つくば植物園の海浜植物展示区画で見かけました。毎年夏に青紫のとても美しい花を見せてくれます。説明によれば、本州~四国・九州、東南アジア~オーストラリア等の海岸に広く分布し、「Vitex rotundifolia」、クマツヅラ科の常緑低木です。果実はコルク質の皮で覆われており、海流に乗って増殖するようです。写真は8月7日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけた食虫植物です。写真でお解りでしょうが、葉に棘状の剛毛が規則正しく並んで歯のように見えます。淡い緑色をして遠目にはとても美しく見えますが、じっくり見るとまさに食虫植物であることが分かります。英語名称は、葉にある剛毛を女神ヴィーナスのまつ毛に見立てて「Venus fly trap」だそうです。ハエを捕まえる罠と言う表現も面白いですね。北アメリカ大陸の東沿岸部の一部にのみ自生し、学名は「Dionaea muscipula」で、モウセンゴケ科ハエトリグサ属の一属一種の珍しい植物だそうです。写真は8月7日に撮影しました。