netkeibaさんがこんなポストをしていました。
2023年の種牡馬の獲得賞金世界ランキングは
— netkeiba (@netkeiba) January 5, 2024
1位 ロードカナロア
2位 ドゥラメンテ
3位 ディープインパクト
4位 キズナ
5位 ハーツクライ
…でベスト5を日本が占めるとのこと。
なおロードカナロアとドゥラメンテの差は約978万ドル。パンサラッサが獲得した🇸🇦サウジC1着賞金1000万ドルがそのまま差に。 https://t.co/wRmJZkbCFp
日本における2023年の種牡馬ランキングは以下の通りでありまして、1~5位の顔触れは変わらないものの、世界のビッグレースを制している1位ロードカナロアと3位ディープインパクトの順位が下がっているんですよね。
1位 ドゥラメンテ
2位 ロードカナロア
3位 キズナ
4位 ハーツクライ
5位 ディープインパクト
ロードカナロアについてはパンサラッサがサウジカップを勝っており、ディープインパクトはオーギュストロダンが英愛ダービーやBCターフを勝っていますから、『その分は計算に入れない』と言われたら当然順位は下がるワケです。
日本の種牡馬ランキングにおいて、海外レースの賞金を計算外にすることの意味はさて置いて、よく似た事例としてゴルフの『メルセデスランキング』というのがあり、ちょっと面白いなぁと思ってしまいました。
女子ゴルフの事例を簡単に紹介すると、昨年、一昨年とJLPGAの年間チャンピオンは山下美夢有選手だったわけですが、その順位は獲得賞金ではなく大会ごとにあらかじめ設定されたポイントの獲得を競う『ポイント制』で決まっています。数年前までは『賞金女王』という形で年間チャンピオンが決まっていたものの、高額賞金大会を勝った選手が突然上位になってしまうのは正しい評価にならない…などの判断があり、現在のメルセデスランキング方式が導入されたわけです。
ちなみにメルセデスランキングについては海外メジャー大会などにもポイントが設定されており、国内では今ひとつ勝ち切れなかった申ジエ選手が、海外メジャーで好成績を上げて獲得したポイントをベースに、最後まで山下選手と女王争いを演じたのは記憶に新しいところです。(ゴルフに興味のない方には何のこっちゃでしょうけれど(^^;))
まあ、これはもうどちらがどうという話ではないので、いや、どちらの考え方もあると思いますので、単に面白がっていればよいんじゃないかとも思いますが、あえて言うなら私の中での2023年リーディングサイヤーは世界で最も稼いだロードカナロア、ロードカナロアの代表産駒はサウジカップで1000万米ドルを稼いだパンサラッサということになっています。
その上で、あえて新たな提案をするとしたら、監督官庁との合意で決められている『日本で馬券が発売される海外レース』の賞金は、普通に獲得賞金に算入しても良いんじゃないかと思いますが、どうなんでしょうね(^^ゞ
広尾さんは中東では世界の大オーナー、間違いないですね(^^)
いずれパンサラッサ産駒で再び殴り込みをかけたいです!
しかし日本馬がトップ9頭中6頭とは…昔は種牡馬の墓場と言われていたのになぁ。
日本じゃ大したことない広尾さんも世界じゃスゴイと思いますね。サウジでは大オーナーでしょう(笑)