バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

複雑な気持ちで

2008年08月15日 | お仕事
複雑な気持ちの種は、こともあろうにあのベッキー(参考記事)に運ばれてやってきた。


超忙しいモーニングレポートを終え、私はデスクでメールを
チェックしながら、のんきにオートミールを食べていたときのこと。

いつもは用があれば、電話かメールでぱぱっと済ます彼女が
私のデスクに立ち寄った。私のデスクは、いろんなマネッジメントエリアに
近いので、彼女が何かのミーティングの帰りにでも寄ったのかと思っていた。

今までもそういうことが普通にあったので。

でも今朝は違った。

「おはよう。あのね、ケイエスにお知らせがあるんだよ。」

どういうわけか、彼女がそう言ったとき
その「お知らせ」は私にとってはあまりうれしくないかもと思った。

「さっき連絡があったんだけど、私昇格してね
別のポジションに任命されたんだ。」

そのポジションは彼女が今現在しているリード統計アナリストよりも
もうひとつペイグレード(給料の階級)が高い。
今度はインフォメーションシステムアナリストだそうだ。

私の職種もシステムアナリストだけど、彼女が任命された方の
職種は、規模が違うので貰う給料もうんと違う。

できるだけ笑顔を消さないように努力して聞いてみた。
「それって、ここのフロアから離れるってことだよね?」

ちょっと淋しそうな顔をして、「イエス」と彼女。
「でもあと最低30日は引き継ぎで残るから」


そっか。
ベッキーと一緒に仕事することも、とりあえず終わるのか...。

でも彼女には、起こって当然ぐらいのBig Promotion。
こういう人材が昇格してゆくのなら、ここの会社の未来は明るいよ。

以前、彼女が流した涙は無駄ではなかったんだね。

そう思うと、心の底から喜びがあふれてきて、
「良かったね!今まで頑張ってきた甲斐があったね!」
と言って、彼女を抱きしめてあげた。

私は、本当にうれしい。

うれしいんだけど、今非常に淋しい。
だって、彼女は私のBack Bone (体を支える背骨)だったから。
こないだはビタミンだったし


なんかこう、大好きな先輩が卒業すると同時に
東京へ行ってしまう事実を知ってしまって、
彼の門出を応援したい気持ちと淋しい気持ちの両方を持ち合わせて
切なくする女子高校生の気分。

そんな夜は岡本孝子を聴きましょう...




って、それはもちろんないけど(爆)
でも昔はよくお世話になりました (ぶっ)


とっても複雑な心境だ。
これからどうしよう...?




ってなことを考えながら、
今日は手間のかかるロールキャベツなどを作ってみた。

考え事があるときは、こういう面倒臭い料理で
気分をかえることがあったりする。
でも失敗も多い



キャベツを柔らかくして


中身をこねて、入れて、巻いてトマトソースで煮込むこと30分



完成品。   ...何か違うぞ、おぃ

トマトピュレーを多く入れすぎたか...。

(ロールキャベツの上に乗っかってるのはベーコンで
横にごろんとしてるのは余った中身をミートボールにして
一緒に煮たもの)

見かけは私の心境みたいに、どこか変だけれども
味は思いのほかあっさりしていて美味しかったデス。



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