シュウジデイファーム在厩のキョウエイカルラ’20は、現在は、おもに場内でハッキング2000mを消化しています。11月下旬の馬体重は427kgです。
◇石川代表のコメント 「初期馴致の際に手がかかることはなかったですし、集団に入っても比較的落ち着いて物事に取り組んでくれています。現在は左右のハミ受けの確認などを中心として軽く乗っている段階。遅生まれでまだ成長が伴っていないようなところもありますので、当面はBTC(軽種馬育成調教センター)入りを急がず、じっくり進めていきたいと思います」
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馬体重が427kgで「遅生まれでまだ成長が伴っていない」となると、小さくて頼りない姿を想像してしまいますが、実際に写真や動画を見ると、馬体は薄くなく動きには力感があり、筋肉を前後左右上下からギュッと詰め込んだような印象です。まだトモが高くてもうひと回りふた回り大きくなりそうですし、もう少し胴にも伸びが出てきそうな雰囲気ですからね。
また、「当面はBTC入りを急がずジックリと」とのことですが、現状、幼さが残る体型ながらも『やり出せば仕上げに時間があまりかからない』タイプのように感じますので、まずは成長待ちと基礎の習得優先で良いと思います。どちらかと言うと、乗ることに積極的でバンバン進めていくイメージのシュウジデイファームさんですが、馬の個性、成長進度にあわせていくのは当然ですし、結局はその方が効率よく素質を引き出せるということなのでしょう。
母キョウエイカルラ、父ロードカナロアでこの馬体ですから、典型的な短距離スピード勝負のイメージで、方向性が分かりやすいのも悪くないと思います。冬の間に成長をして、バンバン乗れるようになった時にどう動いてくれるのか、私の出資馬としては珍しいタイプだけに興味津々、楽しみにしたいと思います。
【シュウジデイファーム在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/12/10更新分)より】
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