鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『Killer Queen』における爵位について考える・・・。

2011-07-06 22:53:34 | Weblog
暑さは、少しだけ落ち着いた感じ・・・。


Marie Antoinette・・・・・マリー・アントワネット
Kruschev and Kennedy ・・・フルシチョフとケネディ

Gumpowder, gelatine ・・・・・火薬、ゼラチン
Dynamite with a laser beam・・・ダイナマイト、レーザービーム
Baroness・・・貴婦人(男爵夫人か?)
Geisha Manah ・・・ゲイシャ・マイナ

英国のロック・バンド『Queen』の楽曲『Killer Queen』の歌詞の中に出てくる単語・人名などを列記してみたのだけれど、あのテンポのよい曲に合わせて、彼女・・・男を魅了する女性を歌っているようだ・・・。

『Killer Queen』・・・‘70年代に、この曲のタイトルを知ったとき、
『どういう意味なんでしょう~ねぇ・・・???』
とQueenファンの同級生に尋ねてみたのだけれど・・・。

『女王殺し』ってことでいいんでないの?
イギリスだしさ・・・。

ん十年して、ああ、こういう意味なのね・・・ってやっとわかりましたが・・・。
曲は、好きだったのけれど、意味が、全くわからなかった・・・わからなかったけれど、耳について、離れない曲だった訳で・・・。
コレが、ワタシの『Queen』デビューとなった曲である。

訳詩には、Baronessが貴婦人になっているので、欧州(・・・というか、イギリス)では、貴族の奥さんは、Baronessなのか・・・などと改めて思ったり・・・。

日本なんかだと、Baronessは、男爵夫人だろうけれど、貴族(華族)の爵位では、最下位ではなかっただろうか・・・?
公爵・候爵・伯爵・子爵・男爵・・・って順序だったと、ウロ覚えだけれど、かの国・英国では、ホワイトカラー・ブルーカラーの区別もはっきりしているし、貴族といえば、やはり、一般庶民とは、違うし、生まれながらの階級が支配する国だから、貴族でも最下位のBaronだってスゴイことなんだろう・・・で、貴婦人。

日本だと終戦後には、華族制度は、無くなっているし、明治維新のドサクサに紛れて、所謂、オカネで、爵位も買えたから、もともと宮廷に昇殿の許された堂上(とうしょう)家とは、また違う意味での貴族階級も存在したのだし・・・そのあたりからして、日本とイギリスの爵位は、比較のしようもないのか・・・。
似て非なるものなのかも・・・。