つくば実験植物園の菊の展示区画で今年初めて見ました。岩手県南部地方を中心に栽培されている食用菊で、王宮の名前を持つ珍しい品種です。まるごと青森HP(http://marugoto.exblog.jp/)の説明によれば、秦の始皇帝が愛でたと言われる宮殿の名前を持つ菊です。芳香を持ち、甘味があり、ザクザクとした歯触りが良いので古くから食材として愛用される品種です。江戸時代には食用菊は大衆化しており、多くの品種があったようです。現在でも約60種の食用菊があると言われています。山形地方で栽培される「もってのほか」やこの「阿房宮」が有名です。江戸時代に南部藩主が京都から取り寄せて栽培あを始めたとのいわれもあるようです。写真は10月17日に撮影しました。
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