バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

矯正歯科医の自信 (歯列矯正 通院13回目)

2009年05月29日 | 歯列矯正
今日はワイヤーの調整でキャスパー君に会いに行ってきたのだけど、
昨夜から、私は鏡を覗き込んではなんだかワクワクしていた。

ハニバニが「なんでニヤニヤしよるん?」と聞いてくる。

なんかねー、ちょっとした良い胸騒ぎがするのよぅ。

「明日のワイヤー調節、家に帰ってくるときはワイヤー
してないかもよ。」

ハニバニはいつものように、「また彼女の妄想癖が始まったか」
といわんばかりに笑う。

しかしだ

口の中、どう見てもまっすぐ揃っているし
これからどこをどう動かすというのだ。

私は医者ではないが、素人でもこれぐらいの判断はできるよ。

でね、話は戻って、今日ワイヤー調節に行ってきたわけだけど、
なんとキャスパー君からの驚きの一言に、私は思わず瞬きすら忘れそうになった。

「むーっ。どうしてこの歯、全く動かないんだろう?」

あの、一体どの歯のことでしょう?

「こことここがね、前回と比べてもほとんど動いてないよ。」

と、とんがったペンの先のようなものでチョイチョイと
つついて教えてくれるが、昨夜チェックした限りでは
全てパーフェクトだったと記憶する。

彼から発せられた思わぬネガティブなコメントに
ケイエスは暫し無言。

やっぱり、素人には判断は無理だったか (←当然だ)

それからキャスパー君は助手に次々と今回の作戦を指示し、
私には何度も口の開閉を命令して歯の噛み合わせをチェックし、
いろんな角度を変えては私の口の中に穴が開くかと思われるほど
凝視した。

私はすっかり意気消沈し、言われるがままに口をパクパクしながら
天井をぼんやりと見ていたら、
不意をついてキャスパー君がこう聞いてきた。

「Xデーはいつだったかな。」

口の中にキャスパー君の指が入っているので話づらいが、
「は?」と聞いたつもりで「はぇ?」と聞こえて
鼻の穴が全開になるほどおかしかった。

「旦那さんと賭けをしてるんでしょう?いつがケイエスのゴールだったかな。」

「11月1日ですよ。」

そう言いながら膨らみかけた鼻をさする。

「どうにかそれまでにワイヤー、外してあげるから。」

そう言って、キャスパー君は他の患者さんの椅子へと去った。

おぉぉぉぉ。
なんと耳に心地良い言葉だろう。

医者が自分のやってることに自信を持ってて、
しかも患者にそう言ってしまえることがカッチョよいではないか。

気を取り直して(単純明快それはケイエス)

前回(4/18)の写真



そしてこれが今回(5/28)の写真



もー、なんか全然変わってないんですが。

そういや、今回は今更こんな物まで初登場。


ゴム ゴム

右上の犬歯と右下の臼歯に引っ掛けていて、
すごい力でお互いを引き合ってます。
うっかりあくびしようものなら痛い目にあいます。

その犬歯の向きがキャスパー君の気に召さないようです。

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そういえば、今日は5月28日。
ハニバニのバースデー。

バースデーディナーは!



エスニックシュリンプとアボカドマヨソース、スパニッシュライス
それからほうれん草。

特に豪華ではないけれど、週末にでもまた外食してくるよ。

ちょくちょくコメントしてくれる「ゴニッパさん」もハニバニと同じ誕生日なんですねー。
ゴニッパさんも、お誕生日おめでとう!

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日本はすっかり華の金曜日ですね!T.G.I.Friday!

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いつもありがとう。

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