吉澤ステーブル在厩のカグヤは、おもにBTCの屋内坂路や芝コースを併用し、ハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回、ハロン13~15秒ペースで乗り込まれています。6/16の馬体重は444kgです。
◇鷲尾マネージャーのコメント 「雨天時は直線ウッド馬場での2本乗りなども取り入れて。馬体に刺激を与えて成長を促すような感じで進めています。操縦性や折り合いについては引き続きの課題と言えますが、操作自体が難しいというよりは、集団調教の中に入ると気持ちが盛り上がりやすい点にあるのだと捉えています。前進気勢の強さは本馬の持ち味でもありますから、スポイルしてしまうことのないよう乗り役との相性なども考慮し日々の調教に取り組んでいます。馬体的にはもうひと回り大きくなってくると、なお良いですね」
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4月から15秒を切るペースでの調教を継続していますが、その中で馬体重が(増えないまでも)減らないのは良いと思います。鷲尾マネージャーの最後のコメントにある通り、欲を言えばもうひと回り大きくなって、今ぐらいの体重で競馬に行ければ嬉しいのですが、そこはこの夏の過ごし方、成長次第になってくるでしょう。
その上で、前進気勢とイレ込み、テンション高すぎの境目は非常に難しいですよね。カグヤの場合はまだ「前進気勢の強さは本馬の持ち味」と言ってもらえているだけに、さらに鞍上の指示通りに動ける自在性、操縦性の高さを身につければ大きな武器になるものの、うまく両者のバランスを取りながら進めていく点においては今後も苦労がありそうです。
ただ、そういうところが課題としてクローズアップされるのは、基本的な走る能力は充分に高いからと言えるのではと。。ここ2ヶ月ほどでのスピード調教に加え、基礎体力面でも強化が進んできたが故に、競馬で勝つための『走りの精度』を磨いていくステージに入っているのだと思いたいです。(あくまで希望的観測ですけれど(^^ゞ)
【吉澤ステーブル在厩のカグヤ:公式HP(2022/6/1更新)より】
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