ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

ついに五十肩

2014-07-09 17:44:16 | 健康
もうずいぶん日にちが経つのだが、肩を痛めていた。

障害物があり、それを避けようとして身体をひねった時に、肩に激痛が走った。

以来ず~っと痛みがとれずにいた。

「これが巷で言われている五十肩というものかもしれない」と思ったが、そのうち治るだろうと思って、そのままにしていたのがよくなかったみたいだ。

痛まない程度に運動もしていたのだけれど、徐々に肩の関節が固まってきて、ついには腕が動きにくくなってしまった。

さすがにこれはまずいかも・・・と整形外科に行くとすぐにレントゲンを撮られた。

その後、診察室でレントゲン写真を見たお医者さんから病名を告げられた。

「ナントカカントカ関節炎」(長い名前だったので忘れてしまいました)

早い話が思ったとおりの「五十肩」だった。

医師は「これは大したことはない。注射一本打てば、すぐに楽になります」とおっしゃって、肩に注射をしてくれた。

注射をしてもらった後、お医者さんのお話を聞こうとそのまま椅子に座っていると、お年を召したそのお医者さんはこうおっしゃった。

「さあさあ、まかなって」

その言葉を聞いて、おもわず「あ~懐かしい」と思った。

子供の頃、よく親に「早くまかないなさい」と言われたっけ・・・

「まかなう」というのは、もしかしたら北海道の方言なのだろうか?

意味は服を着るとか、身支度をするということなのだけれど。

その日、私は手に上着を持っていた。

けっこう暑い日だったので、本当は上着を着るつもりはなかったのだけれど、お医者さんが「さあさあ、まかなって」と何度も言われるので、仕方なく上着を着ることにした。

お医者さんの前で上着を羽織っていると「どう?肩、楽になったでしょ?」と聞いてきた。

この時やっとお医者さんが「まかなって」とおっしゃった意味が理解できた。

腕が上がるようになったかを見たかったのだ。

まだ痛みはかなりあったが、気のせいかすこし楽になったような気がした。

「この注射をすればかなり良くなるはずですから。あとは自分でリハビリの運動をやってください」とのことだった。

「次はいつ来たらいいですか?」と聞くと「もう来なくてもいいです。三ヶ月しても治っていなかったら来てください」とおっしゃって、簡単な肩の運動が載っているパンフレットを渡された。

私としては、もう一回くらい注射をした方がいいのではないかと思ったが、その必要はないとおっしゃる。

それにしても、その日から毎日肩の運動をしているが、どうもすっきりと良くならない。

相変わらず腕は痛く、リハビリの運動をする時などはとっても痛い。

痛みをこらえながらリハビリをしていた時、ふと「水泳はどうだろうか」と思った。

水の中ならこんなにも痛みはないのではないだろうか。

そう思って、さっそくプールへ行った。

水泳は以前に何年間も続けていたのだが、ここ最近は泳いでいなかったので、本当に久しぶりのプールだった。

水の中に入ると久しぶりの水の感覚に嬉しくなって、いつものように身体を温めるためにクロールをした。

壁を蹴って颯爽とスタートしたつもりだったが、腕を回した途端すごい激痛が走り、泳ぐどころではなくなってしまった。

プールの中で腕を押さえて激痛に耐えていた。

痛みが治まってから、恐る恐る痛くない泳ぎ方をしていった。

クロールは肩を大きく回すのでまったくダメで、肩をまわす動作は同じだが背泳ぎならあまり痛くないことが分かった。

それから平泳ぎも大丈夫だった。

バタフライについては恐ろしくてやっていない・・・激痛が走ることは目に見えている。

二つの泳ぎをゆっくりやって、あとは水の中で腕を伸ばす運動などをしていたが、プールに行った翌日、かなり腕が上がるようになっていた。

今まで室内でしていたリハビリの運動ではこんなに良くなっていると思わなかったが、それがたった一度の水泳で効果が出たと思えた。

その後も時間があればプールに行くようにしている。

まだすこし腕が痛むので、洋服もゆっくりとしか着ることができないが、もうしばらくプールに通えば良くなりそうな気がしている。

早く前のように、ささっとまかなえるようになりたいなぁ。。。









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