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ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

平成のバカ殿は、国の根幹を崩そうとしている→「国家戦略特区は全国に!秋の臨時国会で改憲を!」

2017年06月24日 | 日本とわたし
「いわば、私は総理大臣なのでありまして、私が総理大臣である中に於いて、その中に於いてですね、私が総理大臣であることは、事実、であると同時に、大切なことは、この、私が総理大臣であることであって、これは、まさに、私は間違いなく、総理大臣なんだろう、と、このように思う次第でございます」

この平成のバカ殿の不始末を、側近の誰一人、正すことができなくなっているのでしょうか?
それともこれは、この男を使い捨てようとしている者たちによる、放置なのでしょうか?

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安倍晋三首相、加計学園問題で「プロセスに一点の曇りもない」「国家戦略特区制度は全国展開を目指す」
【産経新聞】2017年6月23日
http://www.sankei.com/politics/news/170624/plt1706240020-n1.html

安倍晋三首相は24日、神戸市内のホテルで開かれた神戸「正論」懇話会で講演し、
政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」(岡山市)の、獣医学部新設計画をめぐる対応について、

「(学園理事長が)私の友人だから認めてくれ、という訳の分からない意向がまかり通る余地など全くない。プロセスに一点の曇りもない」と述べた。

国家戦略特区に関しては、
「(愛媛県)今治市に限定する必要はない。速やかに全国展開を目指したい。意欲があれば獣医学部新設を認める」と語った。

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オトモダチ新聞の産経新聞協賛と書かれた壁を背に、まあ勢いのよろしいこと。
国会での顔色と大違いです。
まあ『正論』というのは日本会議ですから、水を得た魚になれるのでしょうけれども。


それにしても、日本全国が特区って…冗談にも程があります。
意欲があったら認められるんだったら、えらい騒ぎになりますよね。
あれほど喧々諤々と議論されてきた、そりゃもうたくさんの条件について、あるいは需要と供給の均衡については、どうするつもりなんでしょう?
っていうか、まだ始まってもいないんですよね、加計学園。

いやもう、自らが、この件は総理大臣のわたしの一存でどうにでもなるのですと、白昼堂々と公言したことになりますよね。
そもそも、一校に絞るという三省の合意は、一体どうするんでしょう?
石破4条件はどこに飛んでしまったのでしょう?

今治市は、加計学園から96億円の補助金申請されて、言われるままに交付決定。
これは、建設費用の出所がはっきりしていないと、大学設置認可が下りないためです。
内閣府からも、「特区申請の手続きを急がないと、特区認定を取り消す」とせっつかれていたようですし。

小さな市に莫大な負担を強いてまでごり押しした、加計学園の獣医学部新設。
ここに『総理の意向』が存在したか否かをはっきりするために、国会での質疑が繰り返されたのですが、
それに対する応答の酷さは、何度もここにも書いてきました。

この狂った暴走を止めるには、都議選で結果を出し、秋の臨時国会などというものを開催する前に、きっちりと責任を追及し、果たさせる必要があります。

そして報道機関の政府との癒着も。
下記の報道を長々と流したのはNHK政治部。
そして、日本会議の『正論』懇話会と産経新聞の名前が明記された壁の前に立つ、一国の総理大臣。
自分に嫌疑がかかっている問題について言い訳と自己主張をし、改憲について期限のことまでに言及して強調する。
これは相当に異常なことです。




















この男は、今回のことは、一校にだけ認めたのがあらぬ誤解を呼ぶ原因になったのだから、
全国にすることにしますと…。


そんな簡単な問題だったのですか?
こんなふうに、この男だけの一存で、方針というものが勝手に変えられるってことですか?
まるで、「総理のご意向」が確実に存在していることの証明のようですね。


そしてさらに、その同じ場所で、こんなことを表明していたのです。

安倍首相「秋の臨時国会中に党の改憲案まとめ、憲法審査会に提出」
【産経新聞】2017年6月24日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-00000528-san-pol

安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市の神戸ポートピアホテルで開かれた、神戸「正論」懇話会の設立記念特別講演会で講演し、
「来るべき臨時国会が終わる前に、衆参両院の憲法審査会に自民党の(改憲)案を提出したい」と述べ、
秋に召集される臨時国会中に党としての改憲案をまとめ、憲法審査会に提出したい意向を表明した。

首相は、
「自衛隊を憲法にしっかりと位置付け、『合憲か違憲か』という議論は終わりにしなければならない」と述べ、
9条に自衛隊の存在を明記する必要性を強調
「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と語り、2020年の改憲を目指す考えを、改めて強調した。

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いのちといのり

2017年06月21日 | ひとりごと


これは、一昨日の夜、夕飯を食べた後の空に、突然現れた二重の虹。
お隣のエステラが教えてくれて、大騒ぎしているわたしたちを訝って顔を出した、これまたお向かいさん夫婦と4人で、見事な半円を描いた虹を、しばらくの間楽しませてもらった。
実は、この写真を撮ったのは、その夜うちに泊まる予定だった夫の姉のアードリィ。
会社からの帰りに寄った酒屋(うちから歩いて5分ぐらい)の駐車場で、まうみのブログに良さそうだとばかりに、何枚か撮ってくれたのだった。

虹を見上げるといつも、何かいいことが起こりそうな気がする。

わたしはだから、虹がすっかり消えるまで、ルエルのことを思った。

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「あなたは多分、○○年の○○月までは生きるでしょう」

まだ成人にも満たないわたしに、約1年の余命を告げた医者は、悔しげな、そして悲しげな目で、わたしをじっと見つめていた。
わたしは多分、まだ若すぎて、その告知をまともに受け取ることができなかったのだろう。
頭の中に響いていたのは、「ふーん」という、間の抜けた声だった。
3年に渡って受けてきた検査と治療が、あまりにも辛いものだったので、それが終わることへの嬉しさの方が勝っていたのかもしれない。
でも、結局は、1年という余命を、全く信じようとしない、もっと言えば、無視している自分が口にした「ふーん」だったのだと思う。

今回、3ヶ月から半年という余命の宣告を受けた、夫の大切な幼なじみであり、わたしの親友でもあるルエルは、わたしとは全く違う人生を歩んできた人だ。
だから、彼が今、どんなことを考え、どんなことを思っているのか、それはわたしにはわからない。
でもわたしは、他人から、自分の命の長さを、日にちの数で予測された経験を共有している。
さらには、いくら現代医学が発達していても、人は時々、予測など吹っ飛ばしてしまうような奇跡を起こすことがあることも知っている。

わたしはだから、その、人の可能性を祈ろうと思う。

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畑が少し、にぎやかになってきた。






今年もまた、歩美ちゃんのキーライムの鉢から、かぼちゃの芽がニョキニョキ伸びてきた。


初いただき。



くみんちゅさんが教えてくれた、超〜美味しそうなクルミとデーツとココアを使ったブラウニー?!
さっそく作ってみることにした。


ほんとは、ココアにもカフェインが少し混じっているので、どうしようかちょっと迷ったのだけど、
砂糖なし、ミルクやバターも無しということで、最近頑張った10日間へのご褒美!なんちゃって。
あ〜いい匂い…ナッツ入りのミルクチョコレートに目が無かった頃に、一瞬だけ戻ったような気がした。

夫の母が、こちらに引っ越してきた17年前の初夏に、「引越し祝いに」と言って買ってくれたフードプロセッサー。
まだまだ健在。


ちょっと端っこをつまみ食いしたら、あまりの美味しさに、また手を出したくなる自分を抑えるのに一苦労。
くみんちゅさん、ありがと〜!!

デーツとくるみとココアのブラウニー
【INYOU】
http://macrobiotic-daisuki.jp/raw-brownie-tsukurikata-15598.html
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いくら選挙がらみだからって、これはみっともないし間違っていますよ公明党!

2017年06月21日 | ひとりごと


朝からヒジョーにイヤなものを見てしまいました。

ツイートをしたのは、なんと、公明党広報。

横取りの象徴のように書かれたハイエナは、実は横取りをする習性を持っていません。
共産党が公安の対象になっていた時代もありましたが、無差別殺害と国家転覆を狙ったテロ集団であるオウム真理教と並べて非難するのは、質の悪い中傷の他の何ものでもありません。

「人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会」

このような社会の実現に向けて、普段から非常によく学び、活発に動いている議員が多い党だと思っています。

わたしもかつて、この『共産党』という名前からくるイメージや、世間からの刷り込みで、随分と誤解をしていました。
ほんの数年前まではまだ、軽いアレルギー反応があったほどでした。
でも、国会での仕事っぷりを見続けているうちに、自分がひどい誤解をしていることに気がつきました。
偏見を捨て、興味を持って見つめ直してみると、いろんな発見があります。

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そこが聞きたい 日本共産党 よくある質問より
http://syunlat.info/そこが聞きたい-日本共産党-よくある質問-152

ー前略ー
いま、残っている軍事同盟は、日米同盟と日韓同盟ぐらいです。
その結果、いまアジアでは、米軍は日本と韓国だけに集中。
その韓国でも、粘り強い米軍基地反対運動を背景に、米軍基地の大幅縮小がすすもうとしています。
日米関係は、世界から見ると、まったく異常な関係です。

世界は、軍事同盟から、国連憲章にもとづく平和秩序、紛争の平和解決、各国の経済主権と民主的な国際経済秩序に、大きく転換しています。
日米安保条約は逆に、アジアの脅威になっています。

「北朝鮮が日本に攻めてくる、核攻撃をしかけてくる」などと宣伝されます。

拉致問題など、北朝鮮の態度は、容認しがたいものがありますが、北朝鮮の核開発も、閉鎖的な外交姿勢も、
日米同盟、日韓同盟によって、北朝鮮周辺にアメリカが核を配備し、核脅威にさらされていることが要因です。
安保条約の存在が、北朝鮮に、核開発の口実を与えてきたのです。

この核開発をやめさせるうえでは、北朝鮮の安全は核兵器ではなく、周辺諸国と友好関係を築くことで保障されるということを主張し、受け入れさせなければなりません。
ところが、日本政府は、日本の平和は、安保条約にもとづくアメリカの核兵器で保たれているという立場、
核兵器が必要だという点では、北朝鮮と似通った立場にたっているため、北朝鮮の主張を道理を持って、強く批判することができません。
この点でも、北朝鮮の核問題を解決するうえで、安保条約が障害となっているのです。

「万々一の備えが必要」などという人もいますが、いま必要なことは、世界の大きな平和と友好の流れのなかで、日本が憲法9条の立場に立って、大いに役割を果たすことです。
世界は、それを日本に期待しています。
アメリカの関係は、軍事同盟をなくして、日米友好条約を結び、対等な日米関係を確立する必要があります。

ー後略ー

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さて、この『共産党“3K”』ツイートについて、さっそく公明党に問い合わせてくれた、荻上チキさん。
回答が返ってきました。

【音声配信】
「共産党“3K”」ツイートをめぐる公明党広報からの回答について、荻上チキがコメント

【荻上チキ・Session-22】2017年6月21日
https://www.tbsradio.jp/158447

ぜひそのコメントを、お聞きください。

★公明党からの回答文書はコチラです。


Q1. このアカウント@komei_kohoは、公明党広報の公式のものですか?
A1. 公式のものです

Q2. 当該ツイートの文面は、どなたの発案でしょうか?
A2. 公明新聞です。

Q3. 当該ツイートの内容は、公明党の公式見解という理解でよろしいでしょうか?
A3. 公明党の公式見解ではありません。6月20日(火)の公明新聞に掲載されたイラストを転載したものです。

Q4. 公明党として(もしくは公明党広報として)、当該ツイートの表現は適切だとお考えでしょうか?
A4. 公明新聞が、事実の裏付けがあって書いた記事であると認識しています。

Q5. 当該ツイートと同様の形で、公明党を批判するツイートがあった場合、党として抗議する可能性はありますでしょうか?
A5. 著しい事実誤認があった場合は抗議します。
コメント (2)
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自分たちの立場がヤバい!よしミサイルだ!都知事選に合わせて流す『北ミサイルCM』費用はどこから?

2017年06月21日 | 日本とわたし
都議選の告示日から2週間、政府は、北ミサイル避難方法を、在京民放5局でCMで流すんだそうです。

で、そのCMはどんなだというと、
長さは30秒間で、
冒頭に、ミサイルが日本に落下する恐れがある場合に、全国瞬時警報システム「Jアラート」で、緊急情報が流れることを説明し、

〈1〉頑丈な建物や地下に避難する
〈2〉建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭を守る
〈3〉屋内の場合は、窓から離れるか、窓のない部屋に移動する

の3種類の避難行動を、イラストとナレーションで紹介するんだそうです。

他にも、全国70紙の新聞に、6月23〜25日に、
インターネットの大手検索サイトで、6月26日から7月9日まで、
同趣旨の広告を掲載する予定だそうです。


政府は北朝鮮と、ミサイルは、大きな的になる原子力発電所には、絶対の絶対に落ちてこないという確約でも結んでいるのでしょうか?
どうして原発については、全く一言も説明が無いのでしょうか?

政府が盛んに、空から落ちてくると言っているのは、季節外れの雹でもなく、風に飛ばされた看板でもありません。
ミサイルなんですよ。
それも、安倍首相は声だかに、サリンが積まれているかも知れない、なんて脅したのですよね。
そんなものが飛んできて、あたり一面のものを破壊するような時に、こんなことで命が守れると、本気で言ってるのですか?
こんなバカげたCMを、テレビだの新聞だので何度も見せられることに、腹が立たないのですか?



ミサイル投下の恐れがあると、ここまでしつこく脅すのなら、

今すぐ稼働している原発を止めなさい!
そして、各町ごとに、住民が全て避難できる規模の、地下核シェルターを造りなさい!
それを、日本に暮らしているみなさん自身が、声を大にして命じてください!
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安倍総理、加計学園問題で、新たな説明が必要な事態が生じました。我々主権者は、臨時国会召集を命じます。

2017年06月21日 | 日本とわたし
ああ、なるほど、加計学園は自民党だったんですね。
忖度も何も、ズブズブの中のズブズブじゃないですか。
そりゃもう、「総理のご意向」と「副官房長官のご発言」が、ありとあらゆる場面で大いに影響を与えていたことでしょう。
ここまでくっきり見えてきたのに、まだ悪あがき。
醜いですねえ。

加計学園は自民党だった、という事実を、伊達直人さんが、ご自身のブログに、簡潔にまとめてくださっていました。

【驚愕】
加計学園の加計幸太郎氏、自民党岡山県支部の代表者❗
事務所の場所や電話も加計❗
加計学園 は自民党❗

http://ameblo.jp/tiger-mask-fighter/entry-12285477708.html

国民の税金を、安倍総理からプレゼントされた加計学園の理事長・加計孝太郎氏は、自民党岡山県自治振興支部の代表者です。



会計責任者も、加計学園の理事を務めた人物。



支部の事務所は、加計学園系列校の住所と同じ。
電話番号も、加計学園系列校のものと同じ。

平成27年度の収支報告書から発覚。
収支報告書の事務所の住所や電話番号は、加計学園の加計幸太郎氏が代表を勤める岡山理科大学。

加計学園は自民党❗️


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そして、自らの立場を駆使して、ご発言と文書の書き換え指示を繰り返していた萩生田副長官。



悪あがきの醜態を晒し続けています。

■10/7萩生田副長官ご発言概要
・加計学園が、誰も文句が言えないような良い提案を、できるかどうかだな。
・構想をブラッシュアップしなければいけない。


■10/21萩生田副長官のご発言概要
・ハイレベルな伝染病実験ができる研究施設。
・既存大学を上回る教授数(72名)と、カリキュラムの中身を増やすこと。

・総理は、『平成30年4月開学』と、おしりを切っていた。
・官邸は「絶対やる」と言っている。
・文科省だけが怖じ気づいている。








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で、わざわざ会見を開いて謝りました。
え❓誰が誰に❓
松野文科相と文科省の義本統括審議官が、萩生田氏に謝ったのです⁉️



「半年以上も前の話で、記憶が曖昧。これ以上は調べられない」

加計文書を調査した、文科省の義本博司統括審議官の昨日(20日)の記者会見での発言に、省内から怒りの声が上がっている。

会見では、松野文科相の「内容は正確性を著しく欠いていた」との発言に、報道陣から、
「どの部分が間違っているのか」「文書の方が信憑性が高いのでは?」と突っ込まれ、義本氏は立ち往生。
その揚げ句、冒頭の〝言い訳〟が飛び出した。
ほかにも厳しい質問が出るたびに、「文書管理に問題があった」などと、自分が所属する組織の職員をおとしめる発言に終始した。

これに対して、文科省の職員は怒り心頭だ。
いわく、
「いい加減な文書を回し読みしているいい加減な役所、と思われかねない」
「重要な政策について、半年前の記憶もないなんて、国民が信じると思っているのか」
「上層部は、官邸や内閣府を守ることしか考えていない」
などなど。

このままでは、加計文書の〝怒りの流出〟は、まだまだ続きそうだ。

******* ******* ******* *******

もうほんとに終わってると思います。
ダメですもう、マジで。









安倍首相は、19日の記者会見では、
「国会の閉会、開会にかかわらず、丁寧に説明していきたい」と言い、

20日に行われた自民党役員会でも、
「国民に政府への不信を招いた。何か指摘があれば、一つ一つ丁寧に説明する努力を積み重ねたい」
そう言ったんです。

だから同日20日に、新文書発覚を受け、野党が国会での閉会中審査を求めたんですけれども、自民党は即、拒否。
 
「国民の厳しい叱声(しっせい)を重く受け止め、気を引き締めて政権運営に当たりたい」

なんて…もう全く口先だけ。

首相が説明する機会についても「考えていない」そうで、閉会中審査も拒否。
じゃあもう、臨時国会を召集するしかないじゃないですか。

開かせましょう!
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獣医学部新設は『岩盤規制改革』などではなく『加計学園の為の規制緩和』 まさにこれは『総理のご意向』!

2017年06月19日 | 日本とわたし
NHK『クロ現』が、加計問題で、総理圧力の決定的証拠を報道!
萩生田副長官が、「総理は、30年4月開学と、おしりを切っている」

【LITERA】2017年6月20日
http://lite-ra.com/2017/06/post-3259.html

ついにNHKが、加計学園問題で、決定打となるスクープを報じた。
昨夜、放送された『クローズアップ現代+』が、独占入手した文科省作成の、“新たな内部文書”を公開。
その内容は、萩生田光一官房副長官が、文科省に対し、はっきりと、「総理案件」であることを伝えている、衝撃的なものだった。
 
先週、「安倍首相の側近中の側近」である萩生田官房副長官が、「広域的に」「限る」という、事実上の「京都産業大学外し」を指示していたことが発覚したが、
今回、NHKがスクープしたのは、その指示の1週間前ほどにあたる、2016年10月21日、
萩生田官房副長官が、文科省の専門教育課長である浅野敦行氏に対して語った言葉を記録した「10/21 萩生田副長官ご発言概要」という文書だ。
 
そこには、まさに、「決定的」な文言が並んでいる。

「和泉補佐官からは、農水省は了解しているのに、文科省だけが怖じ気づいている、何が問題なのか整理して、よく話を聞いてほしい、と言われた。官邸は絶対やると言っている」

「総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたい、とのことだった」

「何が問題なのか、書き出して欲しい。その上で、渡邉加計学園事務局長を、浅野課長のところにいかせる」

「農水省が獣医師会押さえないとね」

 
和泉洋人首相補佐官については、前川喜平・前文部科学事務次官が、昨年9〜10月に、
「総理は言えないから、私が代わって言う」として、獣医学部新設を早く認めるように、複数回言われたことを証言してきた。
今回の新文書は、そうした“圧力”をかけたにもかかわらず、抵抗する文科省に対し、萩生田官房副長官が、
「官邸は絶対やる」「総理は2018年4月開学と決めている」と、はっきり“総理案件”だと宣告し、
その上で、加計学園事務局長を浅野課長のもとにまで行かせる、とまで言っていた
ことを示すものだ。
何より、開学時期を切ったのは、安倍首相その人だ、というのである。


■ 指示はやはり岩盤規制改革ではなく、“総理のご学友”の加計学園開学!

さらに、萩生田官房副長官は、和泉首相補佐官や内閣府と話し合った上、四国で獣医学部新設を行うためにはどうすればいいかを、具体的に列挙
萩生田官房副長官が、「広域的に」「限る」という新設条件を、手書きで修正したとされるメールが送られたのは、この約10日後のことだ。
 


だいたい安倍首相は、一貫して、
「岩盤規制改革をスピード感をもって進めるように、つねに指示してきた」と言い、
内閣府の藤原豊審議官も、申し合わせたように、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」という発言について、
「首相はつねづね、規制改革全般について、『スピード感をもって実現すべきだ』と発言している。
関係省庁と議論する際に、こうした首相発言に言及することは十分にある」と説明してきた。

ようするに、安倍官邸と内閣府は、「国家戦略特区全体の話をしているのに、文科省が勝手に、『総理のご意向』などと記載しただけ」と、逃げてきたのだ。
 
だが、常識的に考えて、あからさまな虚偽のメモを、官僚が作成するわけがない。
今回、発覚した萩生田官房副長官の発言メモは、安倍首相自ら開学時期を設定していた
さらには、「加計学園事務局長を文科省に行かせる」とまで言及し、実際、この6日後に、両者は面談したという。
やはり、獣医学部新設は、「岩盤規制改革」などではなく、「加計学園のための規制緩和」だったのだ。
 
それだけではない。
NHKは今回、元文科省OBで、加計学園の理事を務めていた豊田三郎氏が、2015年11月17日に文科省職員と会った際、このように語っていたことが、メール文書として残されていたと報じた。

「安倍総理の留学時代のご学友である現理事長と、安倍総理と食事をする仲になった」

「いざ総理が進めた時に、「お友達内閣ですね」と週刊誌などに書かれないように、中身がしっかりしたものにしないと、総理に恥をかかせることになるから、
ちゃんと学園として、構想をしっかりしたものにするよう、私からは言っている」

「総理に恥をかかせてはいけないから、中身をしっかりさせろと、加計理事長に言っている」

 
この発言は、今治市が、国家戦略特区に指定される約1カ月前のもの
つまり、獣医学部新設が、「総理マター」として出発していることを示すものだ。
しかも、このメールを保管していた文科省現職職員は、顔を隠した上で、NHKの取材に応じ、
「政治的に事が進められる可能性が高い案件、という認識をもっていた職員は多いと思います」と証言。

豊田氏は、2016年9月6日、加計孝太郎理事長とともに、松野博一文科相と面談していたことがわかっているが、
こうやって、加計学園と文科省を繋ごうとする役割を、担っていたのだろう。


■ 圧力をかいくぐって、国会閉会後にようやく報道したNHK

しかし、ここまでの証拠を、いまNHKが出してきたとは驚きだ。
NHKは、最初の内部文書をスクープできたのに、肝心の「総理の意向」部分を黒塗りにして、ニュース内で消化するという“忖度”報道を行い、翌朝の朝日新聞に、スクープを譲ってしまった。
さらに、早い段階で、前川氏の独占インタビューも収録していたにもかかわらず、お蔵入りにしてしまった。
取材にあたっていた現場の記者たちは、さぞかし、忸怩たる思いを抱えていたことだろう。
それが、国会閉会と安倍首相の記者会見を終えたタイミングで、この決定的証拠をようやく出すことができた、というわけだ。
 
だが、NHKが、踏み込んだ新事実を出しても、官邸の姿勢は相変わらず。
NHKの取材に、萩生田官房副長官は、
「具体的に、総理から、開学時期について指示があったとは聞いていませんし、私の方からも、文科省に対して指示をしていません」
「「加計学園に力を貸すため」に、和泉補佐官や関係省庁と、具体的な調整を行いとか、指示を出すことはあり得ません」
と事実を否定。
「心当たりのない内容が、私の発言・指示として、文書・メールに記載されていることについて、非常に理解に苦しむとともに、強い憤りを感じております」とまで述べている。
 
つまり、萩生田官房副長官は、先日の手書き修正指示と同様、「これは文科省の捏造だ!」という反論なのだ。
 
文科省の証言ラッシュの立役者となった前川氏は、「あったものをなかったものにできない」と語ったが、
安倍官邸は、「あったものは嘘っぱちの改竄文書だ!」という、陰謀論しか口にしない。
もはや、この姿勢のどちらが信用たり得るか、そんなことは歴然としているだろう。
 
安倍首相は、昨日の記者会見で、「何か指摘があれば、その都度、真摯に説明責任を果たしていく」と言い張った。
では、それを実行していただこうではないか。
この新証拠に対して、「国民に丁寧に説明」するべく、閉会中審査に応じなければ、それは「安倍首相はクロ」と決まったも同然だ。
(編集部)

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波紋広がる “特区選定” 独占入手 加計学園 “新文書”
【NHK クローズアップ現代】2017年6月19日 
http://www.dailymotion.com/video/x5r8j79_nhk-クローズアップ現代-波紋広がる-特区選定-独占入手-加計学園-新文書-20170619_tv





事業者が選定される前から、政権幹部が、加計学園の名前を出して、指示していたと記されています。




























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そして今日、松野文科大臣が、去年10月に、萩生田官房副長官が文科相に対して発言したとされる内容が記された、新たな文書が見つかったと発表しました。
国会が終わった途端に、出てくる出てくる…。









この萩生田氏、どういう人なのかというと、統一教会が主催するイベント「祝福原理大復興会」に来賓出席するほど、統一教会とはねんごろで、おまけに日本会議と神道政治連盟の国会議員懇談会のメンバーです。
さすが、としか言いようがありません。

もう終わらせましょう。
国有財産と税金を、総理のご意向で好きなように使われちゃ、たまったもんじゃありません。
まだまだあるようですしね、森友、加計に続く同じようなやりたい放題が。

逃したらあきませんよぉ〜!
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印象操作の意味をわかって言っているのですか?印象操作をしているのは、安倍さん、あなたですよ!

2017年06月19日 | 日本とわたし
ネット内ではすっかり有名なこの写真。











嘘の上塗りが過ぎて、すっかりはげ落ちているのに、まだそれでも嘘をつく。
こんな連中の姿に、ほとほと嫌気が差しているのは、我々大人だけではありません。
小学生や中学生の間でも、いい加減にしろという声が上がっています。


その嘘の渦の中心に立つ安倍総理が、またまた独り舞台の、都合の悪い質問は最初から無しと決めた、記者会見なるものを開いたそうですね。
しかもそれを、国会の内容をほとんど報じないNHKが、なんと生中継で全編伝えたと聞きました。
なんという「大本営局」っぷり!?
そしてその会見では、またまた大好きな「印象操作」という言葉が出ました。

「野党の『印象操作』で、建設的な議論ができなかった」!?

どの口が言うかっ!!

この「印象操作」という言葉ですが、予てからずっと、使い所が間違っていると思っていたのですが、
こんな質問状を見つけました。
民進党の大西健介議員によるものです。
ちなみに、安倍総理からの答弁書はまだ出ていません。



「印象操作」に関する質問主意書

安倍首相は、国会答弁の中で、「印象操作」という言葉を頻繁に使用していることに関し、

1 首相は、「印象操作」という言葉を、どういう意味で使用しているのか。

2 広辞苑には、「印象操作」とは、「他者に与える自分の印象を、言葉や服装などによって操作すること」とあるが、首相は、これと同じ意味で「印象操作」という言葉を使っているのか。

3 米国の社会学者アーヴィング・ゴッフマンは、
「言葉遣いや表情、服装、髪型などをコントロールすることで、自分に対する他者の印象を、自分の望む方向に管理しようとすること」を「印象操作」と名付けたが、
首相の「印象操作」という言葉の使い方は、間違っているのではないか。
国会答弁の中で、本来の意味と違う間違った言葉の使い方を多用することは不適切であり、改めるべきではないか。

右質問する。


このデンデン嘘ったれ首相の、お気に入りの言い回し、例えば「まさに」とか「いわば」とかに、この「印象操作」が加わったのは、今回の国会が特に多かったようです。
「そもそも」はさすがに、あれだけ叩かれたのですから、もう使うことはないかもしれませんが、
いずれにせよ、漢字をろくに読めない、書くこともできない、そういう人が、国の長としてもてはやされていること自体が、とても異様なことだと思います。

支持率がここにきてやっと、本当にやっとのやっと、落ちてきたのですよね。
でも、そんなことの前に、落ちてはいけないものが落ちていることを、ここにもう一度挙げておきます。

報道の自由の世界ランキングです。






もう本当に、落ちるとこまで落ちてしまっているのです。
ちゃんと報道しなさい、と叱咤激励をする。
ちゃんと報道している社や人たちを、大いに励ます。
わたしたちは、自分たちの暮らしを立てながら、報道への監視と叱咤と支援に、時間とエネルギーを使わなければなりません。
さもないと、今や権力の監視がやり辛くなってしまった彼らに、勇気や勢いを与えられません。
報道者や野党議員には、わたしたち主権者の数の力が、とても大きな励みになります。
頑張れ頑張れだけでなく、わたしたちも頑張りましょう!

そしてもう一つ、国会が閉会しても、加計学園をはじめとする、まだまだ他にもある、安倍政権による国有財産と税金の私物化についての追求を、厳しく行うよう、議員に要求していきましょう!
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暑い暑い6月のオーディション顛末記

2017年06月19日 | ひとりごと
暑いっ。
といっても、日本の夏の暑さと比べると屁でもないかもしれないけれど、30℃でこの湿気は、疲労した身にはかなりきつい。
気温の上がり下がりが極端な、6月のほぼ3分の2が過ぎてしまった。
湯たんぽを出したり、冷え冷えシートを出したり、長袖に薄いコートを羽織ったり、タンクトップすら身に付けるのが鬱陶しかったり…。

だから、オーディションに向けて、体調を崩さないようにするために、かなり気を使った。

夫がこの季節になると作ってくれる、自生ミント茶。


葉がわさわさついたのを根っこから引っこ抜いてきて、沸かした湯の中に千切った葉っぱを入れ、そこにちょいとだけ蜂蜜を加えたもの。
温かなのも良し、室温のも良し。
体を冷やすので、本当は冷蔵庫に入れて冷やしたくはないのだけれど、この時期はすぐに腐ってしまうので、仕方がない。

水曜日は、海の最後の来院だった。


2週間かかったけれど、ここまできれいに治るとは思っていなかったと、獣医さんから感嘆してもらえる治りっぷりで、やっとホッチキスを取り除いてもらえた。

そして翌日の木曜日、ずっと一緒にピラテスをやってきたカーニーが、ニューヨーク州に引っ越すことになったので、お別れ会をした。

みんなで持ち寄ったご馳走。




カーニーは多分、わたしよりうんと年上なのだろうけれど、ピラテスのクラスでは常に、初心者の人たちのお手本モデルとして、いろんな運動のやり方を見せてきた。
彼女はこのYMCAに、子どもの頃から通っていて、今も走ったり泳いだり、ピラテスのクラス以外にも、いろんな種類の運動をやっているツワモノだ。
クラスの最中に、特にキツイ運動をやっている時なんかに、彼女はよく冗談を言って、わたしたちを笑わせてくれた。

カードを開いた途端に、泣きそうになっているカーニー。


カーニーによく似合うひまわりのブーケ。


インストラクターのメリッサが、この企画を立ててくれた。


ゲリーが持ってきてくれた特別ケーキ。


やっと笑顔が戻った!


正直言うと、参加するかしないか、とても迷っていた。
料理だって作らなければならないし、そしたらもっと練習をする時間が減ってしまう…。
でも、ずっと一緒にやってきたカーニーと、ちゃんとお別れをする機会を作ってくれたんだから。
そう思って参加することにした。
そして、参加してほんとに良かった。
練習時間と比較したりした自分が、とても恥ずかしかった。
みんなが、オーディションでの健闘を祈ってるよと、口々に励ましてくれた。
カーニーがいなくなると、いよいよ最年長グループトップ3に入る可能性が高くなってきたけれど、カーニーをお手本にして頑張ろうと思う。


月曜日と木曜日の夜、そして本番前の土曜日の午後早くに、エリオットとの合わせ練習をした。
いろんなことを話した。
曲のこと、音楽全般のこと、そして我々自身のこと。
弾くごとに、体の芯から湧き出てくるような高揚を感じ、それに励まされるようにして、弾けない部分と格闘してきた。
弾くことによって励まされるというような曲に、出会わせてもらったことに、とても感謝している。

やるだけのことはやった。
あとは自分を失わず、ただただ信じて、エリオットと一緒に音楽しよう!

出発の朝。


折しもその土曜日は、核廃絶を訴えるパレードが、マンハッタンで行われていた。
同じ時刻を、わたしはエリオットのアパートメントに向かっていたのだけれど、いやはやものすごい大雨で、彼の部屋にたどり着いた頃には、すっかりずぶ濡れになっていた。



最後の合わせをして、気持ちを整え、オーディション会場に向かった。
雨はすっかり止んでいたけど、二人とも気持ちが落ち着かず、ほとんど何も話さずに歩いた。

オーディションに挑戦した歌手は8人。ヴァイオリニストは5人。そしてピアノソロは16人。
今回のコンサートでは、新たに結成されたオーケストラの演奏が加わるので、本日のオーディションから選ばれる演奏曲は6曲です、と聞かされてびっくり!
29曲の中からたったの6曲って…。
なんちゅう難関だ…。
いやでも、もう決まっているのだから仕方がない、ベストを尽くそう。
気持ちを切り替えて、自分の順番を待った。
ところが、今年に限ってハズレが無いのだ。
ハズレというと失礼だけど、とにかく、ああこの人は、ああこの曲はと、ライバルの数から除外できる演奏が一つも無いまま、わたしたちの番が来た。

よし、と思って楽譜にもう一度目を通そうとしたら、いきなり「あれ、こんな音だったっけ?弾けたっけ?」などと心配になった。
もう独りパニックだ。
何やってんだと自分で自分を叱るのだけど、どうしようどうしようと、マゴマゴしている自分を止めることができない。
エリオットは、客席に向かってわたしたちの名前と曲名を言い、ピアノの方に振り返って、チューニングのためのラの音を弾いてと、わたしに声をかけた。
こんなままではいけない。なんとかしないと。
椅子の高さを調整するふりをして(実際に低くしなければならなかったので)、1分ぐらい自分に話しかけていた。
弾けるよ、弾こうよ、弾いて、みんなにもあの高揚を感じてもらおうよ、そして勇気をあげようよ。

10日間の頑張りを、無駄にせずに済んだと思う。
なかなかの出来だったけれど、粒ぞろいの29演奏の中で、トップ6に入れるかどうかは自信が無い。


翌日の日曜日は、さすがにバテて、夫と二人でダラダラと過ごした。

野いちごがあちらこちらに出現中。


海が傷を負った原因であろうと、わたしたちが勝手に推測している古いフェンスを、夫が取り外し始めた。


ハニーサックルの花が満開。






むせ返るほどの、ハニーサックルの茂み。


名前知らず。


疲れていても、バーベキューはする。
次男くんからの、父の日の贈り物のスパイスセットが、早くも重宝されるようだ。


オーガニックスイカを潰し、ミントの葉っぱを入れて、カンパリ!
アルコール断ちをしているわたしだけど、昨日までのガンバリにカンパリでカンパイ!



ちなみに、今朝、協会のプレジデントからメールが送られてきた。
今回のオーディションでの参加者の演奏の質が高いので、カーネギーにもう一回、別の日にコンサートを開けるかどうか尋ねているとのこと。
もし可能なら、2回に分けてコンサートを開くので、オーディション通過の演奏は12曲になると。
29曲中の12曲か…。
結果の発表は7月1日か2日。
その時は、夫とわたしは、友人を見舞いにカナダに行っている。
朗報になるといいなあ…。
コメント (3)
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前川さん、国会議員になってください!

2017年06月18日 | 日本とわたし
一日中、少しでも時間があるとピアノに向かっていた10日間が終わりました。
この10日間、それでもやっぱり気になったので、国会の様子をちらりと観たり、ツィッターやフェイスブックで流れてくる記事を斜め読みしていました。
心が大変に乱れましたし、ブログに書き留めておきたいことも山のようにあったのですが、体はたった一つしかありません、練習に集中するよう自分を諌めながらの10日間でした。

首相を筆頭に、外道議員たちの醜い姿、口から出てくるデタラメやウソの言葉の羅列を、これでもかこれでもかというほどに見せられ、聞かされた国会でした。

でもそれだけに、必死になって頑張っていた野党議員たちや、加計学園の「文書は間違いなく本物」と証言してくれた前川前事務次官の存在に、大いに励まされました。

この前川氏の言動は、わたしの今まで持っていた官僚という存在に対する印象を、大きく変えるものが多かったのですが、
今朝見つけたこの記事を読んで、彼のような人に国会に立ってもらえたらと、ますます強く願い始めています。
記事は、5日前に、東京新聞の【ふくしま便り】の欄に書かれていたものです。



【ふくしま便り】
私塾「福島駅前自主夜間中学」 震災でも途切れず8年目

【東京新聞】2017年6月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_report/list/CK2017061302000170.html

さまざまな事情で、義務教育を修了できなかった人のための学びの場、自主夜間中学が、福島にもある。
「自主」と付くのは、元教員などのボランティアが、手弁当でつくり上げ、続けている私塾だからだ。
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、「行政がゆがめられた」と訴えている前川喜平・前文部科学省事務次官も、ここに通ったボランティアの一人だった。
何を求めたのか。
答えを探して、授業の様子を見せてもらった。
 
JR福島駅に近いビルの一室。
午後6時に、自主夜間中学は始まった。
教師と生徒、一対一の学習が原則で、6組ほどのペアが、肩を並べて教材をのぞき込む。
英語のアルファベットを学ぶ組、新聞を材料に、時事問題を読み解く組など。
休憩を兼ねた15分のお茶タイムを挟んで2時間、静かだが、熱気に満ちた学習が続いた。
 
生徒の年齢は、20代から80代まで。
教師役は、教員を定年退職した人が多い。
 
運営母体の「福島に公立夜間中学をつくる会」が、活動を始めたのは、2010年8月だった。
 
文科省が設置した公立夜間中学は、全国に31校。
大部分が首都圏、関西圏に集中し、東北以北には一つもない。
 
設立メンバーの大谷一代さん(54)は、7年前に亡くなった実弟が、不登校の末に苦しむ姿を目の当たりにした。
「弟と同じ境遇の人たちを救いたい。夜間中学を」と、仲間に呼びかけたのが、きっかけとなった。
 
自主夜間中学は、月に4回。
授業料は無料。
東日本大震災があっても途切れず、生徒は20人ほどに増えた。
 
この小さな私塾に、思いもよらぬ「贈り物」があった。

前川氏の講演「夜間中学と日本の教育の未来」を、東京で聞いた大谷さんが、「ぜひ、福島でも」と直談判した。

******* ******* ******* *******

(まうみ注・1時間半近くの長い講演ですが、ぜひ時間を見つけて観ていただきたいと思う内容ですので、ここに挿入させていただきます)


日本国憲法26条は、文部科学省にとっては一番大事な原則を示したものである。
旧憲法の時代には、教育を、国民の権利として認めていなかった。
教育というのは人権の中核。
教育を受ける権利は、基本的人権。
個人の尊厳を、実際に実現する基礎にあるのが、教育である。
教育を受けることができないと、一人一人が、それぞれの人生を豊かに全うすることも、尊厳を守ることもできなくなる。
教育は、人権保証の中核である。
憲法の三原則は、基本的人権の尊重、国民主権(政治は国民が主権者であり、政治家は国民の代表として奉仕する)、永久平和主義。
この三つが日本国憲法の三大原則で、憲法改正ができないものである。


******* ******* ******* *******

前川氏は、あっさりと快諾。
今年1月14日、文科省事務方のトップが福島を訪れ、講演が実現した。
このとき関係者を驚かせたのは、前川氏が、「退省したら、福島の夜間中学の活動に参加したい」と、申し出たことだった。

 
前川氏が、天下り問題の責任を取って辞職したのは、この約1週間後。
そして2月1日、今度は、ボランティアとして、福島に姿を見せた。

 
マンツーマンの授業を受けたのは、渡辺宏司さん(78)だった。
 
「講演の内容がさっぱり理解できなかった、と話したら、一緒に新聞を読みながら、解説してくれたんだよ。
偉ぶるところのない、温厚な人だったな」

 
渡辺さんは、中学を卒業したものの、自動車染色工になるために高校進学を断念したことを、今も悔いている。
生徒の中には、そんなお年寄りが多い。
 
この後、週に2回ずつ、合計10回にわたって、前川氏はボランティアにやってきた。
 
最後は5月12日。
数日後、「しばらく忙しくなります」と、運営母体の会の代表、菅野家弘さんに電話があった。
前川氏が、加計学園問題で記者会見したのは、同25日のことだった。
 
「驚いたな。暇になったら、また来てくれないかな。待っているよ」と、渡辺さんは話した。
 
夜間中学を巡っては、2016年12月に、教育機会確保法が成立。
これを受け、文科省は、各都道府県に少なくとも一つ、公立夜間中学を設置するよう、検討を進めている。
   
   ×  ×  ×
 
福島駅前自主夜間中学では、生徒、ボランティアを募集している。
連絡先は大谷さん=電090(2025)5287=へ。 
(福島特別支局長・坂本充孝)

******* ******* ******* *******

夜間中学
埼玉の運動31周年集会 「重要な役割」 
初参加、文科省事務次官が評価/埼玉

【毎日新聞】2016年10月31日
https://mainichi.jp/articles/20161031/ddl/k11/100/096000c

埼玉の夜間中学運動31周年を記念した集会が29日、JR川口駅東口にある、複合施設「キュポ・ラ」で開かれ、
文部科学省の事務方トップとして集会に初参加した、前川喜平事務次官が、
「(夜間中学は)教育の場で、重要な役割を果たしてきた」と評価し、文科省として、公立夜間中学設置を推進する考えを示した。【鴇沢哲雄】

埼玉には、公立夜間中学がなく、川口市には、自主夜間中学が設けられている。
集会は、「すべての人に義務教育を」をスローガンに、県内に公立夜間中学を設置するための運動を続ける、
「埼玉に夜間中学を作る会」(野川義秋代表)と、「川口自主夜間中学」(金子和夫代表)が開催。
前川次官は、「夜間中学と日本の教育の未来」と題して、講演した。

1979年に文部省(現文科省)に入り、初等中等教育局長などを経て、今年6月に次官になった前川次官は、
「教育は、人権保障の中核。国籍に関わらず、全ての国民は、等しく教育を受ける権利がある」と語り、
卒業証書を受け取るだけの「形式卒業」や、義務教育未修了者、不法滞在の外国籍の親を持つ子どもたちなど、
教育を受ける権利を制限されてきた人たちに、学びの場を提供してきた「夜間中学」を、高く評価
した。

また、不登校が増えている現状を挙げ、「今後、夜間中学の重要性が、増す可能性がある」とも言及。
「個人的見解」としながら、
「夜間中学設置について、組織としての文科省は、これまで見て見ぬふりをしてきた。
(夜間中学設置に賛同する)自分は、(省内では)異端。居心地が悪かった」
と、吐露した。

文科省として、公立夜間中学設置を推進するに当たっては、
「多様な学習機会を確保する観点」から、不登校の生徒についても、本人の希望を尊重して、受け入れていく方針を明示。
半世紀近く、夜間中学運動に関わってきた元教師からは、「大変大きな前進」と、歓迎する声が聞かれた。

講演後、野川代表は、「作る会」の今後の活動方針について、
▽公立夜間中学設置の法案ができるよう、各団体と連携を深める
▽6万人署名達成を目標に、活動を拡大する--ことなどを挙げた。

金子代表は、自主夜間中学の取り組みについて、「生徒やスタッフを増やしながら、市民と一緒に教室を充実させる」と話した。

******* ******* ******* *******

こんな外道議員の寄り集まりのようになってしまった与党が、国会の在り方をことごとく劣化させた結果、


まだ支持がこんなにあるのが不思議で仕方がありませんが…。









(毎日新聞)
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初めてのフォーレ

2017年06月09日 | 音楽とわたし


一昨日の夜から慌てふためいて練習している。
ヴァイオリニストのエリオットから、この曲を一緒に弾かないか?というお誘いがあったからだ。
で、いつ一緒に弾くのか…それは、来週の土曜日に行われるオーディションなのだった…。

今年の定例演奏会は来年の1月20日。
毎年カーネギーのホールを借りて行なっているのだが、去年のザンケルホール(中ホール)での集客が芳しくなかったことから、協会が財政難に陥ったため、今年はウェイルホール(小ホール)での開催となった。
どちらのホールにしても、今までコツコツと積み上げてきた評価を落とすわけにはいかない。
そんなことが一回でもあると、次の年には借りることができなくなってしまうからだ。
なので、年々、オーディションは厳しくなっている。

わたしも実は、ジェーンと一緒に、プーランクの連弾ソナタでオーディションに挑戦しよう、と思っていたのだけど、
ジェーンのお父さんが急に亡くなったため、予定を変更して、来年まで延期しようと決めたところだった。

エリオットにも、パートナーのピアニストがいて、彼女とのリハーサルをする予定になっていた。
ところがなぜか、そのうちの2回も、彼女はスタジオに現れなかった。
そればかりか、どうして来なかったかの説明も無いままらしい…。
それで、エリオットは、彼女のことが信用できなくなって、ピアニストを変えようと思ったのだと言う。

事情はすごくよくわかる。
もし自分がエリオットだったら、やっぱりわたしも同じことをしただろうと思う。
でも、でも、曲が曲だけに、10日間で仕上げてオーディション、というのはかなりキツイ…。

******* ******* ******* *******

手のスペシャリストに、ピアノを弾く時は、膝がきっちり90度になるように、椅子の高さを調整するよう教えてもらった。
座高が高い(足が短い)からか、椅子をかなり低くしても足りないので、6センチのヒールを履いて弾いてみた。
すると、これまで1時間も弾くと、肩が詰んできたり太ももの後ろが痺れたりしてたのに、そういうのが全く無くなって快適なのだ。
どうしてこんな単純なことに気づかないまま、今までの長い時間を過ごしてきてしまったのだろう…。
いや、振り返っても何も進まない。
60の手習い、いや、手の習い直しだ。

手の習い直しといえば、弾いても指が痛まなくなったのは、本当にありがたい。
大好きだったいろんなものを、食べない飲まないと決めて1年半。
ストレッチもとりあえずサボらずに続けている。
少しだけ弾き方も変えたのだけど、長い間、何本もの指をスポーツテープでぐるぐる巻きにしないと弾けなかったのだから、素手で弾けるなんて夢のよう…ああ嬉しい。

だからこそ引き受けられた。
大曲だけど、練習したいだけしたら弾けるようになる、きっと。
練習をしたいだけできることがどれほど幸せなことだったか、できなくなった3年間、ずっと考えていた。

どういう目的であれ、曲の練習に入ると、わたしはわたしに話しかけることが多くなる。

できるかな?
うーん、なんとも言えへん。

今日はけっこういいとこまでいったんちゃう?
うん、なんかええ感じやね。いけるかもね。

なんでまた、ここが全然弾けへんようになるわけ?
わからんわ、そんなこと!

こんな調子で大丈夫かな…。
大丈夫やって、思てやるしかないやん。

間に合うかな…。
間に合わせるしかないやん。

ほんま、美しいな、この曲。
ほんまやね、すっかり惚れてしもたわ。

弾きたいな、カーネギーで。
そやね、強く念じて練習がんばろ!

******* ******* ******* *******

エリオットから頼まれて、早3日が経とうとしている。
初見で弾いた時は、えらいもんを引き受けてしまったと、ちょっぴりだけど後悔した。
でも、だから余計に、これを10日で弾けるようにできるか…という賭けがしたくなった。

指使いを決める。
フレーズの流れを読む。
ピアノが始めっからガンガン飛ばしまくるので、リズム練習とゆっくりの練習を根気よくやる。
けれどもやっぱり焦る。
焦るから、ついつい速く弾いてしまってつっかえる。
そして落ち込む。
それの繰り返し。
二分音符が一拍のテンポの速い曲だけど、オーディションまでには間に合わない。
これだけははっきりしているので、遅めのテンポで弾くけれども、曲のイメージがおかしくならないように仕上げなければならない。
ただ、オーディションでは全曲丸々弾くのではなくて、審査員や聴衆にアピールできる聴かせどころ(大抵は難度が高い部分)を2分間弱弾けばよい。
10日という短い期間では、それさえも大変なことだけども、全曲よりは大いに助かる。

とりあえず、最初の合わせをする日曜日の夜までに、まともな演奏ができるようになっておかないと。

と、焦りまくるわたしは、夫にお願いをした。
「ごめん、この10日間だけ、家事と仕事以外の時間、弾きたいだけ弾かせてほしい」
事情も説明した。
状況も説明した。
けれども夫の返事は、いつもと変わらなかった。
「ボクの生活は?」

ピアノの部屋は筒抜けで、防音装置はもちろん、ドアさえも無い。
だから、3階以外の家の中のどこに居ても、ピアノの音は否応なしに聞こえる。
でも、ほんとに今週末と来週の金曜日の夜までだけだから、いつもはゆっくりする夕食の後も練習させてほしい。
「毎日朝から晩まで、好きなことをせずに仕事して、やっと週末がきたというのに、3階に追いやられるのか」
「どうしてそうエキセントリックになるの?もっと普通にできないの?」

毎回のことだけど、本当にがっかりする。
25年も一緒に暮らしてきて、同じことでもめている。
どちらも「あなたのことを理解している」と言うけれど、きっと夫はわたしを、わたしは夫を、ちゃんとわかってあげられていないのだ。
ピアノ弾きが家族にいると、家族は大変な思いをする。
まず音が大きい。
そして練習に没頭し始めると、気持ちが譜面に吸い込まれてしまうので、時々会話が上の空だったりする。
だから、ピアノ弾きはピアノ弾きで、すごく気を遣っている。
特に、大人になって、自分以外の人と暮らすようになってからは、弾きたいだけ弾くことも、弾きたい時に弾くこともしないようになった。
まあ、大きな舞台がある時などは別だけども…。

でも、泣いても笑っても、わたしが使える日は10日間なのだ。
そのうちの3日はもう過ぎた。
一日一日、劇的な進歩というのは望めないから、3歩進んで2歩下がり、また3歩進んで2歩下がりして、オーディションの本番に臨めるよう頑張る。
そしてできたら、オーディションに受かり、カーネギーで弾いているエリオットと自分を強くイメージしながら頑張る。
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