バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

通ってきた道

2019年10月09日 | お仕事
昨日の朝の話。

仕事中になんやら緊急のメールが入った。

英語わからん!教えて~


送り主は、姪のほのちゃん。

ずっと子供子供と思っていたけど、



時間は流れてあの子供が中学生だもんな。
私も年を取るはずだ。

彼女の通う中学校は、英語教育に熱心なところで、英語の宿題がどっさり課される。
彼女が悲鳴をあげてヘルプを要求してきたのは、英文法の三人称単数・複数
みんなが英語が嫌いになるきっかけは、きっとこの辺りか、冠詞(a・theの使い方)ではないか。


何でこれには「S」がついて、これにはつかんのん?


例えば、I go to school. She goes to school, but she doesn't go to school on Sunday.みたいなね。

お決まりの質問。
私もそれでけっこうつまづいた。

日本の英語は文法から勉強するので、英語苦手になる子がすごく多い。
いっそのこと、英会話に力を入れて、耳で聞く英語を学ばせると、
三人称単数や冠詞も自然に勉強できるんじゃないかと思う。


英悟は得意分野だったので、理解しやすい方法を教えてあげると
「なるほど!」と言って安心していた。
でも本当に理解してたのかな彼女(怪しい)。

ほのちゃん、これから先、現在完了進行形と過去完了と未来完了っていう楽しい分野もあるよ!

(と、脅しとく。)



さて、同じ日に、ニューヨーク支店にこないだ採用された男の子から
同じように「助けてー」とヘルプを求めるメールが入ってきた。

9月が終わって、3Qが終わったので、またレポートカード(成績表)がやって来る。
それに向けて、自己評価を提出しないといけなくて、彼は何を書いて提出すればいいのか困っていた。

私と彼、同じ職種でも彼のポジションのがもっと難しい種類のアナリストなので、
私と同じようにやりなとは言えなくて、まあそれなりにここをこうしてああしてね、とアドバイスしたのだけど
そう考えながら、私も最初は何を上司に伝えればいいのかさっぱりわからない頃があったことを思い出した。

英語の勉強もレポートカードも、私自身が通ってきた道なので
いろいろ教えてあげられることがある。

あの頃の面倒くさいと思っていた経験が、後になって他の人の役に立つことがあるなんて
当時は思いもしなかった。


何でも経験。


それは自分を育てるだけじゃなく、他人も育ててあげられるもの。



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夏が遠ざかって行き、
気温がぐっと下がる日が続き始めてから
フリちゃんのコートも少しずつ厚さを増してきております。





フリちゃんは本当に何もかもが丸いねーーーー❤と黄色い声で騒いでいると



やっぱりイカ耳でウザがられました。

ムカつく顔も可愛いよ:)




さりげなく一緒にセルフィー。



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