鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

幻想・贅沢ドラマ館:第一夜~『檀林皇后私譜:杉本苑子・著』

2012-07-11 22:53:41 | Weblog
炎天下の午前11時半・・・。会社での集会・・・。顔が、真っ赤っか・・・お猿さんみたい・・・ううっ!



昨夜の口上に引き続きまして、4日前に原作のレヴューを書かせていただきましたので、早速、こちらの独断なヴィジュアル・イメージを・・・。


橘嘉智子(檀林皇后)は、絶世の美女。
世の中に美人女優は、多けれど、さてさて、・・・何方さまに演じていただきましょうか?
故・夏目雅子さん・・・かな???或いは、故・大原麗子さん、若い頃の佐久間良子さん・・・。

橘逸勢・・・平安三筆のひとり。
橘(きつ)秀才役は、内野聖陽さん。遣唐使留学生として、唐に渡るも堕落。従姉妹であり、弟子でもあり、主人でもあり、心を寄せる嘉智子を神野皇子(嵯峨帝)に、横取りされ、凋落のしっぱなし。
貴族の子弟でありながら、官職にも付かず、昼間っから酒を飲み、唐の娼婦に押し付けられた自分の子供かどうかもわからない少女を育てている。
反骨精神にあふれている反面、純真・・・。芸達者な内野さんならでは・・・?

神野王子(嵯峨帝)
禁中一の美男。怜悧冷徹な性格。自分は、決して表面に出ることがなく、老成した雰囲気がある。
表面は、優しいが、決して自分の心をひとに、見せようとしない。長身細身。
嵯峨帝役は・・・堺雅人さんでしょうか?あのにこやかで、爽やかな笑顔の裏に、猥褻な毒を隠していそうな演技ができるのは、堺さんかも・・・?もうひとり、候補として、小西遼生さん・・・ルックスがいいです。

平城帝(安殿太子)
同母弟の神野王子に出し抜かれて、帝位を追われ不遇の生涯を送ることになるある意味、能天気で、おぼっちゃま気質。藤原薬子を寵愛する。吹越満さん。或いは、オードリー・春日さんか・・・。

藤原薬子
歴史上では、結構悪名高い女性ではありますが、本篇では、美しく賢いブレーン役。
霧を纏う野アザミ、紅紫の花弁を露に濡らして、きりっと咲き静まるつよさ、あざやかさに目を洗われない男はいない・・・と橘秀才に言わせるほどの才媛。天海祐希さんなんか、イメージなんだけどな・・・。もっと、妖婦的な要素のある女優さんの方が、いいかな・・・或いは、余貴美子さんとか?
このお話とは、関係ありませんが、天海さん、持統帝役でドラマやりませんかね?絶対見ちゃう。

正子内親王(淳和帝妃)
最後の最後まで、嘉智子に反発する娘。田畑智子さん。このひとは、なぜか?反抗的なイメージ(あくまでも、イメージですが・・・)ありまして。ただ、それだけなんですが・・・。
屈折した皇女なんかやられたら上手そう・・・。


・・・などなど・・・と、まことに勝手なイメージをもって、第一夜終了でございます。
或る日、突然終わるか、知らないうちに、自然消滅しているかもしれませんが・・・。

またのご来館を心よりお待ち申し上げております・・・なんちゃって・・・!!!