【セントポーリア賞】エネルジコが馬場の真ん中を豪快に突き抜けデビュー2連勝!:サンスポZBAT
東京9Rで行われたセントポーリア賞(3歳1勝クラス、芝1800m)は、池添謙一騎手の1番人気エネルジコ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎)がスタートで出遅れ後方のイン追走から直線で外に持ち出されると、馬場の真ん中を豪快に突き抜け快勝。2015年の同レースを制した父ドゥラメンテとの親子制覇で、デビュー2連勝を決めた。タイムは1分48秒2(良)。
1馬身1/4差の2着にはミッキーマドンナ(2番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にプレシャスデイ(5番人気)が入った。
エネルジコは、父ドゥラメンテ、母エノラ、母の父Noverreという血統。通算成績は2戦2勝。
◆池添謙一騎手(1着 エネルジコ)「2走目でゲートの中でだいぶガタガタしていて、最悪のタイミングでゲートを切って遅れてしまったので、いや~どうしようかな、と。ただ慌てずに、道中は内々をロスなく上手に走れていました。直線に向いた時は前1列が壁だったので外に出したんですけど、ゴーサインを出してから一気にトップギアに入って、反応がすごく早かったので、(残り)150メートルくらいで先頭に立っていました。反応の早さは大きな武器だと思います。我が出てきているので、もう少し落ち着いてほしいですね。体もまだ緩くて余裕のある作りという感じはあるので、そのぶん今後が楽しみになる馬だと思います。いい馬に乗せてもらいました。続けて乗せてもらえたらと思います」
-----
今日は重賞レースではなく、あえて3歳1勝クラスのセントポーリア賞を取り上げます。(セントポーリア賞と言えば、私にとってはバシレウスが勝った思い出のレース…ということもあって毎年注目しています(^^ゞ)
出世レースを勝ったのは3.0倍の1番人気に推された1戦1勝馬エネルジコ。
エネルジコはドゥラメンテ産駒で、ゲートでガタついて出遅れをかますなど荒削りな部分が残っていますが、それだけに今日の勝利は大きいですし、今後の伸びしろを考えれば、単に3歳春云々以上に楽しみな存在に思えます。
魅力は何と言っても直線での瞬発力とスピード。正直、今日のレースはスローペースに助けられたところもありそうですが、それでもあの出遅れをものともせずに、楽々と差し切った末脚は特筆ものに見えました。
ドゥラメンテは気性に課題がある馬を出すことも多いですが、その一方でこういう能力の高い馬を出すのですから、やはり大したもの。クラブ馬なので、どこかのトライアルレースを使ってくるでしょうが、春のクラシック路線に乗るためには、短期間でどこまで気持ちが落ち着くか…といった精神面の成長がカギになるかもしれません。
高栁瑞樹先生、厩舎の皆さん、まずはおめでとうございます!
そして、初勝利をめざすブルータスのこともよろしくお願い致します!(^^ゞm(_ _)m
**2025/2/2東京9R セントポーリア賞(1勝C/芝1800m)・良**
セントポーリア賞【2025年2月2日東京9R】:競馬ラボ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます