吉澤ステーブル在厩のアスカビレン’20は、先月下旬よりBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。11月上旬の馬体重は440kgです。
◇鷲尾マネージャーのコメント 「現在はおもにウッドチップの坂路や直線コースでハロン20秒ペースのキャンターを1本。ときおり屋外のダートコースにも入れるなどして乗っています。初期馴致から調教へ移行した後はテンションが上がりやすいような面を見せていますが、それは大きなイレ込みや気難しさではなく、むしろ走ることに前向きで闘争心など気持ちの強さの表れといった様子。その分、現状の体力以上に頑張ってしまう性格ですので、一時的なトモの疲れなどの筋肉疲労には気を付けていきたいです。また、落ち着いた走りを身に付けることも当面の課題として考えています。飼葉喰いに問題はありません」
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10月上旬の馬体重が444kgでしたから、BTCでのトレーニングが始まってからも、大きな変動なく安定していると理解して良いでしょう。馬体を見るとまだ幼いところが残っていますし、飼葉もきちんと食べているようなので、どこかでもう一段階大きくなる成長期がやってくるような気がします。
鷲尾マネージャーは、「テンションが上がりやすいように見えるが、イレ込みや気難しさではなく、走ることへの前向きさ、闘争心の表れ」だろうと仰っていて、どうやら前進気勢の心配をする必要はなさそうです。もちろんテンションの上り過ぎは避けたいですが、現状、そこまでの話ではなさそうですし、今のところはプラス評価のコメントだと捉えておきます。
血統的に筋の通ったエピファネイア牝馬ですから、どうしても一発大きな夢を追いかけたくなるのは致し方ないところ。。ただしそれは、「落ち着いた走りを身に付ける」ことも含めて、今後のアスカビレン’20次第ですからね。
ひとまずBTCでのトレーニングも無難にこなしているようですから、今後もきちんと騎乗スタッフさんの指示に従うこと、そして着実なステップアップを期待したいと思います。
【吉澤ステーブル在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/11/10更新分)より】
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