やっと暑い夏が終わり秋の気配を感ずるようになりました。夕方からは涼しくなって、コオロギが鳴き始めました。そしてやはり写真のような菊の花が園芸店でも多くなります。菊香る秋だなーと感ずる風景です。春は桜を愛でて喜び、秋は月を眺め、菊の香りを楽しんで酒を酌み交わす。まさに四季の美しさを持つ日本だからこそ続いた伝統ある風情です。自然を大切に保護しながら永く美しい風景を守りたいものです。写真は9月14日に撮影しました。
昨夜の雷雨で急に秋の空気に入れ替わって涼しくなりました。夏から毎日長く咲くこのセンニチコウはまさに千日も美しい紅色を見せてくれると言う意味なんでしょうか?長く咲き続けています。秋も終わり頃になると丸い穂が少し長くなってきて枯れて行くように記憶しています。まだまだ暑い日が続きそうですが、この花を見て、ひたひたと秋が近寄っていることを感じました。写真は9月14日に花壇で撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で観察路の手すりに巻きついていっぱい咲いていました。琉球諸島や台湾原産で、「Clematis taiwaniana var.ryukyuensis」、キンポウゲ科の蔓性植物です。直径1.5cm位の白い花た白くて丸いつぼみが星のように宇宙に浮かんでいるようにも見えます。温室の中も幻想的です。この植物の葉は水の中で擦ると泡が出ますが、その成分が止血作用があるとされます。写真は8月21日に撮影しました。