バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

彼女のHeartbeat

2018年10月13日 | 猫の話
ここ最近、夏がちょっとぶり返したみたいに暑かったけど
昨日からぼちぼち、これが正しい秋の感触みたいなものを感じるようになった。


猫というものは、人間よりも季節の変わり目に敏感なのか、暑くなりそうだと人間の体温から離れて
寒くなりそうだと、人間の温かさを求めてずいぶん近寄ってくる。


私が眠るとき、彼女はたいてい私の左のわき腹と左の腕の間に挟まる感じで眠る。
フリちゃんを脇に抱えて眠るというとわかりやすいね。


ハニバニが昼寝とか、夕食後にちょっとうたた寝するときは、これも彼の左脇。


聞くところによると、猫は心臓の音を聞くと安心するらしい。


人間の赤ちゃんも、お母さんの体内で心臓の鼓動をずっと聞いていたので、生まれた後もぐずった時は
心音を聞かせると静かになることが多いらしい。


ずっと昔、ミディが初めてうちにやってきた日。
環境が変わって怖かったのか、彼女は逃げまわったあげくに、冷蔵庫やソファーの後ろに隠れっぱなしだった。
やっと捕まえて、すごく怯えた小さな彼女を両手に抱きかかえて私の心臓の音を聞かせると
そのうち目を細めて、眠り始めた。


昨夜もちょっと気温が下がり、ソファーに横になってテレビを観ていたハニバニの左脇にフリちゃんがやってきた。



そして安心して丸くなって眠りに落ちる。
ハニバニは「こんなんじゃ僕が動けない」と言って迷惑がるけど、なんか嬉しそう。


実は、私もフリちゃんの心臓の音を聞くのが好きだ。


眠っている彼女の胸に耳をあてると、彼女が生きてる音がする。
音だけでなく、彼女の呼吸で胸の周りが上に下に、規則的に動いて
その呼吸に耳を当てている私の頭も上下するのが良い。


たまにお腹辺りから、「コポコポ...」という音がするのも良い。


フリちゃんに耳を当てていると、彼女から生まれてきたような気持になってくる。


暫くして、「もーウザい。」とか言うみたいに、私の匂いを消すべく
自分の体をザリザリ舐め始めるが、私はあえてそれを見て見ぬふり...




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