名峰大山(だいせん)
そして松江城(こちらは島根県)
初めて鳥取に来た。
昔、母がよく鳥取という地名を口にしていたので、初めてなのになぜか懐かしさを感じる。
といっても、母も来たことはなかったと思う。
母もまた親や祖父母から鳥取のことを伝え聞いていた。
曾祖父が知人の借金の保証人になり、財産すべてを失い遠く北海道まで逃げてきたこと。
逃げては来たものの故郷が恋しくて、故郷のことを子どもたちに話していたのだろう。
保証人にならなければ、、とよく母が言っていた。
とはいえ、曾祖父が北海道へ来なければ母も私も生まれていなかったので、やっぱりこれで良かったのかもしれない。
ところで鳥取の方は明るく親切な人が多いという印象で、何人もの人が観光情報を教えてくれた。
言い忘れたと言って、追いかけてまで教えてくれた方が、お二人ばかりいたのには感激だった。
では、たくさんの楽しい思い出話を持って、北海道に帰ります。