三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のアンジアンは、おもにダートトラックでハロン20~24秒ペースのキャンター2400mを消化。機を見て、坂路で速めを乗り込まれています。8月上旬の馬体重は442kgです。
◇藤井担当のコメント 「先週あたりはかなり暑かったものですから、普段の調教はややセーブ気味に。スピード調教は5日に2F15-13を行いました。全体の強度を落としている分、飼葉喰いは悪くなっておらず、それに伴って馬体重もプラスの数字を示しています。調教前にたまに敏感な反応を見せることがある程度で、調教後は特にバタバタすることなく大人しい馬です」
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暑さ対策としてトレーニングの強度を落としたとはいえ、少しでも馬体が増えているのは良い傾向だと思います。軽めのスピード調教を含めて着実に乗り込めていますし、全体的には順調と言って良いのでしょう。
「調教前にたまに敏感な反応を見せる」というのは多少気になりますが、繊細な牝馬には『よくある話』だと思いますし、基本的に「大人しい馬」だとすれば、あまり心配する必要はないでしょう。
この世代のデビュー順については、既に勝ち上がっているキングエルメスの次はアシタカ、その次にアンジアンで最後がハキ、という想定をしていたのですが、アシタカが右飛節の腫れで小休止に入りましたので、もしかしたらアシタカよりコチラが先にデビューをするかもしれません。
今年は北海道も暑いようなので、その影響がどう出るかは分かりませんが、夏の間にしっかりと基礎体力を強化して、いずれ始まる藤原厩舎のハードトレーニングに備えて欲しいと思います!
【三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ'19:公式HP(2021/7/30更新分)より】
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