つくば実験植物園の花壇で毎年咲きます。中国南部ヒマラヤに近い地域原産のシソ科の落葉低木です。花が綺麗なので、庭植えにしたりされ、遠くから見てとても美しい花ですが、近づいて葉を触ったりすると変なに臭いがします。これが和名の由来のようです。別名は「ヒマラヤクサギ」です。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の山地雨林温室の廊下で展示されていました。ごく小さな花で拡大レンズで撮影したものです。説明によれば、中国原産のタヌキモ科の食虫植物で、和名は流氷の海に住むクリオネに形やイメージが似ているからのようです。草丈は20㎝位で、細い茎に上の方に数輪の写真のような花が咲いています。花の直径は7㎜程度でしょうか。とても珍しかったので、7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。沖縄の海岸近くで自生するアオイ科の常緑低木です。和名は、この樹の枝などと切って水に入れると魚がしびれて捕れることから名づけられたようです。絶滅危惧IA類に指定して保護されています。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。ヒトリシズカは1本の花序ですが、このタイワンフタリシズカは、2本の花序を持っていました。写真はまだ蕾状態ですが、もう少しすると白い花になり、花序は垂れ下がってきます。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室1階で見事に咲いてくれました。名前の通り、「松明」に見えます。マレーシア~インドネシア地域に分布するショウガ科の多年草で観賞用の他、若い花は、食用にされ、種子は香辛料として利用されているとのこと。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室の1階で見ることができます。黒い花で珍しいので毎年撮影しています。説明によれば、インド北東部・東南アジア地域に分布するヤマノイモ科の多年草です。地下茎は食用とされるようです。黒い花で流通名は「バットフラワー」、「ブラック・キャット」等で販売されるようです。ひげが長く横に伸びており、黒猫のイメージはありますね。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園で7月に入って美しい花が目立つようになりました。説明によれば、中国中南部に分布する落葉樹で、花は観賞にされるとともに、薬用(利尿、通経)があるが、有毒であるので、注意を要すると記されていました。古来漢方として使われてきたようです。蔓性で生育が旺盛なので、公園などでも植栽されています。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の畔で毎年「半夏生」の頃に写真のように葉の半分ほどを白く化粧したように変化させる面白い植物です。半夏生と言うのは、夏至から数えて11日目の頃とされ、7月2日頃がその日に当たります。植物の名前としては、「半化粧」と記されていました。まさに葉の半分を白く化粧したように見せています。この白色も真夏の頃には緑に戻ります。写真は7月2日に撮影しました。