 | 米国○○事情
エイプリル・フールのちょっとしたウソかと誰もが思ったアベノマスク騒動。
残念ながらウソではなく、本気で送るつもりのようです。
ここまできたら呆れてるだけでは済まされません。
今まで黙っていた人たちも、流石に堪えきれなくなって、ガンガン意見を送っているそうです。
みなさんもぜひ、こちら↓の方にガツンと言ってください。
とても簡単ですし、個人情報などを入れる必要もありません。

では、近況を少し。
とうとうニューヨーク州だけで感染者の数が中国を上回る事態になってしまいました。
ここニュージャージー州はニューヨーク州に続き全米で第二位。
こんなになってもまだ、今までにマスク着用が習慣では無かったアメリカ社会では、マスクをしている人は少ないです。
もちろんお店の中に入る際には、流石にマスクを着用し、使い捨ての手袋をはめていますが、外の散歩や家の中では、誰もマスクをしていません。
なのでこのコロナ騒動が起こる前は、ゲホゲホと激しい咳をしながら、けれどもマスクをせずにレッスンに来る生徒から我が身を守るために、こちらがマスクをしなければなりませんでした。
今はアメリカの保険当局が、全ての国民に対して外出時に顔を覆うように言おうかどうかを議論しているそうです。
これでやっとこちらでもマスク姿が増えるかもしれません。

さて、こちらでは毎日、学者とトランプ大統領がテレビに出て、日々の感染状況を伝えているのですが、記者の質問が日に日に激しくなってきました。
トランプ大統領のことを良く思った事は滅多に無いわたしですが、この記者会見に際しての姿勢は評価しています。
まあ、比べる対象の程度が低過ぎて、なんでも良く見えてしまうのかもしれません。
でも、原稿を読まずに自分の言葉で答える(なので良く失言をしますが)。
記者が聞きたいだけ聞き、時間制限を設けず、割と真摯に答えています。
その内容は聞きたくないような厳しい予測や現状ですが、何も知らないよりは100倍マシですし覚悟もできます。
彼はレストランやエンターテイメント産業の納税控除を議会に要求したそうです。
うちもやっと、大人一人につき13万円の小切手が、4月中旬に送られてきますし、職業柄まだまだ仕事の再開の目処がつかない夫には、失業保険制度を特別に当てて補償してもらえることになったので、長らく続いた神経性便秘も徐々に治るかもしれません。
(と書いたのですが、今日、やはりその補償は対象外となってしまいました。また1からやり直しです…トホホ)

先日トランプ大統領がこんなことを言いました。
「全国民に今後訪れる厳しい日々に備えてもらいたい。これからの2週間は非常に痛ましいものになるだろう」
どのように痛ましいのか。
新型コロナウイルスによる犠牲者が、10万人から20万人に達すると予測されているのです。
ちなみにこの記事中の日別の予測では、例えば4月15日には1日で2214人が死亡すると想定されているそうです。
誕生日なんだよ〜その日は😭
しかも例年なら、確定申告締切日でもあります。
今年はどうなるんでしょう。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士は、
「かなり難しい時期を迎えることは誰も否定しない」と述べました。
あちこちで病院や隔離施設の突貫工事が行われています。
人工呼吸器は、複数企業が急ピッチで製造しています。
間に合って欲しいと思います。

なのでもうどの家庭でも、みんな家の中に居ます。
まるで外には恐ろしいゾンビがうろついていて、見つかると噛みつかれると思っているみたいに。

散歩しか気晴らしの方法が無いので出かけました。
まだコートと帽子と手袋が必要な花冷えのする夕方でした。

ぽんちゃんが満開のまま頑張ってくれてます。

カエデの爺さんの小枝にも、赤い芽がぼちぼち顔を出し始めました。

ももちゃんもいっぱい笑ってます。

行者ニンニクさんたちも枯れ葉の間から顔を出してきました。

これは何だろう?

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