モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20は、引き続き、日に20時間ほどの昼夜放牧による管理が続けられています。8月中旬の馬体重は412kgです。
◇森永代表のコメント 「あまり太らせすぎてもいけませんので、放牧地の青草が豊富な分、カロリーベースを落として馬体を調整中。先日来場した調教師によれば、『順調そうですが、遅生まれを考慮して育成場への移動は9月末から10月あたりで。さらなる成長を待ったうえで着手していきましょう』とのことでした。この中間には20分ほどかけて馬運車で本場へ行くなど、輸送の練習も消化。乗降、移動中ともに特に問題はありませんでした」
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この世代の矢作厩舎組では、ステラリード’20とハイアーラヴ’20はすでにシュウジデイファームに移動済ですが、本馬は遅生まれ(5/2生まれ)を考慮して、あと一ヶ月半ほど経ってから移動することになりました。
馬のタイプや成長進度に応じて育成開始を前後させるのは当然ですし、9月、10月の移動になったからと言って、それが遅いわけではないですから、ここでの成長待ちはきっと正しい判断だろうと思います。この一ヶ月で体重が10kg増えているように、ちょうど成長期に差し掛かっている雰囲気もありますしね。
そのあたり、矢作先生は実際に牧場に足を運び、ご自身の目で馬を見て、森永さんたちとも直接会話をして決めてくれるので、結果がどうであっても説得力があります。あまり牧場に行かない先生はダメ…という事ではないですが(全て任せるのもアリ)、一口馬主的にはすごくありがたいやり方だと思いますm(_ _)m
【モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/7/30更新分)より】
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