ZBAT!競馬『【金鯱賞】最低人気ギベオン逃げ切りV デアリングタクト2着に敗れる』
第57回金鯱賞(G2、芝2000m)は、西村淳也騎手騎乗の10番人気ギベオン(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)がマイペースの逃げに出ると直線でもそのまま押し切って勝利。単勝オッズ227.3倍の最低人気をあざ笑うかのような激走で、3冠牝馬デアリングタクトらを撃破し重賞2勝目を飾った。西村淳也騎手は待望のJRA重賞初勝利。タイムは2分01秒8(重)。
クビ差の2着には中団から脚を伸ばしたデアリングタクト(1番人気)、さらに1/2馬身差遅れた3着にポタジェ(6番人気)が続いた。
金鯱賞を勝ったギベオンは、父ディープインパクト、母コンテスティッド、母の父Ghostzapperという血統。戦績は18戦4勝。重賞は2018年の中日新聞杯に次いで2勝目。金鯱賞は藤原英昭調教師、西村淳也騎手ともに初勝利。
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いやぁ、こういうことってあるんですよねぇ。。最低人気馬の逃げ切り勝ち…。こういうレースを見ると、やはり人気薄は前に行ってこそ!なんですかね。勝ったギベオン号、金鯱賞初制覇の藤原先生、おめでとうございます!
一方、単勝1.4倍のデアリングタクト、4.5倍のグローリーヴェイズからすれば、昨年JCから3ヶ月半の休み明け、当然、目標レースはここじゃないですから…ということなのでしょうが、それにしても、単勝227倍・最低人気のギベオンにまんまと逃げ切られるとは思いませんでした。
それを考えると、やや遅めの流れを6番手から、あと僅かの2着まで上がったデアリングタクトはさすがとも言えますが、マイナス4の470kgと意外に仕上がっていたようにも見えますから、次走の香港までにどう調整していくのか、上積みはどのぐらいあるものなのか、一競馬ファンとして興味が湧くところです。
そして、またまた全く余計な想像をしてしまうのですが、今日のレース、パンサラッサが出ていたら結構面白かったかもしれません。馬場は渋っているし、頭数も手ごろ、キセキが控えてペースが落ち着いたことを考えると、ゴール前、ギベオンの位置にパンサラッサがいても全然不思議じゃなかった気もします(^^ゞ
**2021/3/14中京11R 金鯱賞(G2/芝2000m)・重**
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