コロナウイルスが流行り始めた3月末ころから、長女の仕事が減っていたのだが、ついに来月は休みを言い渡された。
休みになるのは長女だけではないが、とりあえず5月いっぱいを休むことになった。
今後の仕事は、コロナの状況次第だそうだ。
今はまだ解雇ということは無いと思うが、このまま自粛が長引けばどうなるかわからない。
「休暇中は給与の8割を保障します。すみません・・・」そう言って、問い合わせに応対してくれた会社の女性社員さんには、こちらの方こそ申し訳なく思った。
だれが悪いわけでもない。これはもう仕方がないことだ。
社会も自然と同様に循環している。
だからコロナの流行とは直接関係がない仕事でも、長女の会社のように回りまわっていずれ影響を受けることになる。
昨年11月から契約社員として初めて社会に出て働き始めた長女だが、やっと仕事にも職場にも慣れてきて楽しそうに通っていたので、ここで長期間休まなければいけなくなったことはとても残念だ。
また長女と違って、このお給料だけで生活している人にとっては、今後の生活の不安は計り知れないものがあるだろうと思う。そして、このような不安をかかえている方が、今も増え続けている。
それにしても一体いつまで続くのだろうか。
ところで最近この雰囲気、第二次世界大戦の時の雰囲気にすこし似ているのではないかと思うことがある。
といっても私は戦後生まれなので、その当時のことはテレビや義母たちの話からしか知らないのだが、なんとなく、なんとなく、そう思う。
例えば、戦時中は「(物を)欲しがりません、勝つまでは」だったが、今は「(外に)出たがりません。勝つまでは」になった。
そして、それを守らない者は非国民と呼ばれて批難の的になる(なった)。
75年近くが過ぎて、敵は連合軍からコロナウイルスに変わったが、社会の雰囲気はあまり変わっていないのかな。。。なんてふと思ったりする。
第一線で戦う兵隊さんたち(今は医療従事者の方々)のためにも、これ以上の戦死者(コロナによる死者)を出さないように国民ひとりひとりが一致協力、団結して戦っていかなければいけないのであります!
↑の文を書きながら、頭にハチマキをきりりと締めて、モンペ姿にタスキをかけたおばちゃんになった自分を想像してしまったわ・・・はぁぁぁ~~
コロナの流行によって、マイナスな事ばかりではなく、他人の為にという気持ちを持った人たちが現れてきたことは非常に素敵なことだ。
しかし、しかし・・・
とにかく早く終息することを願うばかりだ。