栗東トレセン在厩のマーテルは、22日にゲート試験に合格しています。
◇武幸調教師のコメント
「素直な馬でスッと反応が良く、上手にゲートを出てくれました。飼葉をしっかりと食べて、馬体重は先週から8kg増の448kgになりましたが、まだトモなどにボリュームが欲しい印象ですので、近日中に再び宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出し、さらに乗り込み量を積んでいきましょう。能力はありそうですから、慌てず大切に育てていきたいと考えます」
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マーテルがゲート試験に合格してくれました。先週時点では「発進がひと息」との話もありましたが、さすがに不合格になるような問題ではなかったという事ですね。入厩後2週間でキッチリ結果を出してくれたのは、計算通りに事が運んだという意味で大きなことですし、今後に向けてとても良い兆候だと思います。
出資馬がゲート試験に合格するたびに思いますが、いつか受かると分かってはいても、実際に合格するとやはり嬉しいですし、『これでいよいよデビュー戦に向かうぞ!』と、身が引き締まるような気がします。マーテルの場合は一旦外厩に出ることになりますが、次にトレセンに戻る時は、デビュー戦をはっきり意識することになりますからね。
という事で、あとしばらくは宇治田原優駿ステーブルでしっかり乗り込んでもらうわけですが、それにあたっての幸四郎先生のコメントが相当にイイ感じじゃないでしょうか。
「能力はありそうなので慌てず大切に育てたい」
こういう事を言われると、弱いんですよねぇ、私って。。ゥットリ(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
とにかくですね、22日にゲート試験に受かった主なライバルたちの情報を下に載せておきますが、ラッキーライラックの半弟などと並んで、マーテルも米国G1馬の孫娘として紹介されています。これからは強敵たちとの戦いが本格化していきますが、その大前提として、そう遠くない将来、いい状態で再入厩を果たしてもらわなければイケマセン(^^)
■ZBAT!競馬 『22日栗東でラッキーライラックの半弟など14頭の2歳馬がゲート合格』
4月22日(水)の栗東トレセンでは、2歳馬14頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。
グランメテオール(母ライラックスアンドレース、牡、松永幹)
半姉ラッキーライラックは2020年大阪杯などG1を3勝
サンバデジャネイロ(母ラフィカ、牝、奥村豊)
半姉エアパスカルは2008年チューリップ賞・G3の勝ち馬
マーテル(母マルヴァーンスプリング、牝、武幸)
祖母Chelsey Flowerは1996年フラワーボウルH・米G1の勝ち馬
モントライゼ(母ムーングロウ、牡、松永幹)
おじのMediceanは2001年エクリプスSなど英G1を2勝
カイゼリンの2018(牡、池江寿)
いとこに2018年ダービー馬のワグネリアン
ケンホープの2018(牡、藤岡健)
半姉プールヴィルは2019年フィリーズレビュー・G2の勝ち馬
ジュエラーの2018(牝、藤岡健)
母は2016年の桜花賞馬
ダークサファイアの2018(牡、高柳大)
おじにサウスヴィグラス
強い先輩に教えてもらうのは大事ですが、
そこまで行くには時間が必要そうですね。
まずは、同じ新馬どうしで目立ってもらえれば(^^ゞ