栗東トレセン在厩のメリタテスは、12日にゲート試験に合格しています。なお、右前球節に若干の反動が見られたことから念のためレントゲン検査を行ったところ、遠端部(前部)にごく僅かな剥離傾向を確認。いったん牧場で仕切り直すこととなりました。
◇矢作調教師のコメント 「手術などの必要はなく自然治癒に委ねるレベルですし、『このまま続けていくには問題のない箇所』(獣医師)とのことですが、入厩後は牝馬特有のピリピリと落ち着きのない感じやテンションの高さを見せていることですし、飼葉喰いももう一つですからね。心身の成長を促す良い休養になるはずですので、ここは3ヶ月の見舞金をもらい、来年2月頃のデビューを意識していきたいと考えます。入厩後すぐゲート試験に合格できたように優秀な馬。より良いコンディションでスタートを切らせてあげたいところです」
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5日のトレセン入厩直後の近況で岡助手から「ゲートは何ら問題なさそう」とのコメントがあった通り、約一週間ですんなりゲート試験に合格してくれました。これは概ね想定通りの展開ですが、期待通りにキチンと結果を出すのは大事なことですし、その積み重ねが厩舎の皆さんからの信頼につながると思うんですよね! という事なのですが…
なんと、念のために行ったレントゲン検査の結果、遠端部(前部)にごく僅かな剥離傾向が確認され、いったん(3ヶ月の見舞金を申請したうえで)放牧立て直し、来年2月頃のデビューをめざすことになってしまいました(^^;)
まあ、怪我自体は「手術の必要もなく、このまま続けていっても問題ない」レベルとのことなので、それほど心配する必要はないのでしょうが、ゲート試験が終わって『さあ、これからが本番!』というタイミングでの頓挫はやはり残念。。矢作先生のコメントによれば、あくまでテンションの高さや飼い葉喰いの状況を含めた総合的な判断とのことながら、正直、今年中の勝ち上がりを期待していただけに、出ばなを挫かれた感があるのは確かです。
ただ、冷静に考えれば、念の為の検査で大きな事故につながりかねない予兆を発見できたのは良かったですし、メリタテス自身、もともともうひと回りの成長が課題だったわけで、ここで見舞金付き成長促進期間を作れたと思えば…
「優秀な馬、より良いコンディションでスタートを切らせたい」との矢作先生の言葉が、『どうせデビューすればすぐに勝つから心配ない、来年2月まで待った方が絶対に将来のためになるから慌てるな!』という意味だと前向きに解釈し、引き続き大きな期待感を持ちつつ見守っていきたいと思いますm(_ _)m
焦らずに行って貰いたいですね!(^^)!
仰る通り、答え合わせはまだまだ先ですからね。
この休養をプラスにして、来年、ビシッと勝利を決めて欲しいです(^^)