【シンザン記念】リラエンブレムが鋭い末脚繰り出し2馬身半差の快勝!:サンスポZBAT!
第59回シンザン記念(3歳G3、芝1600m)は、浜中俊騎手の3番人気リラエンブレム(牡、栗東・武幸四郎厩舎)が中団を追走すると直線で外から鋭い末脚を繰り出し2馬身半差の快勝。デビュー2連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分34秒6(良)。
2馬身半差の2着にはアルテヴェローチェ(1番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着にウォーターガーベラ(14番人気)が入った。
リラエンブレムは、父キズナ、母デルフィニア2、母の父Galileoという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。武幸四郎調教師は2023年ライトクオンタムに次いでシンザン記念2勝目、浜中俊騎手は11年レッドデイヴィス、13年エーシントップ、14年ミッキーアイル、16年ロジクライに次いで5勝目。
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いやぁ、またまた強そうなキズナ産駒が出てきましたねぇ…
リラエンブレムはこれで2戦2勝と経験は少ないですが、この出世レースで負かした相手はサウジアラビアRC勝ち、朝日杯FSでも1番人気(5着)に推されたアルテヴェローチェですからね。
内容的には、前半にやや行きたがる素振りを見せたものの、途中で浜中騎手の言うことを聞いて落ち着くことができましたし、いったん中団まで下がってから直線で長い脚を使うあたり、2戦目とは思えないレースセンスを感じました。
さらに、血統表を見るとNijinsky×High Topの母系にDanehill Dancer、Galileoときてディープインパクト×Storm Catのキズナですから、単なるスピード自慢とは思えず、これから経験を積んでいけばいずれ大きな仕事をしそうな印象です。
(それにしても、Sadler’s WellsやDanehillってのは、やっぱり大したものっすねぇ(^^;))
一方、2着に敗れたアロマヴェローチェは1番人気馬の責任でしょうか、川田騎手が正攻法で勝ちいにいった分、結果的にリラエンブレムより先に動かされた感じもあり…。前走の朝日杯FS、そして今日の敗戦でやや評価を下げるかもしれませんが、父モーリスで今後も成長が見込めるだけに、2馬身半の着差がそのまま実力差とは考えないようにしたいです。
本当はこういうレースにも出資馬が出て欲しいのですが、現状、それは簡単にいきそうもありません。。まあ、無いものねだりをしても始まりませんので、私は私で地道に出資馬を応援していきます(^^ゞ
**2025/1/13中京11R シンザン記念(G3/芝1600m)・良**
日刊スポシンザン記念【2025年1月13日中京11R】:競馬ラボ
でも案外スゴイのはディープインパクト、というかウィンドインハーヘア!
シンザン記念1~4着はみんな持ってます。ほんとスゴイ母さんですね♪
今日のレースは珍しいことに矢作厩舎×武豊タッグがやらかしまくりでした。スタートからマイネルにアタックし直線は傍若無人の振る舞いで5年ぶりの騎乗停止に。
ゲート出ない問題が解決したと思ったのに、前に行っても騎手の言うことを聞かないですね。
かなり面倒くさそうな馬ですが、今後矢作厩舎がどう立て直すか逆に注目したいと思います。と同時に矢作先生の性格的にや矢作厩舎の馬に武豊が乗るときは要注意だと思いました。
どちらかというと重厚系が好きなので、今の傾向は嬉しい限りです。
ディープインパクトと言うよりウィンドインハーヘア…というのは、ブラックタイドの活躍で証明されていますよね(^^ゞ
そしてレジェンドは…
頑張って欲しいですけど、確かに矢作厩舎っぽくないかも(^^;)